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いのちのバトン

先日、お正月帰省などについて
実家の母と電話で話していた時のこと

11月末に41歳で2人目を出産した妹の事を
「本当に無事で良かったぁ…」
としみじみ言っているのを聞いて

あぁ〜これが親なんだなぁ…
と改めて感じました😌
 
 

そんな76歳の母ですが
生まれる前に父親を戦争で亡くし
曽祖父母が亡くなってからは
祖母と2人で暮らしてました。 
  

以前、姉が母との会話で
母が『実語教』を知らなかったと
教えてくれましたが

写真にもある様に
『実語教』は
日本で千年間子供が学んだ教科書

(ちなみにWikipediaでは
実語教は平安時代末期から明治初期にかけて普及していた庶民のための教訓を中心とした初等教科書である、と書かれていました)

戦後教育を受けた母が
知らないのは一般的かなと
私ももちろん知りませんでした。
 
 

でも実際、実語教を読んでみると
今で言う社会人の常識が書かれていて

使われていた当時
小学校低学年くらいの子供達が
学んでいたと聞くと

なんて昔の人は教養レベルが
高かったんだろうと驚きでした。 
 
  

私が実語教を知ったのは

10月からお仲間からのご提案で
「女子の修身」(週に1回30分間)
に参加してからでした。

最初、私が参加できる場なのか…
と思いつつも勢いで参加しましたが

今では何だか気持ち落ち着く場になっています☺️
  

 
そして12月からは「素読の会」
これも週1回30分間

昔の本難しい…💧
漢字超超苦手……💦
でしたが

皆んなで昔の文章を読むと
楽しく読めるし✨

昔の文章に触れる一時が
不思議と心地よく感じ始めてます✨
 

私の中の日本人の血が
反応しているのかなぁ〜と😊
 

いろいろな事に触れた一年でしたが、

昔の文章に触れながら
祖母がどんな想いで母を育てたのか

当時の事を想像すると
目頭が熱くなる感覚は

一緒に暮らしていた祖母だから
湧き上がる事かなと
  

私の息子達が同じ話を聞いても
そんな感覚にはならないんだろうなぁ…
 

でも会ったことはないけど
血を受け継いでいる曽祖父母が
こんな人生を歩んでいたんだと

大切な事を息子達に伝えたいなぁ〜と
振り返りながら改めて思った次第です😊

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