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#ドッグイヤー 『破天荒フェニックス』1

破天荒フェニックス

■まずは目標を細分化することだ。月に100万売上を上げるということは、1日に3万円多く売れればいいだけだ。3万円というと、現在の客単価だとメガネ3本分だ。

■チェーン店として生き残っていくためのバイイング・パワーを持つためには最低100店舗までは店舗数を増やさないと絶対にダメなんだ。

■大切なのは、店前の通行量よりも、店の前を歩く人たちの「ショッピングモチベーション」なのだ。つまりどれだけ沢山の人が店の前を歩いていようが、買い物をするつもりで歩いていない人たちに財布を開いてもらい、お金を出してもらうには、とてつもなく高いハードルがあったのだ。

■当時、オンデーズの店舗は直営7対FC3の比率だった。この直営店を、運営力の高いフランチャイズ加盟企業へ売却し、多くの店舗をフランチャイズ化させることで、資産をオフバランスし、財務を建て直しながら直営3対FC7と、逆の比率に持っていこうという計画である。

■もうこのころには銀行や、弱みに付け込む高利貸しなどとの交渉に疲れ果て、金融機関全般からの支援を完全に諦めて、自分たちの産み出すキャッシュフローのみで「成長」を実現していくことこそ、巨額の負債を撥ね退け、オンデーズを浮かび上がらせる唯一の方法だと胎をくくり、店舗数の拡大と売上高の向上だけに集中し脇目も振らずに邁進していた。

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