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学習支援は○○と○○を使いこなせ!

  • 子どもの宿題や勉強を見てると、なぜか感情的になりイライラしてくる。

  • なんでこんな問題が解けないの?

  • この前はあんなに集中してたのに、なんで今日はこんなにウロチョロして…

 なんでこんなに上手くいかないんだろう。きっと、お子さんの勉強を見てると感じることがあるでしょう。

 そんな時は『理性』と『感情』に分けて、お子さんをもう一度確認してみてはどうでしょう?落ち着いて観察できると、お子さんが今、どこでつまづいているのかが分かりやすくなり、対処できるようになるでしょう。

理性と感情

 私たちは生活していると毎日、何かしらの判断をやっています。

 今夜の晩ご飯は何にしようかしら?明日の食事会はどの服を着て行こうかなぁ?みんなの意見と合わなかったらどうしようかなぁ?

色々、判断をする時に私たちは理性的もしくは感情的に判断していきます。

例)ダイエットをして、カッコいい体を作るぞ!
理性的な自分→よし!毎日、腹筋100回するぞ!
感情的な自分→んーとはいえ、めんどくさい!

 理性的な自分が、感情的な自分に勝つとダイエットが成功するし、感情が勝つと現状のままとなります。

 さて、これは大人だけの話でしょうか?
 これを学習支援に当てはめると少しだけ道筋が見えてきます。

理性→宿題はあるし、お勉強しないといけない!
感情→でも、めんどくさいなぁ!

 簡単に言うとこの図式になるでしょう。
この図式を抜け出すには感情が理性を上回らないようにすることが重要です!

ゾウさん』と『ゾウ使い』によく例えられます。
ここで言う『ゾウさん』は感情を表し、賢くはないがパワーがあって、どこへでも連れてってくれる大きな存在です。
そして、『ゾウ使い』は理性を表していて、パワーはないものの、賢く目標まで最短距離で判断してくれます。

 感情的なゾウさんが強ければ、『勉強なんてやりたくないなぁー』『もうゲームしよう』『宿題は明日でいいかぁー』になっちゃうわけですね。
 反対に理性的なゾウ使いが、ゾウさんを乗りこなせれば、『ちょっとだけ宿題やってみよー』『もっと良いテストの点数を取りたいな』になります。

 このようにゾウさんとゾウ使いの視点でお子さんをよく観察してみてはいかがでしょうか?きっと見えてくる部分があるかと思います。
 またこれは学習支援だけに限ったことではないと思います。

 日常生活を送る上で、このゾウさんとゾウ使いを思い出して頂くことで、様々な目標達成に役立てるかと思います。

参考文献はこちらでーす!

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