新ドラマ『漂着者』&『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』ほか

日本を代表する作詞家でプロデューサーの秋元康さん。ドラマの企画・原作を手掛け、一世を風靡した『ポケベルが鳴らなくて』(1993年)、矢沢永吉さんを連ドラ主演に引っ張ってきた『アリよさらば』(1994年)など、昔からアイデアマン。

『サヨナラ、えなりくん』(2017年)、『愛してたって、秘密はある。』(2017年)、『あなたの番です』(2019年)、『リモートで殺される』(2020年)、『共演NG』(2020年)など、賛否はあれども、毎回話題を呼びがち。

そんな秋元さんが再び企画・原作を担当するドラマ『漂着者』が、7月期に放送決定。正体不明の全裸漂流者が主人公で、演じるのは斎藤工さん。脚本は、『アリバイ崩し承ります』の神田優さんと、映画『事故物件 恐い間取り』のブラジリィー・アン・山田さん。

海岸に全裸の男性が漂着しているのを発見した女子高生が、SNSに動画を投稿。<#イケメン全裸漂着者>というワードがトレンド入りするほどバズり、男は一躍時の人に。さらに、この男が、世間を騒がせている事件を解決に導く予言めいた力を発揮したことで、次第に人々から崇められ!?

『大豆田とわ子と三人に元夫』での、二面性ある小鳥遊役の怪演が話題を呼んだオダギリジョーさん。元々は監督志望だったようで、2019年には初の長編映画『ある船頭の話』が公開。

そんなオダギリさんが脚本・演出を手掛けるドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』が、9月17日からNHK総合でスタート(全3回)。オダギリさんが連ドラを手掛けるのは初。

主演は池松壮亮さんで、共演は永瀬正敏・麻生久美子・岡山天音・永山瑛太・佐久間由衣・坂井真紀・葛山信吾・火野正平・村上淳・嶋田久作・甲本雅裕・鈴木慶一・國村隼・渋川清彦・我修院達也・宇野祥平・松重豊・柄本明・橋爪功・「野性爆弾」のくっきー(敬称略)と豪華。

鑑識課警察犬係の青葉一平(池松さん)と、相棒の警察犬オリバーが、次々と発生する不可解な事件に挑んでいくと共に、謎めいた町で繰り広げられる様々な人間模様が描かれる。

毎クール数作はあるジャニーズ主演ドラマですが、続編やシリーズ化されることは案外少ないようです(例外:松本潤さん)。そんな中、テレビ朝日だけは『特捜9』(井ノ原快彦さん)や『刑事7人』(東山紀之さん)、『BG〜身辺警護人〜』(木村拓哉さん)などがシリーズ化されています。

そんな『刑事7人』の第7シリーズが7月7日から放送スタート。東山さんのほか、田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也(敬称略)も続投。脚本は森ハヤシさん、吉本昌弘さんほか。

個性あふれる刑事たちが、凶悪事件や未解決事件に挑む人気シリーズ。今回は専従捜査班と刑事資料係が解散。7人はバラバラになるものの、ある事件をきっかけに再集結。新たな形で動き出す。

今年、傑作『この女、ジルバ』を産んだ東海テレビの『オトナの土ドラ』枠では、WOWOWと組んだ作品を時折やっていて、2019年にはジャニーズの藤ヶ谷太輔さん主演の『ミラー・ツインズ』Season1を地上波放送。Season2はWOWOWでした(昨年、地上波放送)。

同じ枠組みで新たに、『准教授・高槻彰良の推察』が8月7日から放送が決定。主演がHey! Say! JUMP伊野尾慧さん、共演がキンプリ神宮寺勇太さんの民俗学ミステリー。原作は澤村御影さんの小説、脚本は映画『るろうに剣心』の藤井清美さんら。

完全記憶能力を持つ民俗学者の高槻彰良(伊野尾さん)と、過去の怪異体験から嘘がわかる能力を持つ大学生・深町尚哉(神宮寺さん)の凸凹バディが、怪異事件の謎に挑む異色の民俗学ミステリー。


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