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ドラマ日記

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日々、視聴している連続ドラマの感想を集めています。
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#2023年春ドラマ

ドラマ日記『さらば、佳き日』(第4話)

絵本の出版社に勤務している桂一(鈴木仁さん)と、保育園で保育士として働く晃(山下美月さん)。新婚夫婦として、ある地方都市で新しい生活をスタートさせた2人にはある大きな秘密があった『さらば、佳き日』の第4話。 晃が家を出てから2年半が経ち、桂一は映像制作会社で働いていた。ある日、海外にいるはずの母・奈緒美(小沢真珠さん)が帰宅、これからこの家に住むと言う。それに耐えられず、家から逃げ出した桂一に奈緒美からメールが届き、桂一の顔色が変わる。そこには晃が家を出た真相が…。 ブラ

ドラマ日記『どうする家康』(25話)&『日曜の夜ぐらいは…』(最終回)

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第25話「はるかに遠い夢」。 武田四郎勝頼(眞栄田郷敦さん)の手で暴かれた瀬名(有村架純さん)と松平信康(細田佳央太さん)の“慈愛の国”計画。それはやがて、織田信長(岡田准一さん)の知るところとなる。 信長から、自分で処分を決めるよう言われた家康。欺いて二人を逃が

『さらば、佳き日』(第3話)

絵本の出版社に勤務している桂一(鈴木仁さん)と、保育園で保育士として働く晃(山下美月さん)。新婚夫婦として、ある地方都市で新しい生活をスタートさせた2人にはある大きな秘密があった『さらば、佳き日』の第3話。 実家から遠い大学に進学することにした晃は、突然桂一に一人暮らしをすると告げる。驚きとショックを隠せない桂一だったが、1人になっても大丈夫なようにと、晃の指導のもと家事の特訓を受けるのだった。 サブタイトルは「嘘つくとき君は笑うんだ」。桂一が作った失敗した肉じゃがを、「

ドラマ日記『日曜の夜ぐらいは…』(第9話)&『だが、情熱はある』(最終回)

母と二人暮らしの岸田サチ(清野菜名さん)、タクシー運転手の野田翔子(岸井ゆきのさん)、祖母と二人暮らしの孫娘・樋口若葉(生見愛瑠さん)の3人が運命的に出会い、友情を育むことから始まる、笑いあり、恋愛要素ありの、セリフ量多めの会話劇『日曜の夜ぐらいは…』の第9話。 やっと輝き出したそれぞれの人生を守りたい、そんな思いを新たにする富士子(宮本信子さん)のもとにある朝、一箱の荷物が届き…。一方、団地の周りをうろつく中野博嗣(尾美としのりさん)の存在に気づいた邦子(和久井映見さん)

ドラマ日記『どうする家康』(24話)& 『ラストマン』(最終回)

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第24話「築山へ集え!」。 瀬名(有村架純さん)と信康(細田佳央太さん)が各地に密書を送り、武田方をはじめ多くの者が築山を訪ねていることを知った家康。これが信長(岡田准一さん)に伝われば、命より大事な妻子を失うことになる。苦悶の末、家康は数正(松重豊さん)らと共に築

2023年春ドラマを総括してみた件

総括と言いながら、ただの感想を徒然と書いてみます。 今期、世帯平均視聴率トップは『ラストマン-全盲の捜査官-』の 12.9%(朝ドラ除く)。オリコンドラマ満足度調査で、最終的に満点でトップに立ったのが『だが、情熱はある』。そして、最も話題を集め、TVer再生回数1位になったのが、奈緒さん主演の『あなたがしてくれなくても』。 セックスレスの二組夫婦の心情を丁寧に描いた本作。昨年主演した『ファーストペンギン!』とは真逆のキャラクターを演じた奈緒さんの演技のふり幅!今後もコンス

『わたしのお嫁くん』(最終回)

仕事は完璧ながらズボラ女子の速見穂香(波瑠さん)が、あることをきっかけに、会社の後輩で家事力最強男子の山本知博(高杉真宙さん)を嫁に迎えるという社会派コメディ『わたしのお嫁くん』の最終回。 古賀一織(中村蒼さん)が山本を尋ねてきて「俺んとこ、嫁に来ん?」と告げる。古賀は『ラクーン・エレクトロニクス』が福岡に立ち上げる調理家電の開発に特化した子会社への移籍がすでに決まっており、それに伴い、営業部からもうひとり、立ち上げメンバーとして子会社に連れて行く人物を選ぶことになっていた

ドラマ日記『日曜の夜ぐらいは…』(第8話)&『だが、情熱はある』(第11話)

