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昨日の投稿を受けて嫁から言われたこと。【2】

昨日の投稿を受けて、妻から

「あなたの投稿はちゃんと閉じていない」

ということを指摘頂いた。ということで今日から落ちをつけてnoteを書いていきたいと思います。このまま書いていくと過去自慢をするイケてないジジイになるので、とりあえず過去の話は今日まで。

証券会社の経験からとにかく対象さえ間違わなければ、あとはアプローチ方法さえ変えれば、顧客化できるということを学んだ。とにかくお金を持っている富裕層を当たった。今でもAIの展示会行くと、「この場所はハズレくじの無い宝くじ売り場や」と思ってしまい、名刺交換に精がでる。さて、富裕層をざっくり分析すると、

・中堅企業のオーナー社長
・財団法人理事長
・士業

当たっていくなかで自分と相性が良い富裕層というのが選別されていくのを感じた。一番合わなかったのは士業、特に戦前から続く代々医者の家系というのは全く縁がなかった。とりわけ胡散臭く思われていたのだと思う。

一番馬が合ったのは、創業者社長、2代目でも業界の中では異端児の創業家社長だった。この背景から、今でも必然的に意識してしまう、相手がどんなバックグラウンドを持っているのかと。スタートアップ業界は非常に相性が良いと思っているのも創業社長しか居ないしね。

ということで、自分の強みがわかった証券会社時代でした。

最後に証券会社をやめた理由を書くと、、、

・自分と会社の社風が合わないということを痛感した事件があった。
  →半期に一度強制的に取らされる休み中に、新規開拓した売上300億のメーカーを担当していたのにも関わらず、断りなしに担当者を外された。

・会社の売っているものに共感できなくなった。
  →顧客が全く儲からない投信の回転売買は死ぬほど嫌いだった。

・入社してから退職するまで社長表彰セールスと机を並べて仕事をしたが、顧客対応含め、【オレにはできないな、それ】という良い意味でも悪い意味でも勝てないなという諦めがついた。この人追い抜けないから、このままこの場所に居ても所詮、今よりも毛が生えた状況だということを痛感させられた。

逆説的ではあるが、上記の件があって退職した決断は今でも本当によかったと思っている。人生で2番めに良かった決断。1番目は起業した決断。

入社してから退職するまで、約6年10ヶ月。時間を賭けすぎたなと思う反面、やるべきことやった満足感があった。ということで、

上記に書いたことは自分が良い意味で諦めがついた自分事例の話。残業して土日も働いたりしたので、約2万時間ぐらいかけていたんじゃないでしょうか。約2万時間かけて証券会社のリテール営業マンとしての「成功」は無いことは確信しました。(飯を食うことだけはできると思うけど)。なので、これをクロスさせて何かやりたいと思って、シンガポールでBBQ屋をやりました。

BBQ屋をやった理由は次。
・一回あたりの売上単価が大きい
・粗利が大きい
・現金商売
・現地の高級コンドミニアムのほぼすべてにBBQピットあり、富裕層もBBQすることを確信。
・シンガポールは狭く、タクシーで30分以内に移動できる。
・日本人コミュニティですぐマネタイズできそうだった。
・日系富裕層にも間違いなく出逢えるはず、という読みがあった。

当初から同じ富裕層を対象とするが、提供するサービスが違うだけだというスタンスでいた。BBQ屋自体とっても馬鹿にされたけど、最初に取り組んだ起業仕事としては最高だった。自分に商売のすべてを教えてくれた。今でも感謝している。

BBQ屋は丁度3年だったので、1万時間はやっているだろう。ここから学んだことも大きい。そして結果から言えば、BBQ屋からピポットしている。理由を知りたい暇な人は過去のブログでも呼んでほしい。


とにかく1万時間かけて、2万時間かけて、僕は決断をしてきた。人生に悩んでいる人はとにかく「とりあえず」20時間でたやってみて、だめだったら次行って、また「とりあえず」20時間やってみて、イケそう!なら1万時間取り組んでみてほしい。

人生に悩んでいるあなたのアドバイスになれば幸いだ。

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