納得の「東京ドラマアウォード2021」

「東京ドラマアウォード2021」が発表されました。受賞したドラマはいずれも視聴、推していた作品ばかりで、納得の結果となりました。

「世界に見せたい日本のドラマ」をコンセプトに、優れたテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード」。ドラマの賞はいくつかありますが、回を重ねるごとに、この賞の重みが増してきているように思われます。

ここ10年の連ドラグランプリ作品は、『JIN-仁-』『家政婦のミタ』『あまちゃん』『半沢直樹』『天皇の料理番』『あさが来た』『逃げるは恥だが役に立つ』『おっさんずラブ』『3年A組-今から皆さんは、人質です-』『いだてん〜東京オリムピック噺〜』と、その年を代表する名作ばかり。

今年の連続ドラマ部門グランプリですが、引退した長瀬智也さん主演の『俺の家の話』でした。授賞式で「寿一という役は長瀬君でしかできなかった」と語った脚本家の宮藤官九郎さんは、『いだてん』と2年連続受賞。同作品からは、西田敏行さんが助演男優賞、江口のりこさんが助演女優賞を受賞。

グランプリには届かなかった優秀賞には、『コントが始まる』、『天国と地獄~サイコな2人~』、『大豆田とわ子と三人の元夫』、『MIU404』、『半沢直樹』といずれも面白かったですね(『華麗なる一族』は未見)。

次に単発ドラマ部門グランプリは、柳楽優弥さん主演、有村架純さんと三浦春馬さん共演の『太陽の子』。戦前に日本で実際に行われていた原爆開発を巡る物語で、三浦さんの遺作でもありました。一発撮りで撮影された、海での入水シーンが強く記憶に残ります。

残りの個人賞ですが、主演女優賞が『天国と地獄~サイコな2人~』の綾瀬はるかさん、主演男優賞が朝ドラ『エール』の窪田正孝さん、脚本賞は『大豆田とわ子と三人の元夫』の坂元裕二さん、主題歌賞も『大豆田』のSTUTS & 松たか子 with 3exes「Presence」と文句なし。




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