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カンタンに暮らすのは悪いことじゃない

おはようございます。
急に寒くなってきましたね……
元々血行が悪く、顔色が悪いことが私なんですが、寒くなるとさらに顔色が悪くなってひどいことになります(苦笑)
ネックウォーマーがかかせません。

先日のnoteで、「カンタンに暮らす知恵をシェアしたい!」と書いたものの、さて何からシェアしたらいいんだろう?と考えていました。
人によって大変だと感じることは違いますよね。
それぞれの大変さにしっくりくる知恵って???
しばらく考えてみましたが、考えていても始まらないので、今私が伝えたいなと思うことを書くことから始めてみることにしました。
それが、今日のタイトルにした『カンタンに暮らすことは悪いことじゃない!』です。


カンタンに暮らす、何故後ろめたいんだろう……?

私はインテリア関係の本が好きで、本屋さんでよく新刊チェックをしています。インテリア関係の記事が載っている雑誌も読むんですが、よく見る言葉の一つが『丁寧な暮らし』でした。
掃除を毎日、家中する、とか。
料理を毎日、出汁をとってやる、とか。
毎朝起きたらヨガやジョギングをする、とか。
キラキラした美しい人が、当たり前のように丁寧な暮らしを紹介している。同じようにできたら、自分もあんな素敵な人になれるかもしれない!

反対に考えると、素敵な人と同じことができない私って、ダメダメじゃん……ってことになってしまいます。
掃除は毎日やってないし、料理もしたりしなかったり……
同じようにできていないことばかり浮かんできて、後ろめたくなる。

これが少し前の私でした。
自分が憧れているものなのに、どうして同じようにできないんだろう……どうして頑張れないんだろう……

答えは簡単で。
私は憧れの人本人ではないから。


雑誌もSNSも、その人の一部分でしかない

企画で「一日紹介!」と題して、朝から晩までどんな生活をしているか紹介していることがあります。
でもそれって、365日中の1日でしかない。
何十年か生きてきた中の1日でしかない。
それを真似する意味ってあるのかな?と思うにようになりました。

その人の行動や習慣は、その人がなりたいことや味わいたいことのために考えられて、続けられているものです。
何日も、もしかしたら何年もかけて身につけた行動や習慣かもしれません。
その人にとって大切な何かのために考えられたものが、果たして私にしっくりくるのか?

そう思うようになってから、行動や習慣そのものより、どうしてその人がその行動や習慣を身につけようと思ったのか、という部分に注目するようになりました。


丁寧とカンタンの区別は人それぞれ

私の母は料理が趣味で、私が子どものころはそれこそ出汁をとって、うどんを手打ちで……と、丁寧な暮らしと呼べそうな食事を作ってくれていました。
ガーデニングも好きで、実家の庭は季節ごとの花が植えられています。
でも、掃除は苦手。というか、あまり気にしない。
私が気になってしまうホコリや汚れも、見えているはずなのに、全く気にせず生活できる人です。

人の感覚って、こういうものだよなぁと。

何がいい、悪いということではなく、人の感覚はそれぞれ違います。
人の感覚を基準にすると、しっくりこない!なんか気持ち悪い!ということも珍しくありません。血の繋がった家族でさえそうなんですから、見ず知らずの他人とは、感覚が違うのが当たり前だと思った方が楽。
迷惑さえかけなければ問題ないんじゃないでしょうか。

公共の場でのルールとなると、またちょっと違います。
不特定多数の人がいるのだから、それぞれの感覚で見て、最低限お互いを不快にしないため。
全員が快適に過ごすのは難しくても、全員が不快にならない場作りはできると思います。そのためにあるのがルール。
私的な場では自分の感覚最優先でも大丈夫ですが、公私の切り替えは忘れないようにしたいなと思います。


自分が楽に過ごせるよう、生活をカンタンにする

丁寧に暮らしている人に憧れはあるものの、今の私の生活の基準は自分です。
きっと私の暮らしの一部分も、他の誰かから見たら丁寧になるんだろうなと思いますが、比べることでも競うことでもないので、自分が楽かどうかを最優先。

生活をカンタンにするコツとしては、面倒だと思った方法は手放す

私が手放したことの一つに、洗剤の種類を少なくすることがあります。
重曹などを使って、掃除場所ごとの洗剤を持たない暮らしに憧れた時期がありました。
でも、面倒で……
分量などが分かるようラベリングをするなど、工夫もしてみましたが、ダメだめんどくさい!!の気持ちが勝利。
今は掃除をする場所に合わせて洗剤を用意しています。
一人暮らしですし、それほど種類は必要ありません。掃除ごとに面倒な思いをするより、ささっと掃除ができるようになってとっても気持ちが楽。快適になりました。

1回ずつは小さなストレスでも、溜まると大きなストレスになります。
あえて自分のストレスを増やす必要はありません。楽にいきましょう!


子どもが幸せになるためには、大人が幸せにならないと!という思いを書いたnoteはこちら。

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