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あらぬ疑いをかけられても負けないぞ!

それは、まず日本ではありえないことでした。
スペインに行った時のことです。

バルセロナに着き、予約したレンタカーを借りに行きました。
少し奮発してBMWのSUVにしました。

少し変だったのが、貸し出しの時にスタッフがボディ周りのチェックを全くせず、書類のやり取りだけで手続き完了ということでした。

アメリカなど、比較的おおらかな国でも、スタッフが車の周りを回って確認することがあります。
日本は、この点のチェックがかなり細かいことをご存じの方は多いと思います。

それで、念のためというか、自分たちで点検したところ、リアワイパーが折れていました。
とりあえず写真に撮って出発しました。

ちょっと酷いですよね!

この時、後にこの写真が自分たちを助けることに役立つなどと思うことなく、旅に出かけました。

旅を楽しみ、日本に帰国したら、数日後にレンタカー会社からメールが来ました。
弁償せよ」とのことで、€161の請求書も付いていました。

それで、カスタマーセンターに連絡し、この写真や日付が入っている写真ををメール添付して、証拠物件として送りました。

とても親切に対応してくださり、その後、「損害賠償をキャンセルする」というメールも来たので、一安心しました。

ところが、さらにレンタカー会社から「異議申し立て」をするための用紙がメールで送られてきました。
「こんなずさんなシステムなら、シレッとにカード会社に請求されてしまうかも?」と思い、私が使用したクレジットカード会社に電話で相談しました。

すると、「海外売上異議申し立て用紙」というのが送られてきました。
それで、これまでのやり取りなどを証拠として印刷同封して、返送しました。

こんなサポートでした

結局、やってもいない破損を弁償するといったことはなく、請求はされませんでした。

後日、スペイン在住の友人にこのことを話したところ、
「スペインではよくあるような話。仮に請求に応じて払ったとしても、直さないでまた請求するかもしれないね」とのことでした。
(本当にそうかは分かりませんが)

それでも、スペインはまた遊びに行きたいとは思います。

このことから得られた教訓
① 泣き寝入りせずにできることは行うこと
② いろんなところに相談すれば、必ず何らかの方策が見つかること
③ 自分の身を守るのは自分(写真が証拠になった)



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