ドラマ日記『鎌倉殿の13人』&『ミステリと言う勿れ』(第6話)
鎌倉時代、源頼朝(大泉洋さん)にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時(小栗旬さん)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第6話。石橋山の戦いに大敗した頼朝たちの逃亡劇が描かれました。
大庭景親(國村隼さん)率いる平家方の前に大敗を喫した頼朝の一党。この合戦で一党を引っ張ってきた坂東武者も戦死してしまう。敵の追撃から必死に逃れる頼朝は、信頼する従者・安達盛長(野添義弘さん)らとともに石橋山山中に身を潜める。
コミカルとシリアスの塩梅が巧みな三谷幸喜作品。序盤はコミカル多めでしたが、今回はさすがに敗走がメインということもあり、シリアス強め。そんな中でも、八重(新垣結衣さん)と政子(小池栄子さん)の新旧妻のマウント合戦からの、政子水桶蹴りが緊張感の中のいい緩衝材。
「吾妻鏡」にある梶原景時の頼朝見逃しも描かれ、景時役で中村獅童さん登場。三谷作品の『新選組!』の捨助役との落差が凄い!今にも沈みそうな小舟で、千葉に渡った頼朝。来週は義経(菅田将暉さん)も本格登場かな。
かつて身に覚えのない殺人容疑をかけられた大学生・久能整(菅田将暉さん)が、事件を解決する『ミステリと言う勿れ』の第6話。複数話で「天使の連続放火事件」が描かれる模様。
大隣総合病院に検査入院している整は、院内にある温室でライカ(門脇麦さん)と出会った。翌日、退院手続きを済ませた整は、患者の下戸陸太(岡山天音さん)とぶつかってしまう。
ライカに導かれ、連続放火現場へたどり着いた整は、陸田と香音人(早乙女太一さん)のコンビに目をつけられ、ラストには倉庫で陸田に襲われてしまい…次週へ続く展開。
早乙女さんは今クールは、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』と『封刃師』に続いて三作目。どれもいい芝居を見せています。前クール『最愛』に続いて登場の岡山天音さんも、演技巧者ですよね。春ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』にもレギュラー出演予定です。
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