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raiの自己紹介


はじめに

私には精神疾患を持った精神障害者という側面があります。これから主に、私の病気にまつわる体験談をもとにしたnote記事を投稿していこうと思います。

それは、一種のピアサポートであり私のリカバリーストーリーをつむぐことだと思っています。

ピアサポートとは
 同様のつらい経験をしている仲間同士による対等な関係性の中で生まれる支え合いの営みのすべて。
 ピア(peer)は仲間、対等、同僚という意味。(以下略)

『ピアサポートを文化に!』 相川章子・ピア文化を広める研究会

リカバリーとは
 大きな困難にとらわれた生き方や生活から、自分らしい生き方に向けて歩む過程を言う。(以下略)

『ピアサポートを文化に!』 相川章子・ピア文化を広める研究会


略歴

私は、大学在籍時に精神疾患にかかりました。私の病気は原因が特定されていないので、何が原因で病気になったとは言えませんが、発症当時は経済的不安、資格試験勉強の疲労、対人関係のストレスなどがありました。

大学をなんとか卒業したのち、デイケアや就労継続B型事業所での訓練を経て、障害者枠にて就労しました。

しかし、結婚や部署移転による環境変化のストレスで病気が悪化し、退職しました。

その後、就労移行支援事業所で勧められカウンセリングに通い、私は就労したくないんだ!と気づきました。

やりたいことをするより、やりたくないことをしないことのほうが、私の人生を充実させるには近道だと思ったのです。

そして今は、私にとって心地いいことをしながら、なんやかんやと暮らしています。

記事のトリセツ

これから主に私の病気にまつわる体験談をもとにしたnote記事を投稿しようと思いますが、それらのnote記事を読んで「精神障害者の体験談を読んだ」と思わないでもらいたいのです。

「raiという一人の人間が語った、体験談を読んだ」と思っていただきたいです。体験談も”病気の部分という、きわめて限定的な”体験談です。

というのも、病気は「私をカタチづくる要素の一つ」に過ぎないからです。私はときには病気に飲み込まれてしまったかのように、錯覚をすることもあります。

でも、病気にまつわる記事を投稿することと矛盾するようですが、私にとって大切なのは病気以外の部分です。

夫とのひと時であったり、趣味をする時間であったり、温泉につかってマッサージを受ける時間であったり、それこそ挙げればキリがありません。

慢性の病を患っていても、「病気がその人のすべてではない」と私は感じます。


おわりに

病気がすべてではないと感じている私が、なぜ病気にまつわる投稿をしようとしているのかというと、私の体験談が他の人の役にも立つことがあるんじゃないか?との想いからです。

精神疾患当事者のみならず、ご家族、医療従事者、支援者、また精神病とはまったくかかわりがなかったかたなどに向けてnote記事を書いていきたいと思います。

よろしくお付き合いお願いします。


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