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8月9日 過去の教訓から学べる事は多い

8月9日ですね。

長崎原爆から77年。


悲惨な経験を思い返す苦しさに耐えながら、平和のための語り部となって活動されている被爆者の方々。

そうした方々が取り上げられた記事を見ると、語り部の方の年齢は80歳代後半から90歳代になっています。


昔から被爆者の高齢化はずっと言われていました。無残な体験を後世に伝える方々の高齢化は、出来事そのものの風化につながります。もう77年と言えばほぼ歴史に属します。歴史の中に起こった出来事は、歴史の中に埋もれていくとともに、他人事になります。それとともに、平和への危機感も麻痺していきます。


ですが、原爆の投下を歴史の中の出来事に埋没させてはなりません。

今のわが国は、近隣の国に領空を侵犯され、ミサイルが飛んでくるリスクに常に脅かされています。また、現在進行中のロシアによるウクライナへの侵略では核兵器の使用の可能性が取り沙汰されています。

物騒で剣呑な世の中です。その世の中にあって、被爆体験を歴史上の人ごととして捉えるのではなく、自分自身のことして捉えたいと思います。

私も含めてウクライナの人々の惨状を、遠い国の出来事と思っているとしたら、それは誤りです。かつて自分たちの国でこのような悲惨な出来事があった事実を心に刻んでおきたいものです。


私自身、自分の10歳頃の記憶などほとんど残っていません。

ですが被爆者の方々にとってはあまりにも強烈な体験だったのでしょう。そして、その記憶にずっと苛まされ、心の奥底にしまい続けて来たのでしょう。


6日に広島で、9日に長崎で記念式典が行われました。

私も仕事に追われている最近です。が、忙しい中でも過去の出来事を教訓とし、そこから戒めを常に受け止めたいと思います。

自分たちが平和の礎の上で仕事ができていることを感謝して。


私もまた、長崎か広島の原爆資料館に行こうと思います。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。