見出し画像

ドラマ日記『にじいろカルテ』(第2話)

山奥の診療所にやってきた訳ありドクターの真空(高畑充希さん)と、外科医・朔(井浦新さん)、看護師・太陽(北村匠海さん)が命と向き合っていく、笑って泣けるチーム医療ドラマ『にじいろカルテ』第2話。藤井風さんの主題歌「旅路」も長めでした。

連日の診療所の大行列に、体調を悪化させていた真空でしたが、朔や太陽に頼ることができず。そんなある日、ある患者の“優しい嘘”を見逃してしまい、まさかの診断ミス。救えるはずの命が危機に…というストーリー。

料理がまるで駄目であることが分かった真空など、それぞれのキャラが明確になってくると共に、“くせにポイント表”など3人の関係性が深まった今回。朔がいい始めた「くせに」を数える流れに、先週の『バイプレイヤーズ』松重豊さんの「クソ!」に続き、『アンナチュラル』が思い出されました。

本格的に診療が始まり、どういう医療ドラマになるのだろうと思っていましたが、一番近いのは『Dr.コトー診療所』(2003-2006年)かなと。医療資源が乏しい過疎の村、秘密を抱えながらも待ち望まれた医者は、ある種やりすぎな程に人情味溢れ。

口は悪いが有能な看護師に、医師を連れてきた役場職員。個性的で(一見)元気そうな老人たち。ずいぶん老けてしまったものの、似たような立ち位置に泉谷しげるさんがいますし、たしか、2004年版には光石研さんも出演。

今期は偶然ですが、認知症患者役が多いですね。本作の安達祐実さん、『知ってるワイフ』の片平なぎささん、『俺の家の話』の西田敏行さん(疑)、『監察医朝顔』の時任三郎さん(疑)。設定も描き方も様々で、興味深いところ。

各話のエピソードを重ねて、どこまで面白くなっていくのか注目しています。とりあえず、最後まで視聴決定。


この記事が参加している募集

コンテンツ会議

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?