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ドラマ日記『光る君へ』(第18話)&『アンチヒーロー』(第4話)

平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部(吉高由里子さん)。数歳年上の藤原道長(柄本佑さん)とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第18話「岐路」。

道隆(井浦新さん)の死後、一条天皇(塩野瑛久さん)が次の関白にと命じたのは道兼(玉置玲央さん)だった。道兼は民の為によい政をと奮起していたが、関白就任の日に倒れ、七日後にこの世を去る。

一条天皇の中宮である定子(高畑充希さん)は、道隆の嫡男で、兄の伊周(三浦翔平さん)を関白にすべく働きかけていたのですが、一条天皇は公卿たちに配慮し、道兼に決めました。憤る伊周に「もっと人望を得られませ」と定子。権力はあるけれど、人望がない人間というのはいつの世も…。

道兼が亡くなり、今度こそ自分だと確信していた伊周でしたが、一条天皇の母である詮子(吉田羊さん)が帝に涙ながらに訴えたことで、一条天皇は考えを改め、道長を関白とほぼ同等ながら、公卿の会議を主宰する「一上」も兼務可能な「内覧」の職を与えました。

怒り狂った伊周は、定子の元に怒鳴り込んできて、「皇子を産め!早く皇子を産め!」と、かつての道隆を思わせる狂いっぷり。次回は大事件(長徳の変)発生ということで、花山院役の本郷奏多さんが再登場。

主人公・明墨正樹(長谷川博己さん)は、犯罪者である証拠が100%揃っていても、無罪を勝ち取る“アンチ”な弁護士。“アンチ”な弁護士は正義か悪か!?新たなヒーローが常識を覆す、逆転パラドックスエンターテインメント『アンチヒーロー』の第4話。

とある連続事件が起き、被害者の目撃証言から犯人は逮捕された。 そんな中、赤峰(北村匠海さん)と紫ノ宮(堀田真由さん)は、明墨の本当の狙いに近づいて行くのだが… そして、遂に激突するアンチ弁護士と正義の検事正の行方は?

連続不同意性交の容疑で逮捕された来栖礼二(渡邊圭祐さん)の第3の犯行未遂事件と、死刑囚・志水裕策(緒形直人さん)がやったとされる12年前の糸井一家殺人事件が交錯した回。

3人目の被害者とされる仙道絵里(早見あかりさん)は実は来栖のストーカーで、逆恨みでの偽証。それを利用した千葉県警という構図。ここで倉田刑事部長役として、藤木直人さんがサプライズ登場。実は紫ノ宮は、倉田の娘でした。

12年前、刑事として糸井一家殺人事件の捜査に関わった倉田に、6年前まだ検事だった明墨が詰め寄った過去も明かされ、今回の連続不同意性交にまつわる県警の不正を突破口に、12年前の事件を掘り起こそうとしているようです。

さらに、明墨が墓の前で泣いていた墓石にあった「REIKO MOMOSE」と同じ人物と思われる桃瀬役として、吹石一恵さんがサプライズ登場。福山雅治さんとの結婚以来、女優業は休業中でしたが、『ドキュメント72時間 年末スペシャル』で毎年見ているので、さほど驚きはなかったです。

余談①10日に再放送された朝ドラ『ちゅらさん』第29話。明確な目的なく、東京に行きたいという恵里(国仲涼子さん)に、大反対していた両親たち。それでも恵里は家出するように、こっそり旅立つのですが…「親の心子知らず」な序盤の名シーン。いよいよ「一風館」編が始まります。

余談②:9日放送の『あさイチ』では大分県日田市を特集していました。『進撃の巨人』の作者・諫山創さんが日田市(旧大山町)出身ということもあり、関連施設や世界中からやってくる観光客なども紹介されていました。

その中で、大分放送局の西岡遼アナが、日田盆地は山に囲まれており、その「壁」が『進撃の巨人』の着想につながった、というような補足をされていましたが、正確には旧大山町の山々=「壁」です。日田盆地は結構広いので、「壁」には感じないと思いますけどね。


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