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人と違う自分はすごい!は勘違い

厨二病が特にひどかった高校生くらいまでは
"私は変わっている"と思いこむことが
生き甲斐だった。

というか、前も書いたけど、
人と変わっていると自己暗示し、
自分は特別なんだと思い込むことで、
自分を補いながら生きていた。

高校を卒業し専門学校に通い、就職し、
いろんな経験をしたり関わる人が増えたりで
次第に厨二病が治っていき、


そもそも人はみんな違うし
みんなすげぇし、みんなすごくない

と思うようになった。

こんな思考の変化を経てきたからか
自主的に
「私!変わってるって言われます!」
「俺、普通じゃないからさ〜」と言う人が、
アレルギーレベルに苦手である。

自分が変わり者であることを
自己申告してくる人には
それをひたすら肯定する言葉を言うのが
花まる大正解な回答なんだろうけど、
わしは、

「まぁ、人それぞれですよね」
「それただ常識ないだけですよね」
「似たような人会ったことありますよ」

と返すことで
自分のアレルギー反応を緩和しています。

ちなみにこの対応は
"自分は人と変わっててすごいし、
とにかく他人に会うときは
承認欲求を満たして欲しい〜🥺✨✨"
という地雷タイプを避ける
自己防衛にもなるのでおすすめです。


というかな、モノホンの変わり者は、
無自覚だから自己申告しないんだよね。

まじで頭がおかしいことを
平然とやってのけた後に
"お前らが変わってる"みたいな態度をとるからね。

多様性がフォーカスされる時代
【主義 主張 個性】
それらのアピールは大切だけれど、

主義がある人が強いわけでもなく、
主張がある人が優れているわけでもなく、
個性がある人が偉いわけではない。

表への滲み出る濃度が
人それぞれ異なるだけで
人は皆【主義 主張 個性】
抱えた生き物だと思う。

だから、人と違うことを
正々堂々とアピールして
鼻を高くしてる人は
わしから見るとアホだし、
ましてやそれを優れていると捉える人は
浅はかだと思っている。

浅はかな人ほど
主張が激しく声が大きいので
目立ちやすい事実はあるけどね。

目立つことが優れていることとイコールかと言うと
違うじゃん?

わしは"私は変わっている"と思いこんで
とにかく周りを馬鹿にして
生き延びてきた過去を元に、
今は"他者に対する敬意を捨てた時点で
その人とは対等な関係になれない"

ということを忘れないようにしています。

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