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6月23日 続けるには早めに始める事

6月23日ですね。

今日は妻のココデンタルクリニックが開業した日です。

2012年のことです。
もう11年が経ちました。

今日、ここに書くのは、自分語りです。
体力のあるうちに挑戦しておきましょうというススメです。

ココデンタルクリニック。
この11年は、順風満帆どころか、苦労の連続でした。もう、閉院することを妻に何回進言したか覚えていないほどです。

でも、苦労した甲斐があって、歯科医としての収入も昨年あたりから黒字になったようです。
妻は今も人を雇わず、ワンオペでやっています。
そして、長年続けることで、今でも新しい患者さんに継続的に恵まれているようです。

長年続けていると、世の中への認知は高まります。小細工を弄す必要もありません。
その結果、患者さんは継続的に来るようになります。

これ、どれだけ飾り立てようが、マーケティングをしようが、時間の経過に勝るものはありません。
長い間やっているからというだけで、ブランディングは確立します。

これ、妻が今から開業を決断していたら、10年近くかかってしまいます。
11年前にやっておいてよかったと思います。年齢的にもギリギリだったのだと思います。

11年前にやっておいてよかった事は他にもあります。

この年は年始から初のkintone案件の開発に着手し、4月からお客様での運用にこぎつけられました。
また、4月からは地元の自治会の総務部長に就任し、自治会のIT化を推進しました。
さらに、4月からは某プロジェクトのPMOとしてお台場まで朝から深夜まで常駐する日々が始まりました。

この三つは、全て今の私や弊社のキャリアに繋がっています。

もちろん、全ては11年間の結果論です。

その一方、確実に言えることがあります。
11年前にこれらのことから身を背け、逃げたりしていたら、今の自分とは全く違う境遇になっていたことです。

そして、50歳になったからといって一念発起し、かつてと同じことを始めようとしても、もはや気力と体力が追いつかないことです。

今の私が当時の日々を再現できる自信はありません。
お台場から終電で帰ってきてから、書類を作成し、40数班の班長宅に手で配り歩く。そんなことももうやれる自信はありません。

経験が備わった今の私なら、そうした作業をより効率的にこなせるでしょう。ですが、その分衰えた体力はカバーできません。

全ては結果論であることも承知しています。
が、早めに今の境遇とちがう事に挑戦し、苦労しておくことです。さもないと、そこからの経験を実らせるための時間が足りません。
できれば30代のうちに。強く勧めておきます。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。