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4月27日 統制すると面白くなくなる

4月27日ですね。

Twitterまとめサイトで、このような記事がありました。

これ、とても共感しました。


私は今までにいろんな企業の中で仕事をしてきました。全国に支店を展開する固い職場の本店からベンチャースピリットに溢れた会社まで。


組織になればなるほど、組織として固まれば固まるほど、統制の名の下に当初の面白みが失われていき、保身と管理だらけの会社が出来上がってしまう。

大組織とはそのようなものだと、私ははなから達観しています。


今、自分が経営者の当事者になりました。そして雇用を始めました。

そして今、まさに会社が面白くなくなりつつある過程を、自分自身が進めなければならないことにジレンマを感じています。


誰も自分のように働けません。それどころか今の自分がかつてのように働けていません。

価値観の強制が大嫌いだった私。当然、自分の価値観をメンバーに押し付けることは御法度です。

コンプライアンスや働き方改革の声もある中、稼働時間は抑制しなければなりません。そもそも残業代を無限に払えるほど、今の弊社には資金がありません。

残業代を出さずに働かせられればよいのでしょうが、そんなブラック搾取企業にはしたくありません。


そう考えると、メンバーを守るための仕組みは必要だし、会社としても法的に必要なところは遵守しなければ。

今までやってこなかった規約の作成や稼働時間のチェックなど、面白くない会社になりつつあるような気がします。


その一方、うちの今の技術力ではこの先厳しいことも明白です。

稼働時間の枠を取っ払ってでも学び続けてもらわないと数年後にやばいことになる。

それも見えています。


私を指して周囲は変態だといいます。

それは褒め言葉だとして、全員が変態であるべきかどうか。

全員が変態であれば会社は分解するでしょう。ですが、全員が杓子定規だと会社は当てはめた定規の枠以上には成長しません。

スタートアップメンバーの変態率が多めだったのがGAFAMであり、MATANAなのでしょう。一昔前ではソニーやホンダもそうだったのかも。

そして当然、この記事の中に出てくる会社も。


色々と考えます。


誰も自分のコピーロボットではありません。

家庭を蔑ろにした働き方を放置してきたのが今のわが国の少子化の体たらくです。

家庭とプライベートの予定を大切にする会社でありたい。限られた時間の中で、タスクの成果を上げ、自分も成長する。


どうすれば限られた時間でスキル向上を図るか。

そこにつきます。

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Yoshikazu Nagai(長井 祥和)
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