「この職場でよかったな」と思えるチームづくりをアカツキ福岡で 〜アカツキ福岡の私色 〜
こんにちは、アカツキ福岡 採用担当の佐藤です。
第6弾となる今回は、カスタマーエクスペリエンス担当として活躍中の白石 敢さんのインタビュー記事をお届けします。
「これまでの人生、失敗だらけでしたよ」と語る白石さんの今までと、アカツキ福岡でのこれからについて話を聞いてみました!
2019年3月中途入社。大学中退後、飲食業界にて接客業の経験を積み、その後個人事業主として映像制作事業に携わる。その後アカツキ福岡に中途入社し、現在はCX(カスタマーエクスペリエンス)として活躍中。
「自分の知識になるか、学びになるか」が自分にとっての価値だった
ー これまでの経歴を簡単に教えてください!
いわゆる社会人生活を始めたのは、飲食業界での接客からですね。大学2年生の春、当時アルバイトとして働いていた会社に大学を中退して入社したのがスタートです。
ホールスタッフから始まって、スタッフのマネジメント、副店長、店長と、一連の業務を経験しました。それから個人事業主として独立し、仲の良かった幼なじみとの映像の制作事業を経てアカツキ福岡に入社しました。
ー なぜ中退という道を選択したのですか?
大学で過ごす時間とアルバイト先で過ごす時間とを天秤にかけたときに、アルバイト先で過ごす時間の方が価値があるなと思ったからです。
ー 当時の白石さんにとっての”価値”とは?
「自分の知識になるか、学びになるか」ですね。
正直、それまでの僕は、なあなあな選択が多かったんです。高校も大学も親に「行け」と言われたからとりあえず受験して入学した、みたいな。もちろん大学という場所は、学ぶことがたくさんあるし、意義のある場所だと思っています。
ただ当時の僕には、「大学で過ごす時間=友達とグダグダ話す時間」になってしまっていたんです。
そんな中、「働く」という環境に初めて身を置いたとき、周りについて行けば何とかなる世界ではないことを痛感しました。賃金をもらっている以上、一人の社会人として常に見られているし、何かを生み出さなくちゃいけないし。
そういう意味で、初めて能動的に動きましたし、知識になること、学ぶことも断然多くて、アルバイト先での生活にのめり込んでいった感じですね。
小さな失敗も大きな失敗も、数え切れないくらいしてきた
ー 飲食業で学んだことはどんなことですか?
一番学びになったのは人間関係ですね。
初めての社会人生活で、働くことに対して教わることも多かったですが、時にはひと回り以上年上の人たちに対して指示を出したり教えたりすることもあって、そんな環境での人間関係の築き方はとにかく勉強になりました。
振り返ると、飲食業ってひとつの会社だなって思うんですよ。
1つの店に店長という社長のような人がいて、食材費とか人件費とか「ヒトモノカネ」で言う「カネ」と向き合うこともあれば、スタッフの採用や教育など「ヒト」と向き合うこともある。組織運営に必要な経験を得ることができたと思っています。
ー そこから個人事業主に転身して、どうでした?
失敗の連続でしたね。最後は大失敗で終わりました(笑)
当時、幼馴染数人で集まって「いずれは法人化」を目標に事業を行っていたんですけど、途中から目標に対する温度感や覚悟がズレ始めて、結果的には事業を終了することになりました。
ー そのあと、自分ひとりでやろうとは思わなかったですか?
ならなかったです。
というのも、あまり良い終わり方をしなかったからこそ、当時支えてくれていた人たちの存在に気づくことができたんです。両親しかり、彼女しかり。周りで支えてくれている人たちに、たくさん我慢させていたんだなって、そのとき初めて気づきました。
まずはその人たちに「きちんと稼いで恩返ししないと」と思って、会社に就職する道を選びました。
ー ここまでの経験で今に繋がっていることってありますか?
とにかく失敗をしてきたことですかね。
小さい失敗も大きな失敗も、本当に数えきれないくらいしました。でも、失敗から学ぶことってすごく多いんです。「あのとき、ああして失敗したけん、次はこうしよう」という風に、次につながる。
そういう点では、「失敗を恐れない、失敗から学ぶ」という習慣が身についたのは今に活きているなと思います。
極論、人類皆好きなことをやれば地球は発達すると思う
ー そこから、どうしてアカツキ福岡に転職したのですか?
