捨てられた方がマシだった
よく考えたら
選択にとらわれてたら
色々書けないな
だから
好きに書いていこうと思う
幼少期は父親(?)が何度も変わって
母親は当たり前に水商売で
一緒に居た記憶はわたしにはほとんどない
わたしはおばあちゃんに育てられたんだと思う
自分の父親の顔も知らないし
物心ついたときにアルバム見たら
当たり前だけど
父親の写真は全部捨てられてたしな
わたしは
どうやら嫌な記憶に蓋をしてるらしく
ああ、うっすら記憶にあるなあ、、
って思い出せるのが
小3くらいからなんだよなあ、、、
断片的に思い出すことは少しあるんだけど。
もう、気付いたらヤクザの義父だったなあ
わたしが6歳になる年に妹が生まれて
7歳になる年に弟が生まれたはず
全然記憶にないけど。
当然
母親にも
もちろん義父にも
かわいがられず
幼稚園もなぜか年中から入ったんだよなあ
幼稚園の送り迎えや行事は
袖からちょっと入れ墨が見えてる義父の若い衆
わたしはその若い衆さんの方が好きだったからそれはそれで嬉しかった
まあ、要らない子供にありがちだけど
わたしにはお金も時間も
かけたくなかったんだよね、きっと。
ただ、
お出かけする時はブランドもののお洋服しか着たことがなかったらしい
それはただの見栄だろうな
だって、わたし小児喘息で
呼吸出来ないレベルの咳してんのに
「仮病だ!」って言われて
真冬に全裸で玄関に出されたことあるんだよね
しかも雨降ってて
これだけは鮮明に覚えてる
ベランダだったら良かったよね
玄関に出されたから
住んでたマンションの下の本屋さんに駆け込んで
助けてもらった
本屋さんのおばあちゃんが
タオル掛けてくれて
一緒に部屋に戻ってくれた
わたしがチャイム鳴らしても出るわけないしね
とにかく
「嘘つき」「ブス」「気持ち悪い」「きたない」「くさい」「泥棒」「ノロマ」「バカ」
色んな汚い言葉を毎日毎日浴びせられて育った。
でも、
この頃はまだ
暴力はなかった。