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ドラマ日記『鎌倉殿の13人』(第23話)&『マイファミリー』(最終回)

鎌倉時代、源頼朝(大泉洋さん)に学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時(小栗旬さん)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第23話「狩りと獲物」。

日本三大仇討ちの1つである「曾我兄弟の仇討ち」。三谷幸喜さんの脚本は捻りが効いて見事。まさか頼朝の女好きが、身を助けるとは(笑)。来週は弟・範頼(迫田孝也さん)に死亡フラグ。しんどい展開が続きますが、毎回面白い。

金子さんと金剛(のちの北条泰時)役の坂口健太郎さんが初登場。金子さんと言えば、『おっさんずラブ』のマロであり、『腐女子、うっかりゲイに告る。』の純。『おかえりモネ』の“俺たちの菅波”こと坂口さんは、まさかの10歳役。さすがに無理がある(笑)。

誘拐された小学生の娘・友果(大島美優さん)を取り戻したゲーム会社社長の鳴沢温人(二宮和也さん)と、妻・未知留(多部未華子さん)のその後を描くノンストップファミリーエンターテイメント『マイファミリー』最終回。

ネットの考察班の予想通り、犯人は捜査一課長・吉乃(富澤たけしさん)。きっかけは東堂の妻・亜希(珠城りょうさん)と不倫関係になり、その様子を娘・心春(野澤しおりさん)が撮影。その携帯を取り上げようとした吉乃と揉み合う中で、心春が転落…。

全ての罪を東堂になすりつけるため仕組まれた連続誘拐が、まさかの不倫きっかけとは。心春さんの明確な死は描かれませんでしたが、死体遺棄されたということなのでしょう。ハッピーエンドとはいかない最終回でした。野澤さんは『少年寅次郎』のさくら役が記憶に残ります。

余談①:先週、最終回を迎えたドラマ『正直不動産』。異例ながら、昨夜は「感謝祭」と銘打って、主演の山下智久さんらがドラマを振り返る内容で、これが実によく出来ていて面白かったです。

最後は『クロサギ』以来の共演となった山崎努さんの手紙に、感極まる山下さん、という泣かせる演出も。「NHKプラス」で21日まで配信中。

余談②:昨夜放送されたNHK『100カメ』は『鎌倉殿の13人』の巻狩りロケの裏側を紹介。2日の収録日と1日の予備日があるも、雪が降って残り1日で撮り切れるのか!?頼朝の陣がめっちゃ風吹いてる感じがして、演出かと思ったら嵐でした(笑)。こちらも「NHKプラス」で配信中。


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