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雪のゲレンデと、雪と星空のまり【オーダー品ご紹介】

こんにちは。秋田県由利本荘市でごてんまりを作っています〈ゆりてまり〉です。

今回は、仙北市の地域おこし協力隊のかたから、あるイベントのためにオーダーをいただきました。

たざわ湖スキー場

雪のゲレンデで満点の星空を見よう! という、素敵なイベントです。
※イベントの受付はすでに終了しております。


こちらのモニターツアーに来てくださったお客様にお渡しするお土産として、イベントにぴったりのごてんまりグッズを作って欲しい、というオーダーでした。

最初に提案させていただいたのがこちらの2案です。

雪の結晶 ストラップ デザイン案A B

「雪のゲレンデ」をイメージして、白い糸で上掛け千鳥にかがりました。
ベースのモチーフは「雪の結晶」です。
かがる糸は白と銀のみ。
真冬のゲレンデ、空に近い場所で星を見たら、きっと空気も驚くぐらい澄んでいて、きれいな雪と星空だけが見えるだろうなと思い、余計な色は使わないことにしました。

A案とB案のどちらかが通ればいいな、と思ってご相談したのですが、


なんと、どちらも通りました。びっくり😲



しかし、A案とB案はベースの色以外、それほど違いがありません。
似た印象のまりが2つあるだけです。
せっかくまりが2種類あるのなら、お客様が好きな方を選べたらいいですよね。
先方からも、「A案が『雪のゲレンデ』でB案は『雪+星空』のイメージ。A案はそのままでいいけれど、B案は銀でなく金色を使って、もっと星のイメージを強く出して欲しい」と言われました。

そこで、B案をより星のイメージに近づけるために、銀糸を金糸に変え、分割方法も12等分から10等分に変更しました。
こうすると、尖った部分が5個できるので、変更前と同じようにかがっても、きちんと星の模様が現れるようになります。
星の印象を強めるため、金糸の上からさらに白の絹糸で縁取りを入れました。

そうしてできた完成版がこちらです。

雪の結晶ストラップ 完成

画面左の、水色の地巻きに白と銀でかがった方が「雪のゲレンデ」のまり、画面右の、紺色の地巻きに白と金で星をかがった方が「雪と星空」のまりです。

自分でも、なかなかよいデザインができたのではないかと思います。
すでに第一回目のモニターツアーは終了し、いくつかのごてんまりストラップはお客様へプレゼントされました。
先方からは、「先日お客様にお見せした際、男性陣含めて歓声が上がりました✨素晴らしいお仕事ありがとうございます✨」と、連絡をいただきました。

喜んでいただけて、本当によかったです!

今回わたしがちょっとだけ関わらせていただいた、たざわ湖スキー場のホームページはこちらです。
スノーパークが大変充実したスキー場らしいですよ!
興味のある方はぜひ訪れてみてくださいね!



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