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女性の生きづらさとは何か~追い詰められる主婦のひきこもり~

1.女性の生きづらさとは何か


見過ごされる女性の生きづらさ、「主婦」という隠れ蓑。
男性とは違う悩み、立場の違い、複雑化する社会のなかで奮闘する女性は、どうしても男性には話せないことが多く存在する。
女性の生きづらさについて考えてみる。

女性の生きづらさの根本的な原因


多様性が叫ばれる社会が女性を追い詰める。理由はいくつもある。
時代の変化により、女性も男性と肩を並べて働くことが当たり前の社会になった。
ワーキングママ(ワーママ)こそが当たり前。共働き世帯の増加。男女雇用機会均等法により女性も働かなければならない。働かない女性は「怠け、甘え、社会のお荷物、税金泥棒、旦那にぶら下がって生きている寄生虫」などネットで叩かれる対象になりがちである。

専業主婦は生きている価値がない?


とくに専業主婦は肩身が狭く、ひきこもり状態が見逃されている。
介護や病気、子育てなどの事情で専業主婦にならざるをえない女性が多く存在する。
しかしそこでも偏見の目にさらされる。某女性向けネット掲示板ではこの手の話題に事欠かない。女性同士がいがみ合う構図は社会全体の問題として世代間を超えた立場の人々が考えていかなければならないと思う。

主婦パートは女性の闘い


短時間で働く主婦パートは女性の戦場の場だ。短時間パートの職場は主にお子さんが小さい人が多く、子どものいない主婦には肩身が狭い。
「時間が有り余って暇なんじゃない?」「フルタイムで働けば?」などと言われ、「優雅にランチやお茶会をしているセレブ」と勘違いされがちである。

主婦という隠されたひきこもり状態


銀行などの手続きには「主婦・主夫」欄があるが、社会的には「無職」となる。ひきこもりを自認する人は珍しい。社会との接点が少ないがゆえに詐欺などのトラブルに巻き込まれやすくなるという側面もある。男性のひきこもりと根本的に違うのは「主婦」という隠れ蓑があるからである。

2.女性が生きやすくなるためには


あらためて女性という凝り固まった価値観や昭和の時代の固定観念を払拭し、自分らしく楽しく生きていくことが重要である。そのためには周囲の偏見をなくし、女性自身が体験談を共有し、発信していくことが必要だ。女性ならではの悩みは決して内に秘めていてよいことはないだろう。

3.女性らしさを活かし自分らしく生きる


女性はアイデアの玉手箱。感情・感覚的な面でも優れている。既存の概念や性差を超えて自分らしく生きていくことを目指したい。そしてつながりづくりの場を増やしていきたい。
女性の悩みは女性にしかわからない部分がある。今後は女性の悩みを軽くできるよう信頼できるメディアと連携しながら女性が「生きやすく」なる仕組みづくりに関わっていきたい。

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