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『私はピエロ⁉️』

昨日、ウィッキーさんと出会えた話を
書いてみました。

そこから
当時の話をいろいろ思い出しました。
楽しかったなぁ〜

私が中学2年生の頃の話。


当時、
私はとにかく笑いをとりたくて
笑ってもらえたら幸せでした。
関西の中学には
こんな生徒たくさんいたと思う。



ある日

『合唱コンクール』の発表会

に向けて、

課題曲

『翼をください』

の指揮者を誰がするのか?
学級委員が
みんなから意見を求めた。



私はというと、
相変わらず隣の生徒を
全力で笑わせていた。
腹を抱えて笑っている姿を見て
ご満悦な私。



学級委員の話など聞いちゃいない。
全力で笑わせて満足して
ふと黒板に目をやると



指揮者の文字の横に
なぜか私の名前が書かれていた‼️



誰かが私を推薦していたらしい。
他に推薦者もなく
なんと、
私が指揮者に決まったようだ。


『おーい!ちょっと待て〜』

と叫ぼうとしたら


担任の桂三枝(現在、6代目桂文枝)

いらっしゃ〜いでお馴染み

に似ている40代の女の担任が
(ポマードでコテコテな髪型をしていた)
仁王立ちになり叫び出した。


『あんたら、わかってるの?
この子を選ぶということがどういうことか?あんたらは、このクラスをむちゃくちゃにするつもりか〜⁉️』


と、怒鳴り出した。



ちょっと、ちょっと〜
何?この展開⁇

ウソ〜!!!!
私をギャグで選んだ生徒のために私の公開処刑が始まってるやん⁉️

しかも、本人の目の前で
そんなムチャなセリフ言うか⁇
と思っていた。



普段からクラスを全力で笑わせようとする
私は三枝先生から目の敵にされていた。
ピリつく教室。



私が立候補したならともかく
推薦で選ばれただけで
私は関係ないやん!
完全なる『もらい事故』です。



いや、私の普段からの行いのせいで
クラスを巻き込んでしまっているのか⁈



この空気をなんとかしようと
思わず立ち上がって

『まあまあ先生、
みんなも反省しているし、
ここは私に免じて堪えてつかあさい』


と、ドラマか映画で
聞いたことがある言葉を挟むと

『あんたのこと言うてるんやないの!
どの口が言うてるの〜』


と火に油を注いでしまった。
真っ赤っ赤な三枝先生!

『俺?俺か〜』


と自分を指差して言うと
教室は大爆笑になってしまった。


そこで桂三枝の口から出た言葉が

『このクラスには
    ピエロがいる‼️』


だった。
(今なら大問題ですよね)
ピエロ認定された瞬間です。



2度目の

『俺?俺か〜』


お笑い界で使われる
同じボケを何度もかます
「天丼」の効果になってしまい
大爆笑のルツボとなってしまった。



怒り狂う三枝先生。


私から飛び火して
笑っている生徒が何人も叱られた。


今度は間違いなく
私が巻き込んでしまった事故だ。
1番叱られていたのは私を推薦した友達だ。



その友達と
学校からの帰り道

『まぁウケたからええか!』


と笑い合ったのは言うまでもない。
全く懲りていない。
アークン14歳の話でした。

タイトルは
高田みづえさんの名曲
『私はピアノ』からイメージしました。
昭和歌謡ステキ〜♪

明日は
合唱コンクールがどうなったのか?
書いてみようかな。


最後まで読んでいただき
ありがとうございます。


#66日ライラン
6日目

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