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ドラマ日記

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日々、視聴している連続ドラマの感想を集めています。
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2023年6月の記事一覧

新ドラマ『ハレーションラブ』&『ミワさんなりすます』&『ONE DAY』ほか

髙橋ひかるさんが主演する『ハレーションラブ』が8月5日からスタート。放送されるテレビ朝日「土曜ナイトドラマ」枠は、以前は小芝風花さんが年に1本主演していましたが、事務所の後輩の髙橋さんが継いだ形です。脚本は、2022年に「テレビ朝日新人シナリオ大賞」を受賞した若杉栞南さん。 亡父が残した写真店を母と営みながら、大学に通う女子大生・深山朱莉(髙橋さん)。ある日、1本のフィルムの現像を依頼されますが、そこに映っていたのは朱莉にも見覚えのあるモノで…。同じ頃、15年ぶりに幼馴染の

2023年春ドラマを総括してみた件

総括と言いながら、ただの感想を徒然と書いてみます。 今期、世帯平均視聴率トップは『ラストマン-全盲の捜査官-』の 12.9%(朝ドラ除く)。オリコンドラマ満足度調査で、最終的に満点でトップに立ったのが『だが、情熱はある』。そして、最も話題を集め、TVer再生回数1位になったのが、奈緒さん主演の『あなたがしてくれなくても』。 セックスレスの二組夫婦の心情を丁寧に描いた本作。昨年主演した『ファーストペンギン!』とは真逆のキャラクターを演じた奈緒さんの演技のふり幅!今後もコンス

『わたしのお嫁くん』(最終回)

仕事は完璧ながらズボラ女子の速見穂香(波瑠さん)が、あることをきっかけに、会社の後輩で家事力最強男子の山本知博(高杉真宙さん)を嫁に迎えるという社会派コメディ『わたしのお嫁くん』の最終回。 古賀一織(中村蒼さん)が山本を尋ねてきて「俺んとこ、嫁に来ん?」と告げる。古賀は『ラクーン・エレクトロニクス』が福岡に立ち上げる調理家電の開発に特化した子会社への移籍がすでに決まっており、それに伴い、営業部からもうひとり、立ち上げメンバーとして子会社に連れて行く人物を選ぶことになっていた

ドラマ日記 『育休刑事』(最終回)

育児休業中の刑事・秋月春風(金子大地さん)が、ある日、法医学者の姉・涼子(前田敦子さん)と息子・蓮くんが事件に巻き込まれるコメディテイストのホームドラマ&ミステリー『育休刑事』の最終回。 捜査一課の刑事・秋月春風は、間もなく育児休業期間を終えようとしていた。一方、妻で捜査一課長の沙樹(北乃きいさん)は彼女を狙って犯行予告状を送ってきた男・赤峰(岡本圭人さん)に対して、自らおとりとなることを決意する。 2年前の回想。赤峰逮捕直前だった沙樹でしたが、組織犯罪対策課の久木原(西

ドラマ日記『風間公親-教場0-』(最終回)&『さらば、佳き日』(第2話)

神奈川県警警察学校の冷徹で最恐の教官・風間公親(木村拓哉さん)が、教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に刑事指導官として当たっていた時代を描く『風間公親-教場0-』の最終回。 風間公親らを襲って逃亡中の被疑者・十崎波琉(森山未來さん)による犯行と思われる殺人事件が発生した。事件が起きたのは、有機化学者で大学教授の清家総一郎(北大路欣也さん)の邸宅。被害者は、清家の娘・甘木紗季(森カンナさん)の夫で、無職の甘木保則(馬場徹さん)だった。 事件の真相は、娘を夫のD

ドラマ日記『日曜の夜ぐらいは…』(第8話)&『だが、情熱はある』(第11話)

母と二人暮らしの岸田サチ(清野菜名さん)、タクシー運転手の野田翔子(岸井ゆきのさん)、祖母と二人暮らしの孫娘・樋口若葉(生見愛瑠さん)の3人が運命的に出会い、友情を育むことから始まる、笑いあり恋愛要素ありのセリフ量多めの会話劇『日曜の夜ぐらいは…』の第8話。 バイト先の急な人員不足を、一人でカバーするサチは連日大忙し。そんなある日、翔子、若葉をはじめ、カフェ「サンデイズ」に関わるメンバーが、サチの声掛けで岸田家に招集される。 あれだけ後ろ向きだったサチが、岸田家に集った人

ドラマ日記『どうする家康』(23話)& 『ラストマン』(第9話)

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第23話「瀬名、覚醒」。 瀬名(有村架純さん)が武田の使者・千代(古川琴音さん)と密会していると知った五徳(久保史緒里さん)は信長(岡田准一さん)に密告。すると信長は、水野(寺島進さん)が武田と内通していると言いがかりをつけ、家康に処分を迫る。 前回、信長から顔を

