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日記エッセイ『便座って、消耗品ですか?』#32(2023/3/7)

・ステイ・トゥゲザー

 何から話したらいいんだろうなぁ。あっ、どうも秋月です。
今日何気なくyahooを観ていたらMr.BIGのさよなら公演の記事が。
もうね、パットが亡くなってから表立った活動が無かったから、
正直もう半分諦めというか、一区切りするんだろうな、とは思っていた。

 MR.BIGが僕に与えた影響は小さくない。そもそもの出会いは1997年日テレ『U.S』のテーマソング『STAY TOGETHER』を耳にしたとき。
まさに痺れる!という言葉しか閃かないほどカッコよかった。まして『U.S』は最新のインディカー事情をはじめとしたアメリカの90’sカルチャーを紹介する番組だったから、そのイメージも相まって流行りに敏感だった秋月青年にとっては衝撃的な番組、音楽だったわけだ。

 学生時代に今でもちょっとここでは話す気になれないトラブルに巻き込まれてね。その経過の中で大学の先輩に勧められて彼ら初のベストアルバム『Big Bigger Biggest!』を聴いたんだ。『STAY TOGETHER』に加えて、『Daddy,Brother,Lover,Little Boy(所謂ドリルソング)』『To Be With You』を初めて聴く機会があったんだよ。それはそれはシビれたね。

 さよなら公演を行う直前の今のタイミングで再結成を今から望むのは酷なことかもしれないし、メンバーとしても支柱だったメンバー、パットが亡くなって無理にバンドを続けてバンド自体の毛色が変わるのも望んでいないからこそ、さよなら公演になったはずだから。

 また『Big Bigger Biggest!』が聴きたくなりAmazonやらHMVを物色したけど
すぐには手に入らない感じだけど、MP3で聴いてもいいけどあの頃を逡巡するにはジャケット含めCDなんだよなぁ。

 あぁ~。いい想い出も嫌な想い出も詰まったバンドが消えてく中、
Mr.BIGもまた。僕の中の青春の原風景ががまたひとつ消える。

・クラウドファンディングの沼にハマる

 まだ到着までは時間がかかるだろうけど、今クラウドファンディング投資案件を2つ応援している。1件は株式会社瑞起(かぶしきがいしゃずいき)の進める「X68000Zプロジェクトクラウドファンディング」、もうひとつはZorloo事務局が進める「ZuperDAC Pro/Max日本上陸応援クラウドファンディング」。クラウドファンディングに慣れていない人から見たら、製造過程で足りないカネを出してモノを買うだけだろっていうかもしれない。

 「X68000Z」のおおもとのプログラムをもったパソコン「X68000」自体は僕が子供の頃、1980年代から1990年代にかけてSHARPが出した名機で、「グラディウス」はじめ「ストリートファイターⅡ」等沢山のゲームがこのパソコンで生み出されたんだ。幼稚園児のころ、友達のお兄ちゃんがこのパソコンを持っていて物凄く憧れたんだよ。

 でも幼稚園児から小学、中学、高校になってもこのパソコンとは縁がなくて、この年になってまさかの「X68000Zプロジェクト」に支援できることになったというわけ。

 ふたつめの「ZuperDAC」については、ヘッドホンアンプが前々から欲しかったけど、良い値段するんだよねぇ~。はっきり言って結構高い。それならクラウドファンディングから関われば、安く手に入るんじゃないかな?と思ったのがきっかけなんだよ。

 僕からしたら、大抵のしっかりしたプロジェクトの場合、クラウドファンディングの進行過程をECサイト内、もしくはメールで報告してくれる。
これが僕にとっては貴重な体験共有なわけなんだよね。
だって多種類他業種のものづくりの現場に直接かかわる機会ってなかなかないし、どうプロジェクトを進めていくか、っていうことも知る事が出来て、
普段の生活の中ではなかなかない経験だったりする。

 もちろん期限までに目標金額を達成されない場合もあるけど、目標金額に到達するまでが、一致団結してみんなで応援していく感じがまたスリリングだったりするんだなぁ。

 実はこんなエラソーなことを言っているけど、まだクラウドファンディングでモノに触れていない。支援はしているけど、まだ製造中で商品が届いていないんだ。ただ、「X68000Z」は今月の末から、「ZuperDAC」に関しては今年の8月以降少しずつ出荷されるようなので首を長くして待つしかないかな。僕の支援しているクラウドファンディング自体の話はこんなところなんだけど、あとは余談。

最近うちの母親とギスギスしてたのだけど、「X68000Z」と「ZuperDAC」用のパーツを市販のものを別に買っていたのだけどギフト券がちょっと余ったので、ガオガオ君(?)ガウガウ君(??)⇒<寝ている犬を起こさずにそっと骨を押して気付かれたら負けのゲーム>を買っていたのがうちに届いていたんだよ。

甥っ子たちもいないし何の気なしに母に挑戦状をたたきつけ、見事に勝利。さらに場が和んで一石二鳥。母との円滑なコミュニケーションがこれでできたなら買ってよかった。

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