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『若者のすべて』

8月も終わりが近づくと
この曲を聴きたくなるんです。


歌手 フジファブリックの
『若者のすべて』です。
2007年の曲です。


高校の音楽教科書に
歌唱教材として掲載されています。

フジファブリックって
皆さんご存知ですか?
こんなバンド。

日本のロックバンド。2000年に山梨県富士吉田市で志村正彦を中心に結成され、幾度ものメンバーチェンジを経て2004年にメジャーデビューした。
2000年代の日本のオルタナティヴ・ロックを代表するバンドとして人気を博すが、2009年12月に志村が急逝。その後は残された山内総一郎、金澤ダイスケ、加藤慎一で活動を継続。現在は既に志村在籍時の年数を追い越しており、精力的に活動を続けていた。
2024年7月3日、「この20年間でバンドに対してすべてを出し尽くした」という理由からメンバーの金澤が脱退を申し出たことで、今後のバンドとしての活動継続が困難と判断した事から、2025年2月にバンド活動を休止することを発表した

Wikipediaより


作詞作曲をした
志村正彦さんの
なんともいえない声良いですよね。
(語彙力〜😭)


『若者のすべて』
の歌詞がまた良いんです。
エモいって言うのかな。
(昭和が無理してる〜)

最後の花火に今年もなったな
何年経っても思い出してしまうな
ないかな ないよな
きっとね いないかな
会ったら言えるかな

『若者のすべて』より

夏の終わり
花火というワードが
私の記憶を辿らせます。
記憶の海にダイブします!
花火、屋台、彼女と
いろんなエピソードが浮かびます。
みんな一夏超えて成長していくんです。


さらにこの歌詞です。

夕方5時のチャイムが
今日はなんだか胸に響いて
「運命」なんて便利なものでぼんやりさせて
最後の花火に今年もなったな
何年経っても思い出してしまうな

『若者のすべて』より


切ない。
あのチャイムですよ。
聴き慣れたあのメロディが
今日は胸に響いてるんです。
あるよね!そんな日が🎵
誰にもある。
なんだか
夕暮れと相まって切ないんです。
Qoo
胸がキュッと熱くなります。


当時のボーカル志村正彦さんは
29歳という若さで
2009年12月24日に永眠されました。
ホントに惜しい人を失いました。



話は変わりますが、
ギターの山内総一郎さんを
(『若者のすべて』では白シャツでギター弾いています)
私は知っています。
彼が高校の時ですが。
リアルで何回も話しています。
面白い子でした。
元サッカー少年です。


志村さん亡き後
山内さんがボーカルとして
頑張っていたので応援していました。
『手紙』って曲もいいんです。
故郷を思う歌です。

久しぶりにYouTubeで見ていたら
ふとコメント欄が目に止まりました。

Mステさ 今のフジファブリックの曲やるんだと思ってた 思ってたんだよ でも皆志村と出ることを選んだんだよ 泣くに決まってるじゃんか 涙止まらなかったよ なあなんで死んでんだよ志村 志村聴いてんのか 皆志村とMステ出ることを選んでくれたんだぞ 聴いてんのか 総くん 志村の歌い方そっくりだった なんだ志村 そこにいんじゃねえか 今のフジファブリックもいい曲出して 進んでいってる でもそこに志村を選んでくれたメンバーには感謝しかない 本当にありがとうございました。

『手紙』のコメント欄より


泣けました。

2019年かな。
フジファブリックが
タモリさんのMスタに出た際に
今の曲ではなく
『若者のすべて』を選びました。



演奏前のトークで
山内総一郎さんは
志村さんが残したノートに


「『ミュージックステーション』に出たい」

と書いてあったと明かしました。


歌の中で
志村さんの声が流れる。
山内さんの声と重なる。
2人で『若者のすべて』を歌ったんです。
泣けます。
泣くに決まっています。
Xに映像がありました。
是非とも見てください。


今、
私は喫茶店で泣きながら
この記事を書いています。
泣けてしかたない。


皆さん
ここまで読んでいただいた上で
夏の終わりに
是非『若者のすべて』聴いてください。


山内君
いや総ちゃん
また連絡します。


最後まで読んでいただき
ありがとうございました。


#66日ライラン
63日目

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