新ドラマ『魔法のリノベ』&『家庭教師のトラコ』&『新・信長公記』

総務省統計局の調査によると、趣味・娯楽として演劇を挙げる人が、男性が9.7%で女性が19.1%。意外に男女差がありますね。一方、テレビドラマを週1本以上見る人は約6割。ほぼ毎日が19%、週に数本が27%ということで、まだまだドラマが娯楽の中心にいることはたしかなようです。

そんな敷居が若干高い演劇ですが、実はテレビドラマを支えているのは演劇出身の俳優や脚本家だったりします。松尾スズキさんや宮藤官九郎さんが所属する「大人計画」はその典型でしょうし、名優やバイプレイヤーと呼ばれる小日向文世さんとか松重豊さんらも劇団出身。

そんな演劇とドラマの親和性が高い劇団の一つにヨーロッパ企画がありますが、主宰の上田誠さんが脚本を担当する7月期ドラマ『魔法のリノベ』が発表されました。原作は星崎真紀さんの同名マンガで、主演は波瑠さん、共演に間宮祥太朗さん。

訳ありで「まるふく工務店」に転職してきた元大手リフォーム会社のエース・真行寺小梅(波瑠さん)と、営業成績0点でバツ2シングルファザーの同社の長男・福山玄之介(間宮さん)の凸凹コンビが、五感と機転と根性を駆使したリノベ提案という“魔法”で、スカッと華麗に解決していく人生リノベーションお仕事ドラマ。

福岡は芸能人を多数輩出する県として知れていて、一例としてタモリさん・森口博子さん・博多華丸さん・氷川きよしが同じ中学校出身というものがあります。

では、隣の熊本県はどうでしょう。有名なところでは、ウッチャンナンチャンの内村光良さん、くりぃむしちゅーの上田晋也さんと有田哲平さん。俳優ですと、宮崎美子さんや夏川結衣さん、高良健吾さんに倉科カナさん、そして橋本愛さん。

「ミス・セブンティーン」オーディションで、広瀬アリスさんらと共に、13歳でグランプリを受賞した橋本さん。『あまちゃん』でブレイクした感がありましたが、意外にも7月期ドラマ『家庭教師のトラコ』で地上波民放連ドラ初主演。脚本は『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』の遊川和彦さん。

謎の家庭教師・トラコ(橋本さん)が、年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親と3人の子供を救う個別指導式ヒューマンドラマ!

大河ドラマでは同じ時代が何度も描かれるため、一人の歴史上の人物をさまざまな方が演じていて、大河ファンの間では誰が一番よかったかなどという話で盛り上がったりします。

織田信長なら、『秀吉』で渡哲也さん、『利家とまつ~加賀百万石物語~』で反町隆史さん、『軍師官兵衛』で江口洋介さん、『真田丸』では吉田鋼太郎さんなど錚々たる顔ぶれ。『麒麟がくる』の染谷将太さんも凄かった。民放ですと、小栗旬さんの『信長協奏曲』も人気でした。

そんな信長が主人公の7月期ドラマ『新・信長公記 ~ノブナガくんと私~』の放送が決定。主演は『おかえりモネ』の熱演も記憶に新しいKing & Prince・永瀬廉さん。甲斐谷忍さんの漫画原作で、脚本は『半沢直樹』の金沢知樹さんと『おじさまと猫』の伊達さん。

名だたる戦国武将のクローン高校生たちが同じ学校に集結。くせ者揃いの英雄たちが、知力と武力で総長目指して大暴れする、新しい学園天下取りエンターテイメント。


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