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俳優ノート『片岡愛之助さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年春ドラマ『レンアイ漫画家』に出演する片岡愛之助(6代目)さん。

歌舞伎と無縁の一般家庭出身。子役として舞台に立ち、その後歌舞伎にも出演。将来性を買われて13代目片岡仁左衛門の部屋子となった後、二代目片岡秀太郎の養子となり、六代目片岡愛之助を襲名。妻は女優の藤原紀香さん。

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子役時代からドラマ出演していましたが、一躍有名になったのは『半沢直樹』(2013、2020年)の国税庁査察部のエリート黒崎役。オネエ言葉や急所掴みなど、強烈なキャラクター。2013年版では半沢直樹(堺雅人さん)に敵対していましたが、2020年版では半沢に協力、感動シーンもありました。

東京中央銀行大阪西支店の半沢は、融資課長として行内業務の中心的役割を担っていた。ある日支店長から強引な指示が下り、西大阪スチールから「無担保」の5億円の融資契約を取り付ける事になるが…バンカー・半沢直樹の銀行内外に現れる“敵”との戦いを描く痛快ドラマ。

『刑事7人』シリーズ(2015年)のレギュラーを経て、大河ドラマ『真田丸』(2016年)に登場。片岡さんは豊臣家臣の大谷吉継役で、盟友の石田三成(山本耕史さん)と運命を共にするところが泣かせます。

戦国時代最後の名将・真田幸村(堺雅人さん)。乱世を生き延びていくために、迷い、悩み、苦しみながら成長していく家族愛にあふれた次男坊・信繁の生涯を描くNHK大河ドラマ。

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最後は、『半沢直樹』などの演出で知られる、TBSのエース福澤克雄監督の『七つの会議』(2019年)。片岡さんは、花形の営業第一課課長役。主人公(野村萬斎さん)にパワハラで訴えられ、人事課に左遷されてしまいます。傑作。

ある日突然、社内で起こった坂戸(片岡さん)のパワハラ騒動。そして、下された異動処分。訴えた当事者は、“ぐうたら社員"の部下・八角(野村さん)だった。不可解な裁定に揺れる社員たち。だが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた…。


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