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トルコ旅30<オリンポスとチュラル>

目が覚めて、朝食を済ませてからオリンポス散策に出かけた。私たちがいる宿は海と遺跡に近い場所にあるので、海と遺跡とは逆方向、山側に向かってみる。と言っても小さな村なので特に何があるわけでもないが、歩いているだけでザクロの木をたくさん目にする。ザクロ好きの私たちにとってここは天国だ。

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オリンポスでよく見かけるものはザクロ、オレンジ、そしてアガベとサボテン。道路沿いには野良状態の巨大なアガベやサボテンがとても多く、アガベやサボテン好きな私は子株でいいから引っこ抜いて持ち帰りたいと思ってしまうほど。このアガベも1m以上あるサイズ。

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ここは温暖な気候なのだろう。トルコのイスタンブールとカッパドキア、オリンポスにしか行っていない私だけど、すっかりオリンポスが気に入ってしまった。オリンポスは村自体がのんびりしていて、南国のような雰囲気の村だ。ほぼ観光客相手の村という感じではあるが、コロナの影響もあるせいか人も少なくて個人的にはとても歩きやすい。通常時であればもっと混みあっていると思われるが、今は10月中旬でもあるし人も少なくてちょうどいい。

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ゆったりした時間が流れていて、村自体がとてもチルな雰囲気を醸し出している。

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サボテンの名がついたカフェなどもあった。手書き感満載の看板がいい。こういったヨーロピアンウケするようなカフェもいくつかあったが、人が全くおらずガラガラである。大丈夫かな・・・と心配になるレベルだ。

この日は再び海に行き、ビーチ沿いを歩いてÇIRALI(チュラル)という隣の村にも行ってみた。

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オリンポス村とチュラル村は地図で見るとすぐ隣なのだがどちらも巨大な岩があるからか、アクセスするには再びまたミニバスに乗り山の上の道路に戻らなければならないようだ。どちらにしてもやはり不便な場所ではある。ただ、その不便さが旅心をくすぐる。ただ、徒歩の場合はオリンポス村からチュラル村にはビーチ沿いを歩けば1kmくらいの距離なので、ビーチ沿いを歩いて行ってみた。

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辿り着いたチュラル村はレストランや店も多く並び、オリンポスと比較すると観光客の姿がとても多い。ここでも圧倒的にロシア人の姿が多いが、他の国からの観光客の姿も見かける。オリンポスよりもかなり観光地化、リゾート化している。

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レストランの数も多くメニューも多そうなのは魅力的だ。また、オリンポスよりも必要なものは揃いそうな感じであり、子連れも結構見かける。オリンポスで見かける子供たちはトルコ人ばかりだったが、チュラルではロシア系含め海外からの家族連れ旅行者の姿も多い。

また、オリンポスよりも少し物価が高めと感じた。オリンポスはバックパッカー向けだけど、ここチュラルはそうでない人でも気持ちよく泊まれそうな雰囲気があるし、物価は少し高めに設定されているのだろう。

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アンタルヤからバスに乗ってオリンポスの入り口のサービスエリアで降ろされた時(トルコ旅26参照)、オリンポスよりも手前のチュラルにもバスは停車したのだけど、チュラルでは降りる人が多かった。ここチュラルに来てその意味が分かった感じがする。

どちらの村もそれぞれのよさがあるが、どちらかというと私とホンザはオリンポスの方が好みなのでオリンポスを選んでよかったと思っている。

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オリンポスとチュラルを結ぶビーチ沿いの道・・・というかジャングルのミニバージョンのような道を歩いて再びオリンポスに戻るとします。



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