母と二人暮らしの岸田サチ(清野菜名さん)、タクシー運転手の野田翔子(岸井ゆきのさん)、祖母と二人暮らしの孫娘・樋口若葉(生見愛瑠さん)の3人が運命的に出会い、友情を育むことから始まる、笑いあり恋愛要素ありのセリフ量多めの会話劇『日曜の夜ぐらいは…』の第8話。 バイト先の急な人員不足を、一人でカバーするサチは連日大忙し。そんなある日、翔子、若葉をはじめ、カフェ「サンデイズ」に関わるメンバーが、サチの声掛けで岸田家に招集される。 あれだけ後ろ向きだったサチが、岸田家に集った人

ドラマ日記『どうする家康』(23話)& 『ラストマン』(第9話)

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第23話「瀬名、覚醒」。 瀬名(有村架純さん)が武田の使者・千代(古川琴音さん)と密会していると知った五徳(久保史緒里さん)は信長(岡田准一さん)に密告。すると信長は、水野(寺島進さん)が武田と内通していると言いがかりをつけ、家康に処分を迫る。 前回、信長から顔を

ドラマ日記『わたしのお嫁くん』(第10話)

仕事は完璧ながらズボラ女子の速見穂香(波瑠さん)が、あることをきっかけに、会社の後輩で家事力最強男子の山本知博(高杉真宙さん)を嫁に迎えるという社会派コメディ『わたしのお嫁くん』の第10話。 家に忘れてきた弁当を、山本から受け取る場面を佐々木(伊藤正之さん)と春日(佐伯大地さん)に見られてしまった速見は、交際を2人に報告。一方、赤嶺(仁村紗和さん)は、この会社にはカップルや夫婦は同じ部署にいてはいけない、という暗黙のルールがあることを思い出す。 どうせ異動するなら、営業部

ドラマ日記 『unknown』(最終回)&『育休刑事』(第9話)

互いに重大な秘密を抱えながら、愛を誓い合った週刊誌の記者・闇原こころ(高畑充希さん)と交番警察官・朝田虎松(田中圭さん)。2人のラブストーリーに、予測不能な連続殺人事件が絡み合う壮大なラブ・サスペンス『unknown(アンノウン)』の第9話。 「そうだよ、俺が全員殺した―」…ついに正体を現した殺人鬼。7人もの犠牲者を出した“血を抜かれた連続殺人事件“の犯人はなんと、加賀美圭介(町田啓太さん)だった。 作り話と勘違いがもたらした悲劇。 両親が亡くなり、施設に預けられた幼き

ドラマ日記『犬と屑』&『褒めるひと褒められるひと』&『さらば、佳き日』

桜庭陽真(倉悠貴さん)はある日、高校時代に憧れていた美女・犬飼麗香(三原羽衣さん)と再会。しかし、その夫で幼なじみの犬飼秀司(中村嶺亜)とは連絡が取れなくなってしまう、謎が謎をよぶ凄絶ラブサスペンス『犬と屑』の初回。 20代半ばにして「成功体験」が無く、自分に自信が無い“冴えない”会社員・桜庭陽真は、幼なじみ・犬飼秀司にコンプレックスを抱えていた。ある日、陽真は秀司の妻であり学生時代に憧れていた、犬飼麗香と再会する。 居酒屋シーンからスタート。陽真とその先輩男性、女性二人

ドラマ日記『風間公親-教場0-』(第10話)

神奈川県警警察学校の冷徹で最恐の教官・風間公親(木村拓哉さん)が、教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に刑事指導官として当たっていた時代を描く『風間公親-教場0-』の第10話。 風間公親と中込兼児(染谷将太さん)は、変死体が発見されたという現場に臨場する。死亡したのは、住宅街の一軒家に住む仁谷清香(竹下景子さん)。発見したのは22歳年下の夫でデザイナーの継秀(岡田義徳さん)だった。 新人刑事の中込編の後編。幼い頃に誘拐された経験がある中込には、認知症の母・ふき

ドラマ日記『日曜の夜ぐらいは…』(第7話)&『だが、情熱はある』(第10話)

母と二人暮らしの岸田サチ(清野菜名さん)、タクシー運転手の野田翔子(岸井ゆきのさん)、祖母と二人暮らしの孫娘・樋口若葉(生見愛瑠さん)の3人が運命的に出会い、友情を育むことから始まる、笑いあり恋愛要素ありのセリフ量多めの会話劇『日曜の夜ぐらいは…』の第7話。 カフェの名前は「サンデイズ」に決定する。物件も見つかり、興奮と不安を抑えきれないサチ、翔子、若葉、そしてみね(岡山天音)の4人。一方で、積み残していた難題が3人に忍び寄る。 皆で交互に「サンデイズ」を警備する浮かれた