祝福と黄昏…今週の『らんまん』

江戸時代末期、土佐の裕福な商家に生まれた、後の天才植物学者・槙野万太郎(森優理斗さん→小林優仁さん→神木隆之介さん)。東京帝大植物学教室の助手として研究に没頭。理不尽な目に合うも、夢のために情熱を失わず突き進んでいく、朝ドラ『らんまん』の第12週「マルバマンネングサ」。 寿恵子(浜辺美波さん)が高藤(伊礼彼方さん)を振って、万太郎に会いに来た月曜日。前回ハグした二人でしたが、あらためて仕切り直し。寿恵子は今まで放置されたことを難じて、万太郎をボカスカ。 万太郎は事情を説明

どっちを優先!?夏ドラマ同時間対決

NHKと民放各局には、地上波だけでもたくさんのドラマ枠があり、中には同じ曜日の同じ時間帯で被っている場合も。ドラマ好きには、どちらをリアルタイム視聴するかなど、悩ましい限りです。 さて、2023年7月期の夏ドラマでも、いくつかの同時間対決がありますので挙げておきます。視聴率はともかく、内容的にはどちらに軍配が上がるでしょうか!?(地上波放送、プライムタイム限定) [火曜日] ◆ 『18/40〜ふたりなら夢も恋も〜』(夜10時、TBS) 出演者:深田恭子、福原遥、鈴鹿央士、

新ドラマ『何曜日に生まれたの』&『ブラックポストマン』&『埼玉のホスト』

今年4月から新設された日曜夜10時のドラマ枠で放送中の『日曜の夜ぐらいは...』。7月から始まる第2弾は、飯豊まりえさんがプライムタイムドラマ初主演となる『何曜日に生まれたの』に決定。 脚本は『101回目のプロポーズ』『愛という名のもとに』『高校教師』『ひとつ屋根の下』の大御所・野島伸司さん。地上波連ドラは石原さとみさん主演の『高嶺の花』(2018年)以来。 ある出来事をきっかけに、18歳から10年間引きこもり生活を送る無職の黒目すい(飯豊さん)が、高校の同窓会の招待状が

ドラマ日記『わたしのお嫁くん』(第10話)

仕事は完璧ながらズボラ女子の速見穂香(波瑠さん)が、あることをきっかけに、会社の後輩で家事力最強男子の山本知博(高杉真宙さん)を嫁に迎えるという社会派コメディ『わたしのお嫁くん』の第10話。 家に忘れてきた弁当を、山本から受け取る場面を佐々木(伊藤正之さん)と春日(佐伯大地さん)に見られてしまった速見は、交際を2人に報告。一方、赤嶺(仁村紗和さん)は、この会社にはカップルや夫婦は同じ部署にいてはいけない、という暗黙のルールがあることを思い出す。 どうせ異動するなら、営業部

新ドラマ『彼女たちの犯罪』&『つくたべ』続編&『around1/4』

深川麻衣さんが主演し、前田敦子さんと石井杏奈さんが共演する『彼女たちの犯罪』が7月20日からスタート。横関大さんの小説原作で、脚本は『トクサツガガガ』の田辺茂範さん、『純愛ディソナンス』の大林利江子さん、『先生のおとりよせ』の谷口純一郎さん。 愛人、主婦、刑事。彼女たちは、敵か、味方か。次々と明らかになる、彼女たちの秘密と裏の顔。ほころびていく完璧な犯罪と、明らかになる事件の真相。それぞれに思い描く“普通の幸せ”への渇望が、彼女たちを狂わせるスリリングサスペンス。 昨年放

ドラマ日記 『unknown』(最終回)&『育休刑事』(第9話)

互いに重大な秘密を抱えながら、愛を誓い合った週刊誌の記者・闇原こころ(高畑充希さん)と交番警察官・朝田虎松(田中圭さん)。2人のラブストーリーに、予測不能な連続殺人事件が絡み合う壮大なラブ・サスペンス『unknown(アンノウン)』の第9話。 「そうだよ、俺が全員殺した―」…ついに正体を現した殺人鬼。7人もの犠牲者を出した“血を抜かれた連続殺人事件“の犯人はなんと、加賀美圭介(町田啓太さん)だった。 作り話と勘違いがもたらした悲劇。 両親が亡くなり、施設に預けられた幼き

ドラマ日記『犬と屑』&『褒めるひと褒められるひと』&『さらば、佳き日』

桜庭陽真(倉悠貴さん)はある日、高校時代に憧れていた美女・犬飼麗香(三原羽衣さん)と再会。しかし、その夫で幼なじみの犬飼秀司(中村嶺亜)とは連絡が取れなくなってしまう、謎が謎をよぶ凄絶ラブサスペンス『犬と屑』の初回。 20代半ばにして「成功体験」が無く、自分に自信が無い“冴えない”会社員・桜庭陽真は、幼なじみ・犬飼秀司にコンプレックスを抱えていた。ある日、陽真は秀司の妻であり学生時代に憧れていた、犬飼麗香と再会する。 居酒屋シーンからスタート。陽真とその先輩男性、女性二人