大河ドラマ『どうする家康』の共演者が発表になった件

大河ドラマを割としっかり見た最初の作品は、緒形拳さん主演の『峠の群像』(1982年)。バリバリのアイドルから大人の歌手に脱皮を図っていた郷ひろみさんも出演していて、若武者姿が新鮮でした。

郷さんというと、元ジャニーズですが、1972年の『新・平家物語』で平経盛役を演じるなど、ジャニーズの大河俳優のハシリだったと言えるでしょう。『草燃える』(1979年)では源頼家役でした。

ジャニーズの大河主演となると、1993年の東山紀之さんを皮切りに、『新選組!』(2004年)の香取慎吾さん、『義経』(2005年)の滝沢秀明さん、『軍師官兵衛』(2014年)の岡田准一さん。そして、2023年の『どうする家康』の松本潤さん説が一般的ですが、実は『新・平家物語』で内田喜郎さんが、主人公の平清盛の少年期を演じていて、最初ということになります。

さて、前振りが長かったですが、『どうする家康』の共演者が先日発表になりました。織田信長役が岡田准一さん、家康の正室・築山殿役が有村架純さん、豊臣秀吉役がムロツヨシさん、今川義元役が野村萬斎さん、武田信玄役が阿部寛さんと豪華キャストには違いなく。

松本さんと有村さんと言えば『失恋ショコラティエ』、映画『ナラタージュ』に続いて3度目の共演。家康と築山殿は「めおと漫才をするような関係性」ということですから、コメディー色も入れてくるんでしょうね。

脚本は 映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや、ドラマ『外事警察』・『鈴木先生』・『リーガル・ハイ』シリーズ・『コンフィデンスマンJP』シリーズなど、硬軟自在な古沢良太さんですから期待しましょう。

少年・竹千代(後の家康)は、今川家の人質として、生涯を終えると思っていた。しかし、三河武士の熱意に動かされ、弱小国の主として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する乱世に飛び込んだ。ハラハラドキドキ、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテインメント。

余談:12月1日は「映画の日」ということで、『劇場版 きのう何食べた?』を観てきました。『おかえりモネ』の西島秀俊さん&内野聖陽さん(+脚本・安達奈緒子さん)に『カムカムエヴリバディ』の稔さんこと、松村北斗さんが出演していて、ちょっと朝ドラ気分。

同性カップルと両親の関係性から、多様化する家族の在り様みたいなことが一応テーマかな。ドラマ版の世界観のまま、映画ならではの豪華さと長尺で、『何食べ』ファンには満腹なほど色々盛り込んだ感。残念だったのは眼鏡を忘れたこと。花見のシーンとか、もっとクリアーに観たかったなあ。



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