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国語教師になるまでの道のり②      カリスマ先生との出会い

①の続き。

得意科目である国語が全く高校3年生になって点数が取れなくなった。ところが勉強のやり方さえわからなくなり途方に暮れた私は、当時最も有名な超人気予備校講師の授業に申し込んだ。

この教師の授業申込日は、朝5時に予備校前に行列ができると言われて驚いた。当時、カリスマ先生は受験生にとって神様のような存在だった。

英語の〇〇、数学の〇〇とか多くの教科で受験生なら知らない子はいないんじゃないかという先生がいた。その中で国語の〇〇という先生の授業をホテルに泊まり込み、夏休み中受けに行った。

この選択が私の人生を大きく動かす!

唖然とするほどの授業だった。今までやってきた勉強のやり方とあまりにも違っていた。今までは得意だと思っていた科目だからこそ、ほとんど自分の感覚で解いていた。

ところがこの先生は、こういう問題はこういう風に解くと言ったようにまるで数学の公式を教えるように教えていくのだ。ひたすら、その国語版公式を教えてくれた。そしてその練習を問題でする。まるで数学の勉強のやり方なのだ。

目から鱗、この言葉が毎日毎日頭の中をぐるぐるぐるぐる回った。

悩んでた分衝撃も大きかった。そして、夏休みの全ての授業を終えた。

そして3ヶ月後の模試の結果でまたまた大きく驚くことになる。

                               続きます。




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