のんびり&ゆったり

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のんびり&ゆったりです。 「&」が付いてますが1人でやってます。 お子さまの発達支援や学習のお手伝い、関係職種へのコンサルなどやっています。 『こんな記事を書いてほしい』など、テーマも募集しています!

最近の記事

勉強が分からない!なら、これしかないでしょう!~Part1~

なんでうちの子は勉強してくれないのかしら? 明らかに勉強を避けている! 勉強の話になると不機嫌になる。 なんていう、お悩みも多いんじゃないでしょうか? 大人からすると勉強して欲しいし、勉強が将来につながっている事も分かっており、その大切さも分かっています。 しかし、当の本人からすると、『やっぱり勉強は嫌!』なんですよねぇ。。。この思いのすれ違いが、喧嘩になったりするわけです。 分からない時の対処法  勉強が定着しない要因の1つに、『分からないときの対処法』がありま

    • 勉強嫌いの真実~part2~

       前回から勉強が嫌いになってしまうことについて、認知行動療法(CBT)の観点から考察しています。勉強が嫌い、苦手になってしまうのには、単に勉強が出来ないから・・・ということではなく、色々な問題が関わってくるんですねぇ。  上手くいかないことが続くと、誰でもやる気をなくしたり、諦めたり、目標から遠ざかったりしますよね。 ・・・という私も何度もダイエットに挫折した覚えがあります。 『自分の運動の頑張りが足りないから痩せないんだ』と、自分をよく責めていた覚えがあります。最後は自

      • 勉強嫌いの真実

         前回くらいから学習支援に関する記事を中心に書いております。今回は、お子さん方、親御さんが絶対に避けては通れない『宿題』について、心理の面から見ていきたいと思います。 宿題の効果は本当にあんのか? 宿題をしたからと言って学力が伸びるのか? 宿題は絶対? 宿題の科学的根拠は?  などなど、そのへんのデータもありますが、今回は子どもの中で、勉強への取り組みをどう感じているのかを深掘りしてみたいと思います。 認知行動療法(CBT:Cognitive Behavior T

        • 成績を爆上げするには勉強50、その他50

          勉強は気合いです。忍耐です。努力! 片っ端から書いて、書いて、書いて覚えましょう。 机に向かった時間が成績です。  私が中学校、高校の時によく聞いた勉強方法です。やればやるほど勉強ができるようになる…はずでした。まさか大学をあちこち落ちてしまうとは。  今、戻れるなら、勉強のやり方を過去の自分に教えてあげたいですね。 勉強は机に向かうだけじゃない!  今回はそんな学習の方法を、様々な研究論文からまとめてみたので一覧にしてみました。  これを見てみると、勉強は机に向か

        勉強が分からない!なら、これしかないでしょう!~Part1~

          赤ペン先生で成績が下がる!

          色々と物議を醸し出しそうなネタですね。 特定の企業を批判しているわけじゃないですよ笑  これまで、テストや問題の解答は、赤色のペンや色鉛筆を使って、採点が主流となっています。 というか、それ以外の色を使うイメージがないですよね。  赤色のペンを使って修正を受けてやり直し、そして再テスト。よくある光景かと思います。 しかし、赤色を使うことで成績が下がるという研究結果をエリオットさんとニエスタさんっていう研究者が出してるんですよね。 赤色を使った心理研究  学生のグルー

          赤ペン先生で成績が下がる!

          学習支援は○○と○○を使いこなせ!

          子どもの宿題や勉強を見てると、なぜか感情的になりイライラしてくる。 なんでこんな問題が解けないの? この前はあんなに集中してたのに、なんで今日はこんなにウロチョロして…  なんでこんなに上手くいかないんだろう。きっと、お子さんの勉強を見てると感じることがあるでしょう。  そんな時は『理性』と『感情』に分けて、お子さんをもう一度確認してみてはどうでしょう?落ち着いて観察できると、お子さんが今、どこでつまづいているのかが分かりやすくなり、対処できるようになるでしょう。

          学習支援は○○と○○を使いこなせ!

          (米)精神医学会が出した診断基準とは?解説と対応方法

          ・自閉スペクトラム症ってなんだろ? ・言うことを聞かないし、わがままだけじゃないの? ・いつも同じ行動をしてるよね? ・癇癪をよく起こすし大変そう。 ・空気よめないよね?  一般的には、こんなことを言われる事もあるでしょう。実際は脳の病気によるもので、その根本原因はまだはっきりしていません。  現在分かっているところまでで、アメリカ精神医学会が出している『DSM-5』という診断基準では、これから説明するA~Eが必要になってきます。  この記事では、診断基準と筆者なりの対

          (米)精神医学会が出した診断基準とは?解説と対応方法

          不器用なお子さんはこの3つを確認しよう

          振り返り  前回は感覚調整機能について、まとめの記事を書いてみました。  感覚の偏りがあることにより、日常生活が難しくなり色々な問題が起きてくるんでしたね。まだ記事を見ていない方は、参考にしてみてください。 行為機能(プラクシス)とその障害  今回からは、この感覚統合機能の中でも中核的な機能でもある『行為機能』についての記事になります。  自閉スペクトラム症のお子さん方は、力が弱かったり、麻痺があることで不器用になっているわけじゃないんですね。この行為機能に何らかの不

          不器用なお子さんはこの3つを確認しよう

          【まとめ記事】感覚調整機能

           これまで自閉スペクトラム症のお子さんに見られる、感覚の調整機能について記事にしてました。まだ見てないよーって方は、参考にしてみてくださいね。  私たちは、毎日いろいろな感覚を感じて生活しています。ドリルで壁に穴を開ける音を聞いたり、スマホでユーチューブを見たり、牛乳をコップに移す時、こぼれないようにそーっと注ぐ感覚、などなど挙げ始めたらきりがないですね。 過反応(感覚過敏・感覚回避)  パソコンのキーボードで文字を打ち込んでいる時には、頭の中で『どんな感じで表現したら

          【まとめ記事】感覚調整機能

          感覚探求行動には、この方法で進めよう!

