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episode8 心も体も震える!和太鼓が好き♫

今の私を形成する様々なことを綴っているエピソードシリーズ。
しばらく滞っていましたが、ここで私の趣味について書いてみようと思います。

1つ目の趣味、和太鼓についてです。

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和太鼓との出会いはもう20年以上も前のこと。長男が通っていた保育園の夏まつりでした。

保育園では子供は年長さんになると和太鼓の演奏ができます。小さい子供たちからは羨望の眼差し。カッコいい!と憧れられる存在です。
夏まつりが演奏お披露目の場。一生懸命演奏する姿は可愛くて感動💓

そしてその夏まつりでは子どもだけでなく、有志の保護者と保育士の先生が一緒に和太鼓を演奏していました。
カッコいい!やりたい…と思うも躊躇💦私は少々若めのお母さんだったので、先輩ママさんたちを前に臆していたのだと思います。
眺め続けて、ついに長男が年長の年に参加することにしました!

やったらもう!どハマりしました😆
楽しくて楽しくて。なんでもっと早く参加しなかったのか、と悔やまれたほど。
幸いにも5歳下の次男もお世話になったので、その後は卒園まで毎年参加。
最後の年にはすっかりベテランママになり、忙しい先生に代わって保護者の指導のお手伝いもしました。

卒園後はすっかり和太鼓ロスです…

地域にはいくつもの和太鼓の団体、チームがありました。でもなんとなく私がやりたいイメージと違うんです。

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数年の時が流れました。

現在の職場でのこと。
仕事中はラジオをかけています。埼玉県のFM放送局は「NACK5ナックファイブ」です。
その放送中のある日のCMで「和太鼓スタジオオープン!」の声。え?と耳を澄ませてスタジオの名前を聞き取りネット検索。
和太鼓スタジオ「すわんど」

さいたまスーパーアリーナ

さいたま新都心にある、さいたまスーパーアリーナ内にあります。
自宅からは少し離れているけれど通えなくはない。

調べると何人もの先生がいて、いろんな太鼓が学べそう♫
ドキドキワクワクしながらまずは見学に行きました。
まだ開講したばかりなので、練習している演目は初心者向け。まさに保育園で打ったことのある懐かしいものでした!
その後体験講習も2回ほどさせてもらい、悩んだ末に選んだのは定期クラスではなくて、月に一度のワークショップでした。

基本的に定期クラスは平日で、仕事の後で通うには、ちょっと距離があります。ワークショップは日曜日だったので都合がよかったのです。
とりあえず受けてみようと申し込んだのが、今もお世話になっている「荒川社中」先生です。
荒川正輝先生、荒川喜美枝先生のご夫婦と、一人娘の仁美ちゃん(当時は中学生、今はステキな大人の女性に✨)親子三人によるユニットが「荒川社中」先生です。

荒川社中

とりあえず長胴太鼓(みんながよく知る一般的な和太鼓)を楽しく学ぶ「楽しい太鼓ワークショップ」に参加しました。

これが長胴太鼓です。
数年前のステージリハの写真。楽しそう♫

久しぶりに打つ太鼓は楽しくて楽しくて😊
そして当時は指導時間の最後に、荒川先生が大太鼓の演奏を目の前で見せてくれていました。

これが衝撃的でした!

初めて目の前で感じる大太鼓の迫力!
体中に響くエネルギー!

もう感動です!

それもそのはず。
荒川正輝先生は日本大太鼓界では有名な方でした!数々のコンクールで何度も日本一に輝いていると知ったのはその後の事。そりゃあ、度肝を抜かれるわけです。

そしてその瞬間、私も打ってみたい!と思いました。
でも大太鼓は男性が力強く打ち鳴らすイメージ。女性で、ましてや小柄(152cm)な私が打てるの?と思い、先生に聞いたら「大丈夫ですよ〜」とおっしゃる!翌月からは迷わず大太鼓のクラスも参加しました😆

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太鼓のパワーはスゴイです!
健康でないと打てないな、と思います。
ちょっと不調の時に打つとダメージがすぐに来ます💦
打てば響くのは当たり前ですが、その反響は自身の体内、全身に渡ります。それこそ内臓まで震えるのを感じます!
特に大きな大太鼓は返ってくるパワーがより強いです。

稽古は基本月に一度なので、稽古の最初に打つ時は心を鎮めて集中して鼓面に向き合います。生半可な気持ちで打てるものではありません。
と、ちょっと大袈裟に書きましたが、それほど難しい事ではなく、経験から自然とそうなっているのだと思います。

全集中!!

そしてこの集中する時間は結構気持ちがいいものです。
禅に似た感覚でしょうか。
あるいはバレエのバーレッスンや書道もそれに近いかな?

なので、曲の練習も好きですが、案外基礎のリズム練習が楽しかったりします。
そしてそれが1番大切なのはどのお稽古事も同じですね。

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あとこれは私特有なのかもしれませんが、かつて演劇をやっていた時のイメージと重なるところもあります。

1曲の中にドラマがあります。
具体的にストーリーが説明されるということはないのですが、リズムの変化、緩急、全体の構成で感じていることです。

打つ時にはそのイメージを体現しようとしているところがあるように思います。
単に強く打つ、弱く打つ、早く、ゆっくり…という事だけではなく、そこに何かしらのストーリー性を持たせて打っているという事でしょうか。
わかりますか??

それが良い悪いという事ではないのですが、その方が入り込めて気持ちがいいのでしょうね。
まぁ、素人なので好きに打っているだけですが(笑)

ある意味、自己表現の方法として和太鼓を打っているのでしょう。
かつてはそれが演劇であったように。

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今月9日、今年初打ち稽古がありました。
今回は地味に基礎練習が大半でした。年頭にあたり初心に返って、という事でしょうか。
春から新曲が始まるので、今一度基本に立ち返ろうということでもあります。

先程は基礎練習が楽しいと書いたばかりですが、"楽しい"に到達するまでが大変です。
ほかの先生の指導も経験している稽古仲間によると、荒川先生の基礎練習は難易度が高いらしい!
荒川先生は指導員の講習も担当されていますが、初めて荒川先生の稽古を受ける方は苦戦するそうです。
私は荒川先生にしか師事したことがないので、難しさしか経験していないのですが😅
確かにものによっては体にしっかり染み込むまで1年くらいかかるものもあったりします。それを超えると楽しくなるんですね♫
今は新たな練習リズムを課されて苦戦中です💦


今年はどれだけ演奏を披露する場が得られるでしょう。
本来なら春頃にその機会があるはずなのですが、現状は未定です。

数年前。仲間たちと舞台裏で。
コロナ直前の屋外イベントにて。
早くまたみんなで打ちたい!!


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episode9 に続く。

以前の自己紹介エピソード

episode1 名前負けしていた幼少期
episode2 「ガラスの仮面」張りの演劇少女時代
episode3 寄り道が楽しかった件
episode4 建築を生業にした理由
episode5 一度目の結婚と離婚の話
episode5.5 離婚したもう一つの理由episode6(1/2) 私の子育て〜長男の場合*目立ちたがりの(サブ)リーダータイプ
episode6(2/2) 私の子育て〜次男の場合*寡黙な、だけど内なる思いはアツい男
episode7 やっぱり外せない!SMAPのこと

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