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妖怪シェアハウス

「ただいまー」扇情的ナース服の美女が帽子をソファに投げると、三角形の耳がぴょんと飛び出た。

「お帰り。収穫はどうだった?」

「大漁、Lineの友達が168人増えたわ」女はナース服を脱ぐと、体中に粗い体毛が生え、恐ろしいワーウルフの姿に戻った。

「これじゃ暫く食事に困らないね」キッチンで挽肉を混ぜている白人少年姿が言った。「やはり餌集めは女子が適任だ」

「アンタも稼ぎさないよ。擬態は大変だから」人狼が冷蔵を探った。「腹減ったな」

「ちょっと待ってね、今ハンバーグ作るから」「これ、人肉100%な?」
「そう、ジムで知り合っだ。筋肉がいい具合の娘だったの!」「やった!楽しみ~」

人狼がテレビを点けた。渋谷のハロウィン盛況が報道されている。

「そういやフランクは?」

「んん?途中ではぐれちゃったよね、朝に戻んじゃない?あっ」

テレビの画面に、全身縫合痕の男が転覆した軽トラの前にポースを取っている。

「「フランク!?」」

(第二話 保釈金はぼくの命!?お巡りさんはいじわるハンター! に続く)

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貴方の人生においてなんの役にも立たない作品を目指しています。誤字がひどいですので見つけたら教えてください。

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