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ドラマ日記『花咲舞が黙ってない』(第2話)&『東京タワー』(初回)

メガバンク東京第一銀行を舞台に、銀行の古い体質や不条理に黙ってられない花咲舞(今田美桜さん)が、毎回支店や本部で巻き起こる事件や不祥事を、スッキリズバッと見事に解決していく痛快銀行エンターテイメント『花咲舞が黙ってない』の第2話。

芝崎次長(飯尾和樹さん)が受けた“たそがれ研修”は中年行員に「自立して生きろ」と引導を渡す研修。昨年は暴れた受講者・畑仲(三宅弘城さん)がいた。そんな中、赤坂支店でコーヒーチェーン白石珈琲の出店情報が流出!

オマールカフェCEO・雲井英一郎(浜田信也さん)が、畑仲に同社での経営室長の椅子を約束して、白石珈琲の出店情報を聞き出していたのでした。畑仲は懲戒解雇で、退職金もなし。しかし、昇仙峡玲子(菊地凛子さん)が隠蔽し、不祥事は表には出ず。俄然、やる気を出す舞。

グルメの相馬健(山本耕史さん)が、舞の叔父・花咲健(上川隆也さん)の店に辿り着き、意気投合。常連になりそうです。浜田さんといえば、昨年の『ハヤブサ消防団』で聖母アビゲイル教団の弁護士役を怪演。『不適切にもほどがある!』にも、マネージャー役で出てましたし、売れっ子ですね。

医大生の小島透(永瀬廉さん)はある日、偶然出会った建築家の詩史(板谷由夏さん)にどうしようもなく惹かれる。美しくも許されない珠玉のラブストーリー『東京タワー』の初回。

ありふれた景色、同じことの繰り返しの日々…いつもと変わらない毎日に飽き飽きしながら生きていた医大生の小島透は、建築家の浅野詩史と出会う。詩史の事務所に招かれた透は、不思議と彼女といる時間への愛おしさを感じるのだった。

江國香織さんの小説原作で、黒木瞳さんと岡田准一さんの共演で2005年に映画化。ドラマ版で松田元太さんが演じる大原耕二は、映画版では松本潤さん。 同様に川野喜美子(MEGUMIさん)が寺島しのぶさん、小島陽子(YOUさん)が余貴美子さん、と比べてみるのも一興。

医大生なのになぜか深夜の警備バイト帰り、車の下に猫が入り込み困っている詩史を透が助け。衣服や顔が汚れたので、事務所のシャワーを浴びていけばと誘う詩史。ちょっと常識的にはあり得ませんが、狙ってた⁉

後日、コートを取りに事務所を訪ねた透でしたが、急な仕事で詩史は不在。それでも諦めきれず、また事務所の下から眺めていると、詩史と目が合い。「会いに来てくれる気がして」と土産を手渡す詩史。絶対狙ってたよね。

「もっとあなたのことが知りたいです」とほぼ告白の透。二人はレストランで食事するのですが、「(夫がいるので)これで最後にしましょう」と詩史の最後の罠。透は詩史にキスをし(東京タワーバック)、二人はホテルへ。チョロいな透(笑)。放送時間24分とあっと言う間でした。

松田さんは『結婚予定日』では大原櫻子さんとW主演していて、誠実な男性を演じていましたが、今回は一転してチャラ男。彼女・由利(なえなのさん)がいるにも拘わらず、家庭教師をしている比奈(池田朱那さん)の母・喜美子に手を出すようです。

余談:ドラマで手一杯のため、滅多にアニメは追いませんが、今期『アストロノオト』はなかなか面白く。『めぞん一刻』+『おとなりに銀河』という感じでしょうか。


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