会社勤めをするという選択の中でも、好きだと思える仕事をしたいなという思いがありました。
僕は小さい頃からゲームがすごく好きだったし、今でもたくさんゲームをしますし、ゲームに携わる仕事であれば、好きだと思える仕事になるだろうなと思いました。
それから、アカツキは、ある程度名前が知られています。そういう会社には、仕事ができる人や頭が良い人がたくさんいそうだな、と漠然としたイメージがあったんです。そういう環境で仕事ができたら、自分の刺激にもなるだろうなと。
「自分の知識になるか、学びになるか」という判断基準は、この時もありましたね。
ー 「”好き”を仕事にしない方が良い」という意見も世の中にはありますが、その意見に対してどう思いますか?
正しい表現かはわからないですけど、「好きを仕事にしない方が良い」と言う人は、好きを仕事にしたことがない人かもしれないと思っています。好きを仕事にしている人は、きっと「好きを仕事にした方が良い」って言うんじゃないかな。
嫌いなことよりも好きなことの方が人間突き詰められるし、極められるし、何より楽しいですよね。極論、僕は、人類みんなが好きなことをやれば、地球ってどんどん発達していくと思っています。
もちろん、好きを仕事にしてみたけど好きではなくなる可能性もありますし、好きを仕事にしてみたけど挫折することもあるかもしれません。
そしたら、また別の好きを探せばいいと思うんです。これからの時代、いろんな人の「好き」が許容されるというか尊重される時代になっていくと思います。
アカツキ福岡自体は「ゲームが好きで、好きを仕事にする」人もいれば「家族が好きで、家族のために仕事をする」人もいる。好きの対象が違うだけで、結局はみんな、何かしらの「好き」に繋がっているなと思ってます。
あ。誤解がないように言うと、やるべきことをやらずに好きなことだけをする、というのとは違いますよ。(笑)
ー そんな思いでアカツキ福岡に入って、驚いたことはありますか?
人間の内面にアプローチしてくるところですね。
いわゆる、人格的なところを考えたり学んだりする機会がすごく多いなと感じています。
社内で行われている輪読会ひとつとっても、単なるハウツー本ではなくて、内面の深いところを考えさせられるような本が課題図書になることが多いですよね。
仕事ができる・できないではなくて、「人としてまずはどうあるべきか?」という根本をここまで考える会社ってそんなにないと思います。その点はすごく驚きましたし、学びになっています。
人は仕事をするために生きているわけじゃなくて、人生を豊かにするために仕事をしているのであって、「仕事の中に人生を豊かにするポイントがある」という考え方ができるようになりましたね。
ー CXという仕事についてはどうでしたか?
正直、まだ掴めていないです。
CXという仕事はこれといった正解がない中で、「これで合っているのかなー」と思いながら仕事している時があります。そういう時は、まだまだ経験が足りないなと感じます。経験を積む中で段々掴めてくる仕事だと思っているので、どんどん試行を重ねていきたいですね。
「この職場でよかったな」と思えるチームづくりをしていきたい
ー 今後アカツキ福岡でやっていきたいことはありますか?
CXでの経験を積んでいくことはもちろんですが、「コト」だけではなく「ヒト」に向かえるチームづくりをしていきたいなと思っています。アカツキ福岡で働いているメンバーの中には、「この職場じゃなくても良いや」と思っている人も少なからずいると思うんですよね。そういう人たちが、「この職場でよかったな」と思えるチームづくりをしていきたいです。
僕にとってそういうチームは、誰かが決めたゴールに向かって決められた道をいくチームではなく、みんなで考えながら、みんなで納得のいく道をつくっていくチームです。そういうチームは、「ヒト」に向き合えるチームだし、きっと感情のぶつけ合いも言い合いもたくさんあると思います。
面倒くさいし時間はかかりますけど、そういうチームがつくれたらいいなと思っています。
ー 最後に、ここまで読んでくれた皆さんに一言お願いします!
もし、「アカツキ福岡を受けてみようかな」って悩んでいる人がいるのであれば、いったん話を聞きに来ればいいんじゃないかなと思います。悩んでいるのであれば、まずは行動する。ぜひ、自分の目で判断してほしいです。
ー 敢さん、ありがとうございました!