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久しぶりに面白い夢を見た

小説執筆報告

 さて、早速だが執筆報告をしたいと思う。急な話だが本日の執筆量は8,016文字だった。合計文字数は71709文字。一日八千文字書けたのは大きな成果と言えるだろう。
 現在小生が掲げている目標は五月三十一日までに推敲を終わらせた小説約十五万文字前後である。目標まであと八万文字となった。一日八千文字書けるのであれば、十日で目標文字数を達成できるということだ。本日より十日後と言えば五月二十三日。まだまだ時間に余裕がある。となれば、じっくりと誤字脱字チェックを行い、的確な文章表現に差し替える時間が取れるはずだ。
 書くより読む方が簡単。目標文字数に到達さえすれば、跡は読み進めつつおかしな点を修正したり、漢数字に表現を統一したりという小さな作業で済むはずだ。
 ここまで進めることができたことを、心より誇りに思っている。
 先日目標を掲げた一日五千文字以上というものが、現状しっかりとできている。そう捉えて問題ないだろう。このペースで着実に進めば、目標としていた新人賞に投稿することが叶うはずだ。 

目標の新人賞について

 さて、今回小生が目標としている新人賞について振り返ろうと思う。目標は明確にしておいた方が執筆もはかどるからだ。今自分がどこに向かって進んでいるのか、歩むたびに地図を確認する。グーグルマップが主流となった現在でも、目的に向かって進む方法は変わらない。
 ゴールを定めたら、それに向けてどう進むかマップを定めてルートを決める。それが大事なのだ。
 今回小生が目指しているのは第16回GA文庫大賞である。もし仮に大賞へ輝けば、賞金300万円とコミカライズが約束される。つまり、コミカライズしたいと思わせるような作品を書くことが大切となってくるだろう。
 漫画にしたとき映えるガジェットや戦闘シーンをふんだんに使うか、表情豊かな登場人物で場面を賑やかにするか、はたまた心奪われるような文章表現で風景や音楽を描写し、漫画家の意欲を掻き立てるか。やり方は人それぞれだと思う。
 偉そうなこと言っているが、小生は今まで一度も小説家という世界に足を踏み入れたことが無い。アマチュアの小説書きに過ぎないわけだ。
 応募の規定は1ページ42文字×34行の書式で、80枚以上130枚以下。大体間を取って文字ぎっしりの原稿を100枚書いたとすれば、文字数は142,800文字。会話や改行のたびに行間は空くので、100枚も書けば30枚程度はすぐに埋まるだろう。
 つまり、今書こうとしている十五万文字は少々多い数字と見て取れる。ライトノベルを目指しているのだから読みやすく改行や会話の多い文体である必要があると考えている。つまり、目標文字数は少し抑えたほうがいいかもしれない。最低の80枚にびっしりと文字を埋めた場合文字数は114,240文字となる。小生は少し目標文字数の軌道修正をすることにした。現状目標文字数を十二万文字とする。
 小生は推敲の段階で文字を増やしがちなので、それくらいの文字数にしたとしてもきっと十五万は行くだろう。まず控えるということを心がけたほうがいいかもしれない。
 また、応募方法も少し特殊であるように感じた。投稿するタイプではなく、インターネットを通してテキストファイルを送信するシステムに統一しているらしい。印刷しなくていい分楽なのだが、正直テキストファイルを使ったことが無い身としては不安である。
 ある程度文字数が溜まって余裕ができたら、テキストファイルの設定も見てみようと思う。

残り文字数について

 先ほど目標文字数を十五万文字から十二万文字に下げた。これにより残り文字数がなんとたったの五万文字となった。もう半分は書ききったことになる。実際、今執筆している話は三幕構成の中盤折り返し。あとは散りばめた謎や複線を回収しつつ主人公の価値観をアップデートさせて丸く収めたら終了である。
 ここまで書いて、まだ書ききっていない段階でこういうことを話すのも変なのだが。正直十万文字程度であればいけるものだな、というのが素直な感想である。
 ネット小説を書いたことのある人なら聞いたことがあると思う。十万文字の壁。小説家になろうをはじめとした小説投稿サイトで十万文字を超える作品というのはかなり少ない。全体の数パーセント程度だと言われている。小説家になろうで十万文字以上の小説を書けているユーザーは全体の3%程度だという記事も見たことがある。それくらいに、十万文字という壁は大きいらしい。
 しかし、今までネットで小説を書いてきた小生からすると十万文字は割とあっという間の領域に感じている。なんというか、書いているうちに気づいたら突破しているのだ。
 それよりも問題なのが、文字数制限の方である。
 ネット小説であれば無尽蔵に話を書き続けることで幾分にでも文字数を膨らませることはできる。ところが、小説応募となると話は違う。定められた制限の中で文字数を調整しなくてはならないのだ。
 小生は文字を書くのが得意。その代わり削るのが苦手。これが弱点である。
 つまり、コピーライターにはなれない。
 明日からの目標は、少し文字数を調整しながら、話を膨らましすぎない程度に執筆することとする。

