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11月17日 日本で一番大切な会社に

11月17日ですね。


日本でいちばん大切にしたい会社、という本があります。

私も経営者として、こうした会社を目指したいと思っています。


が、経営してみて、本当にこうした会社を実現するのは難しいと考えています。

理由は明確で、弊社の値段が安すぎたから、という一点につきます。

自社のメンバーに報いるには、まず売り上げを確保する。

それができておらず、自社メンバーよりも先にお客様のことを考えてしまっていました。

その結果、適正額よりも安い金額で引き受けてしまい、さらに仕様変更要望が重なってますます利益を削られていく。


日本でいちばん大切にしたい会社に登場する企業は、まず製品をきちんと打ち出しています。

それをもとに、値付けもきっちりとし、利益を確保します。

その際に社員や従業員に報いる利幅も確保した上で値段を設定しています。

この時にやってしまいがちなのは、支出、つまり給与や待遇を下げてしまうことです。


待遇は下げず、逆にあげる。

これをした会社こそが、日本でいちばん大切にしたい会社として選ばれるのでしょう。

ただ、ここに選ばれた錚々たる企業には、ソフトウエア業は含まれていません。

お客様からの要望に合わせた構築が主になってしまうソフトウエア業は、就業の待遇を良くするどころか、仕様変更やバグ対応に振り回されるからでしょう。


ですが、弊社はあくまで「日本でいちばん大切にしたい会社」を目指したいと思っています。


そのためには、金額設定をあげることです。

まず売上をあげて、利益を確保しなければ。

そのためには都度受託して作成するやり方に頼るのを改めなければ。

そのままでは必ず仕様変更が発生し、バグ対応の負担がかかってしまいます。


まずサービスを打ち出す。

実はCybozu Daysの前に二つサービスを打ち出しました。後二つ、手元に次のサービスを用意しています。

必ずや、日本でいちばん大切にしたい会社を目指したいと思います。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。