           感覚特性の記事は、この『感覚探求行動』で最後になります。  感覚特性については、これまでいくつか記事にしてきましたね。まだ読んでないよーって方は、是非その記事も参考にしてください。 振り返り  初めての方に少し感覚特性について振り返ってみましょう。  感覚特性は『感覚の感じやすさ』と『能動的か受動的か』で分類されるんでしたね。『感覚過敏』『感覚回避』『低登録』『感覚探求』の4つです。 今回  今回の感覚探求は、感覚が感じにくく、自分から刺激を求めに行くタイプだったで

          感覚探求行動には、この方法で進めよう!

          感覚特性への対応はこれを試してみて!

           前々回から、自閉スペクトラム症のお子さんに特有の感覚特性について記事にしています。私たちでは何気ない感覚でも、強く感じてしまったり、全く気付かなかったりと、本人はもちろんのこと、周囲の大人も困っていることが多いんですね。  『感覚特性とは何?』『そもそも感覚特性の大枠を知りたい!』という方は↓の記事を参考にしてみてくださいね!  前回は『感覚過敏』については前回の記事で解説しました。過敏とは神経だけの問題ではなかったですね! 低反応のふりかえり  低反応は、環境から

          感覚特性への対応はこれを試してみて!

          感覚過敏を徹底解説!!!原因6つ知っていますよね?

           前回から感覚の特性について記事にしています。  感覚過敏、感覚回避、低登録、感覚探求の4つが感覚特性として挙げていましたね。読んでいない方は、是非↓も読んでみてください。  さて、前回は総論のような感じで記事にしたので、今回はちょっと掘り下げて書いてみたいと思います。 おさらい  感覚過敏は4つの感覚特性のうちの1つでしたね。外側からの刺激に対して受身的で、感覚を私たちよりも過敏に感じてしまうことが定義としてあります。具体的には・・・ 掃除機の音に反応して、手で両耳

          感覚過敏を徹底解説!!!原因6つ知っていますよね?

          特性のあるお子さんの感覚の感じ方、これで確認してみて!

           「とても育てにくいなぁー」と感じるお子さんの中には、こんな行動をするお子さんがいらっしゃいます。いかがですか?全てではないけど、当てはまることがありませんか? なんでこんなに歯磨きを嫌がるのかしら? ちょっと触られただけで、とっても嫌な顔をするの? 掃除機の音で泣いたり、逃げ回ったり・・・えっ? 名前を呼んでも気づかないような様子 クルクル回る遊びが好きすぎて、一度始めるとやめられない。  このような行動をとるお子さんの中には、環境から受け取る刺激に偏りがあるお

          特性のあるお子さんの感覚の感じ方、これで確認してみて!

          もう一度考え直す『見通しを持つ』とは?

          『よし!週末、東京ディズニーランドに行こう!』  私は熊本にいて、上のような誘いがあっても、『よっしゃー!行くぞー』とはならない。むしろ聞きたいことが山ほど出てくる。 ・週末?明日はもう週末じゃない? ・飛行機で行くの?新幹線で行くの?絶対ないとは思うけど車はないよね? ・チケットは・・・まだだよね? ・何泊で行くの? ・ホテルはどこに取ろう? ・キャリーケースは・・・ まぁ、ざっと書いてもこのくらいは出てくる。 確かに行きたい!行きたいんだが、もう少し準備というものが

          もう一度考え直す『見通しを持つ』とは?

          登校拒否のお子さん、実はこう思っている!

           ある人に発達特性があったとしても、周囲にいる人がみんな特性を持っているのならば、それは発達特性とならないのでは・・・?  発達に特性があるとか、ないとかいう問題は、実は周囲の理解の問題に依存するのかなぁー  じゃー周囲の理解がない場合、子どもたちはどうなるんだろ?というのが今回の記事です。簡単にいうと発達障害の『二次障がい』と『併存症』についてです。 発達障害の二次障がい  発達障害がいのお子さんに起きる、心の反応のことを指しています。学校や家族等、周囲から不適切な対

          登校拒否のお子さん、実はこう思っている!

          正直、天才になりたい。

          頭が良かったら、仕事が3倍早く終わるんじゃないかなぁ 読みたい本の内容もスラスラ頭に入ってくるんじゃないかなぁ 収入も今よりも大幅に高いんじゃないかなぁ 今悩んでいる事もちっぽけに感じるんじゃないかなぁ  今回の記事は、題名のように本心からそうなりたい思いながら書いています。やっぱり一部には天才児なる方がいるんですね。下の特徴を見ていると、自分にないものばかりで落ち込みます(;^_^A あーぁ、自分つくづく凡人だ・・・(笑) ギフテッドと呼ばれる子どもたち ギフ

          正直、天才になりたい。