執筆中の居眠り

 さて、本日の日記パートなのだが。今日は執筆中に眠気が凄かった。午前中は食器を洗ったり親子丼を作ったりと、割と楽しく過ごしていた。途中執筆作業配信なんかも挟みながら、気楽に書けたように思う。
 ところが、午後は違った。お腹いっぱいになるまでご飯を食べたせいだろうか。眠気が凄まじく、気が付くとウトウトしていた。このままでは執筆どころじゃない。そう思った小生はあこゆかプロジェクトというYouTubeグループメンバーと通話することにした。
 普段執筆作業中は誰とも通話をしない。というのも、誰かの話声が聞こえてくると集中できないからだ。テレビもつけない。唯一、カフェっぽいBGMを流してリラックスすることは心がけている。
 今日も、リラックスできるBGMを流しながら眠気を取っ払うため横になった。若干の寒気がしたので、毛布を出してそれにくるまる。妹から「知人の演劇を見に行くんだ」という電話を聞きながら、そのまま小生は眠りの世界へ旅立った。

久しぶりに夢を見た

 今日は変な夢を見たので、それを紹介したいと思う。

風船ピエロ

ある日まちにピエロが表れた。
ピエロは風船を膨らませて起用に色んな形を作る。
チューリプ、海賊の刀、そして犬。
今度は水風船でやってみようと、水風船を用意する。
ところが水風船では思うように固まらずなかなか上手くいかない。
目の前で何度も破裂して子供たちがハラハラする中、一個だけ水風船でつくった犬を完成させる。
湧き上がる歓声。
ひときわ喜んでいた男の子が水風船犬をもらえることになった。
なんそその犬は本物の犬みたいに動き出した。
手足を武器用にばたつかせる。
これには再び大歓声。
その日家に犬を持ち帰った男の子は水風船犬と遊ぼうとした。
ところが動かない。
ピクリともしない。
なんでだよと無理やり腕を捻ると、風船が弾け中から赤い血と白い毛皮が表れた。
恐る恐る風船を開くと、強引に形を捻って閉じ込められた小さな犬が中に入っていた。

ムカデがいっぱい

わたしは、なぜかその日急いでいた。顔のいい友人だった。神木隆之介みたいな。
わたしは男であるが彼に惚れているような気がした。
その日私たち二人はスーツを着ていて、謝罪のために東京に来ていた。
待ち合わせの時間までカフェでゆっくりと時間を使い、注手約束の時間に店を出た。
わたしはなんだか気が進まなくて、上の空で歩いていた。
そしたら、なにかに蹴躓いたのか、アスファルトに盛大に転んでしまった。
目の前でアリなどの小さな虫がはけていく中、左手に変な違和感を覚えた。
恐る恐る中を見ると、数えられないほど大量のムカデがまるで居心地の良い新居に引っ越したばかりの主婦さながら、とぐろを巻いて寝ていた。
何匹いるのか数えられない。ただ、手を振ったり息をかけたりした非常に怒ったように牙を立てた。腕が噛まれたように思う。パラパラと落ちたムカデも必死に左手へ帰ろうと足を伝って這いずり上がってくる。そこでわいのわいのと暴れていたら、男が踵を返して訊ねた。
「何してる、遅くなったらまた怒られる」
「ムカデがたくさんで」
わたしが困った声を上げると、彼はそんな私の左腕を引っ張って謝罪先へ連れて行ってくれた。その間二人はたくさん噛まれた気がする。
謝罪が終わり、カフェで一息つきながら私は両手を見た。たくさんの噛み跡が赤く腫れていて、近いうちにヒリヒリと痛み出しそうだった。
男は私の左手にペンで何かを書くと、それを握っているよう指示をした。決して見てはいけないとも言った。
「これは俺たちへの呪いか、罰だろう。もう、手の内を明かすようなこと、してはいけない」
見れば男の右手も赤く腫れていた。私の手を引く時に噛まれたのだろう。
わたしは目を伏せた。しかし、男はそんな私の肩を叩いて笑う。
「なぁ、気にするな。そんなことより大切な話がある。俺とお前だけの、秘密だ」
そこで目が覚めた。

夢はアイディアの宝庫

 今日はそういうわけで久しぶりに夢を見たわけだが、やはり夢を見るというのはなんだか不思議な気持ちにさせられる。これを見てから、小生は執筆意欲がぐんと跳ね上がったように思う。
 夢を見た日は小説を書きたくなるのだ。とりあえず、今日見た夢も大事にメモしておいて、いつか小説のネタになればいいなぁ。
 そんなことを思いながら、小生は日課の散歩に出た。
 ちなみに土砂降りで、散歩どころではなかった。

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