パン屋(ベーカリー)が登場するドラマ

一日タイミング遅れの記事です。下書きしていたものを忘れていました(笑)。4月12日は「パンの記念日」。天保13年旧暦4月12日(1842年5月21日)に、伊豆韮山代官の江川太郎左衛門が、日本で初めて堅パンを焼いたことにちなみ、パン食普及協議会が1983年に制定したそうです。

家計調査における購入金額では、ずいぶん前からパンが米を上回っていますが、中食や外食が含まれていないので、「もはやパンが主食」とまではいえないでしょうが、戦後の米国小麦戦略の成功と、日本の食料自給率&安全保障を考えさせられる数字ではあります。

と、そんな難しい話はこれぐらいにして、パン屋(ベーカリー)が登場するドラマを挙げていきましょう。まずは朝ドラ『てるてる家族』(2003年)。岸谷五朗さんが岩田製パン店の店主で、四人娘に石原さとみさんと上野樹里さん、パン店で働くのが錦戸亮さんと、なかなか豪華。

昭和の大阪を舞台に、ミュージカルタッチで軽やかに描かれた朝ドラ。製パン店を営む主人公一家の美人四姉妹・春子(紺野まひるさん)、夏子(上原多香子さん)、秋子(上野さん)、冬子(石原さん)が、それぞれに個性的な才能を開花させてゆく。

続いては引退した滝沢秀明さん主演『真夜中のパン屋さん』(2013年)。メインキャストの桐山照史さんは『朝が来た』(2015年)、土屋太鳳さんは『花子とアン』(2014年)『まれ』(2015年)、ムロツヨシさんは『ごちそうさん』(2013年)と、朝ドラブレイク前の作品として記憶されます。

都会の片隅に立つ、23時から朝5時までしか営業しない不思議なパン屋さんを舞台に、ひとびとの心の交流をあたたかく描くハートフル・ストーリー。あたたかな気持ちに包まれる8夜の物語。

最後は、綾瀬はるかさん主演の『義母と娘のブルース』(2018年)。初回からちょくちょく登場していた、職業を転々としている麦田(佐藤さん)が、「ベーカリー麦田」をオープンさせるも不評。綾瀬さん演じる亜希子が店を立て直す中で、ちょっとした恋愛ストーリーも展開されました。

キャリアウーマン・岩木亜希子(綾瀬さん)が娘(横溝菜帆さん→上白石萌歌さん)を持つ男性(竹野内豊さん)と結婚。そんな彼女が家事や育児に奔走した、義母と娘の喜びと小さな奇跡に溢れた10年間を描く。


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