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親の介護のついて考える。

医療の発達で人間の寿命はひと昔前に比べて格段に伸びている。

これに関しては喜ばしいことだと思う。

私は親達に『まだまだ親孝行できてないんだ。長生きしてくれよ。』となんんてことない会話をしていたが親は『長生きするのはいいが元気でいなくてはあまり意味はない。』
と言った。


実際、うちの祖母は身の回りのことを誰かの手を借りないと生活できない状態である。
認知症も多少、入ってきていて尚更大変なのである。


そんな祖母を見て親たちは自分も、こうなってしまうのだろうか?と感じているのだろう。

自分の親には長生きして貰いたいと思うのは当たり前のこと。
でも本人達は長生きの仕方で不安をかかえていたのだ。

私は『大丈夫、俺に任せとけ』と言うが、本人達は、子供に大変な思いはさせたくないとプレッシャーになっているのかもしれない。

親達の不安を完全に解消してあげる事は難しい。
祖母の生活の手助けをしている親達を見ていると私も不安だ。

介護サービスの利用の事、行政の支援、兄弟や妻との連携が出来るかと様々なことを、きちんと考えておかなくてはならない年齢に差し掛かってきているのを実感した。

実際、自分の親の介護なんて考えてくもないし、いつまでも元気でいてくれると信じたい。

しかし、いつかは必要になっていくことだし、もしかしたらいきなり介護が必要なんてことにもなりかねない。

心の準備や、周りの体制などを有る程度は勉強しておく必要があるのだろう。


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