貯金と貯蓄とアジアゾウ

こんにちは!

最近久しぶりにゾウを見ました!
あっくんです!

見たのはアジアゾウでした。
ゾウは何回見ても「デカー!」てなりますね。
やはり太もものデカさに驚かされます。
ボディビルの大会なら「2番脚が電柱〜〜!
みたいな掛け声になりそうです。

手前味噌になりましたが、今日は表題の通り
貯金貯蓄についてお話します。
似すぎ加減は日本語の奥ゆかしさまで感じます。

突然ですが皆さん貯金はされてますでしょうか?
僕達は銀行口座の数字が
増える度にゾクゾクしますよね!
僕はというとカスみたいな貯金額なので
ひとたび大きな出費に襲われると瞬く間に
もやし生活がスタートすることでしょう。

貯金とはいわゆる金銭を貯めること。
銀行預金貯金箱で貯める事を指しています。
皆さん1度は「30万円溜まる貯金箱」みたいなの
買ったことあるんじゃないでしょうか?
中々続けるのは難しいですが貯めきった時の
達成感は物凄いですよね!

こういった貯金に対して貯蓄とは何なのかと。
これに関しては広辞苑を引用します。便利。

ちょちく【貯蓄】
(1)金銭をたくわえること。また,その金銭。
(2)預金・株券・生命保険などをまとめていう語

 

新辞林より

要するに財貨を貯めることです。
財貨とは「金銭だけでない資産」であり、
株式投資、不動産、金などの実物資産を含んだ
貯金よりも広い定義がされるという事ですね!

日本では貯金が主流ですが、昨今は貯蓄による
備えの重要性が説かれています。
貯金が必ずしも駄目と断じる事は
ありませんが、貯蓄に少し目を向けてやっても
良いかな、と多少思う事はあります。多少です。

特に日本人は貯蓄、いわゆる投資への抵抗が
比較的他国より強いです。間違いありません。
これは金融教育を怠り倒した結果だと思います。

ですがすぐに投資しよう!という訳ではなく、
知って自分で納得して実行する事が大事です。 

1.銀行預金について

僕達日本人の多くは銀行預金をメインに
貯蓄を行います。
僕達が銀行預金を選ぶ理由としては
色々ありますが、「銀行はリスクが少ないから」
が大半だと思います。

確かに銀行には預金保険機構というものが
存在し、銀行が破綻した場合には
1000万円とその利息までが守られる
ペイオフというものが発動します。

また、破綻寸前の銀行は他行との合併等により、預金を守る事も想像できます。

さらに、預金保険機構がカバー出来ないなんて
事になれば国が公的資金を注いででも守ってくれる可能性もあります。
銀行は社会構造上ある程度守られるポジションにありますし、やはり安心感は強いですね!

じゃあなぜわざわざリスクを取って投資による
貯蓄を考えるのか。簡単です。

銀行もバリバリにリスクを取っているから。

本当にこれに尽きます。
これは「インフレリスク」と呼ばれる物です。
恐らく耳にはした事があるんじゃないでしょうか?
この話を細かく話していくと5万文字くらい
になって大幅な添削リフォームをするハメになる
ので簡単に言います。

2.インフレーションによるリスク


これは「お金の価値が下がる」リスクです。

最近うまい棒の値上げもありましたように、
世の中の物価(物の値段)というものは長期的に
見ると上昇傾向にあります。

例えばですが、
平均大卒初任給のお話を見てみましょう。
昔と今で比べてみます。

厚生労働省の賃金構造基本統計調査より

大卒初任給が
1980年:11万4500円
2012年:20万1800円


グラフにはありませんが令和4年度の同調査では、
2021年:22万5400円

どちらも平均ですが2倍程の差が付いています。
昔に比べて随分とお金持ちになりましたね〜!

ここでひとつ質問をします。
Q.賃金が2倍になりましたが、私たちが40年前の人達の2倍豊かな暮らしぶりになりましたでしょうか?




どうでしょう。お察しの通りではありますが
生活水準は大きくは変わっていないハズです。
というのも簡単な話、給与水準と共に
物価水準も40年という時間をかけて
しっかりと上げてこられたからです。
すなわちお金(円)の価値そのものは、
実質目減りしてるという事ですね。

これがインフレという化け物の正体です。

インフレに関しては日本銀行が経済安定の為、「毎年インフレ率2%の物価上昇」を
あくまで目標ですが、掲げています。
今後これが実現する可能性に関して言い切る事は
難しいですが、ペースはどうであれ過去を
見る限り長期的に「インフレはするやろな〜」
と個人的に思ってます。

話を元に戻しましょう。
銀行預金が抱えるリスクとはここにあります。

例えば、
メガバンクの預金金利は現在年間0.002%です。
インフレ率(お金の価値が落ちるペース)が年間2%
だとすると毎年ほぼ2%ずつお金の価値が目減り
することになります。 
銀行預金の額面が増える強さに対し、
価値が落ちる強さの方が上になるという事です。

昔60円で買えたハンバーガーが130円に、
うまい棒が10円から12円になったように…。
未来の100円には今の100円と同じ物を買う力が
無いかもしれません。
僕が大好きでよく買っている納豆も今でこそ80円くらいですが、いずれは200円とかで店頭に並ぶかもしれません。これは許しません。

今後も円の価値は変動します。
色々書いてきましたが、言いたい事は1つ。
「お金を増やす」というよりは
お金の価値を守る」為にインフレへ対応できる
金利を持つお金の預け先を考えてみてはどうでしょうか。
リスクはある程度許容しなければなりませんが
抑える方法はたくさんあります。

貯金と貯蓄の違いを知り、上手に使い分けて
賢くお金を貯めていくのもいいですね!

ちなみにアジアゾウとアフリカゾウの違いも調べました。アフリカゾウの方が大きいらしいです。
デカー!


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