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名前ソングが刺さる人もいるんでしょうね、という話

小学生の頃は身長が低く、校庭や体育館で列に並ぶとなると、前から数番目。音楽の時間、「ちいさい秋みつけた」を合唱する際、名前に「あき」が入っている自分をニヤニヤ見ながら、大声で歌う悪友たち。あれは嫌でしたね。

歌の中には歌詞やタイトルに人名が含まれるものがありますが、同じ名前の人、あるいは恋人が同じ名前の場合、「これは自分の歌だ」などと刺さる人もいるんだろうなと想像したりして。

いくつか挙げてみましょう。まだ長髪だった長渕剛さんの「順子」(1980年)。恋人に裏切られた男性の失恋ソングですが、94万枚を売り上げる大ヒット。長渕さん初期の代表曲です。純子や淳子、潤子の漢字違いの方でも、聴いているだけなら自分ソングに感じられるかな。

続いては、ばんばひろふみさんの「SACHIKO」(1979年)。「『いちご白書』をもう一度」をヒットさせたバンバン解散後にソロでも大ヒット。応援ソングですが、自分は父が娘に語っているイメージ。漢字名で「幸子」に固定しなかったことから、佐知子さんなど様々な方に刺さりそう。

サザンオールスターズの「いとしのエリ―」(1979年)も、名作ドラマ『ふぞろいの林檎たち』に使用されたことから馴染みのある一曲。絵里や恵理など、これまた候補が多いですが、高見まこさんの漫画『いとしのエリ―』ですと、ヒロインの名前は「枝理子」でした。

世良公則&ツイストの「燃えろいい女」の歌詞にある「夏子」は人名とは限りませんが、尾崎豊さんの「シェリー」、Mr.Childrenの「くるみ」などまだまだありますね。

余談:2か月に1回の眼科通院。帰宅時には大雨で、傘もささずにずぶ濡れの女子高生が前を歩いていました。もう一本持っていた折り畳み傘を返却不要で、あげようかとも思いましたが、見知らぬオッサンから声をかけられるのも気持ち悪いだろうし、『葉隠』愛読者かも知れぬと思い、止めました。



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