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赤ペン先生で成績が下がる!

色々と物議を醸し出しそうなネタですね。
特定の企業を批判しているわけじゃないですよ笑

 これまで、テストや問題の解答は、赤色のペンや色鉛筆を使って、採点が主流となっています。
というか、それ以外の色を使うイメージがないですよね。

 赤色のペンを使って修正を受けてやり直し、そして再テスト。よくある光景かと思います。

しかし、赤色を使うことで成績が下がるという研究結果をエリオットさんとニエスタさんっていう研究者が出してるんですよね。

赤色を使った心理研究

 学生のグループを2つに分けて、テスト用紙の表紙が赤色を配ったグループと、グレーを配ったグループでは、赤い表紙のグループの方が明らかに点数が低かったんですね。

 これは表紙だけじゃなくて、色々な物で試されましたが、やはり赤色を強調させたグループは、成績が下がったそうです。

 なぜ、そうなるかと言うと、赤という色は危険をイメージさせたり、目の前の状態から避けさせるような効果があるそうなんですね。

そう言われると、信号機の赤は危険を表すし、消防車の赤を緊急性を表します。実は理にかなった色なのかもしれないですね!

 今から難しい問題に取り組もうとする時に、赤を見るとやはり影響されてしまうのでしょう。

それだけでなく、間違えたところに、赤で×を付けられた上に、色々書き込まれると落ち込んでいくばかりなのではないでしょうか。

赤色の対応策

 さて、そしたらどうしたら良いのでしょう。
答えは簡単です。色を変えたら良いんですね。

 ちなみに青は冷静にする効果や、緑にはリラックスする効果があるようです。間違いを真摯に受け止めるだけの心持ちを持つにはリラックスも重要でしょう。

お勉強をする時には赤色を視界から消す!
今日から取り組める学習効果の1つにしてみてはいかがでしょうか?

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