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ドラマ日記『競争の番人』(第2話)&『魔法のリノベ』(初回)

天才で理屈っぽいひねくれ者の小勝負勉(坂口健太郎さん)と、実直で感情のままに行動する元刑事・白熊楓(杏さん)の二人による、公正取引委員会を舞台にした、凸凹バディのエンタメミステリー『競争の番人』の第2話。

小勝負や白熊たち第六審査のメンバーは、ホテル天沢のウェディング費用のカルテル問題を追っていた。しかし、専務の天沢雲海(山本耕史さん)のガードは固く、有力な証拠をつかめずにいた。そんな時、雲海が逆襲に出る。

天沢らの納入業者いじめの件で知り合った、フラワーショップ石田の七瀬(野村麻純さん)の件で、嵌められた白熊でしたが、そこは何とか切り抜け。そんな時、隠蔽するはずのパソコンを公取に奪われた、ホテル天沢のホテル長・長澤(濱津隆之さん)がクビになったという情報が入り。

当初は頑なに証言を拒否していた長澤でしたが、娘・由香里(新津ちせさん)が天沢に抗議したと聞き、公取に協力。まだホテルに籍があり、有給消化中だったことから、緊急立ち入り調査に許可を与えました。

納入業者いじめの件では天沢に勝利した公取でしたが、後日長澤にホテルに呼び出された小勝負と白熊は、一室に閉じ込められ再び罠に落ちました。前後編かと思いましたが、第3話までこの対決は続くようです。

転職してきた元大手リフォーム会社のエース・真行寺小梅(波瑠さん)と、転職先の長男で営業成績0でバツ2シングルファザーの福山玄之介(間宮祥太朗さん)が、リノベ提案という魔法でスカッと華麗に解決するお仕事ドラマ『魔法のリノベ』の初回。

玄之介の父で社長の蔵之介(遠藤憲一さん)が、趣味の山登りで意気投合したという真行寺小梅(波瑠さん)が「まるふく工務店」に転職してくる。小梅が玄之介の教育係を兼ねる形でコンビを組むことになった2人は、早速リノベーションの見積もり依頼があった家へ。

弦之介が大手リフォーム会社時代の小梅に惨敗するという、いわゆる最悪の出会いからスタート。その後、急遽転職してきた小梅とコンビになるのですが、まずはお手並み拝見と弦之介の営業を見ていた小梅は、「0点です」とダメ出し。本物の美人の波瑠さんが言うと、なお効きます(笑)。

そんな小梅でしたが、実は男性関係で元の会社を辞めることになったことが判明。その相手というのが、元同僚で恋人だった久保寺彰。演じている金子大地さんは、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に源頼家役を演じていて、日月と連日のメインキャスト。『明日の約束』(2017年)で初めて知りました。

波瑠さんはもちろん、『ナンバMG5』のヤンキー役から一転、ダメ社員&ダメ父役を上手く演じる間宮さん、安定の遠藤さんなど俳優陣に隙なく。ヨーロッパ企画の上田誠さんの脚本もいい。フジ月曜10時枠は、ここ2作ほど途中で挫折しましたが、本作は最後まで完走できそうです。



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