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140字小説 No.-001‐050

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【No.−001 anti anti flower】
『花の環境実験』イベントが開かれた。綺麗な言葉をかけると花は綺麗に咲く。反対に、誹謗中傷を続けていると花は枯れてしまうという実験だ。ステージの上で、アクリル板の外から顔の見えない大勢の声が響く。このイベントが終わったら、帰って何を食べようか。何を見ようかと楽しみになった

【No.−002 ファミリーツリー】
有名になったり宝くじが当たると親戚が増えるそうだ。それが本当なのかはわからないけど、人が亡くなったときも例外ではなかった。「××の息子です」「××の祖母です」「××の姉です」「この度は誠に――」母が亡くなってからネットで、今まで見たことも聞いたこともない大勢の身内が増えた

【No.-003 黄昏】
同級生だった子が数年後に殺人犯として報道される。正しくても、夢があっても、残酷な世界でも。空が青くたって、電車の中で赤ちゃんが笑ったって、お気に入りの傘を買った次の日が雨だって、人は死ぬ。いつか失う。当たり前のことに今さら気付き、そして驚く。永遠なんて、どこにもないのだ

【No.-004 言葉を探す】
遙か昔、世界には多くの「言葉」が栄えていたそうだ。言語発掘班である私は今日も言葉を探す。青年が私を呼ぶと、手には『愛してる』の言葉が添えられていた。解析班に渡さないと意味は分からない。青年が笑う。私の胸が熱くなる。この感情を伝える言葉を私は、まだ、持ち合わせていなかった

【No.-005 翠緑、炭酸、夏を弾く】
ラムネを飲み干した彼女が、瓶の中に土と種を用意した。彼女のやわらかな手から水が注がれる。「夢があるんだ。教えないけどね」と笑った。一年後、日向に置いたラムネ瓶の中で、小さな花が音を立てて咲いた。夏がまた始まる。名前もないこの花が、 いつか、誰もが知る夢になることを願った

【No.-006 盗作】
誰かの思い出や死を創作にしていく。自殺配信をした女の子の動画を見ながら、流れていくコメントや女の子のメッセージをメモ帳に書き込む。生々しい死をエンタメにしていく。警察に電話もしないで、止めもしないで、あの子が生きるはずだった物語を、人生を、将来を。今、言葉にして盗んだ

【No.-007 やさしい世界】
「人生のボランティアを募集しています」というネットの呟きを見つける。いわく「小説家を目指して仕事を辞めました。創作活動のRTやお気に入り。作品の購入や感想を教えてもらえると励みになります。金銭面が苦しく、生活ができな」興味がなくて画面を閉じる。さぁ、今日も一日がんばろう

【No.-008 すいさい】
校外学習で使うボンドを買いに行った帰り、予報にはないどしゃ降りの雨が体を濡らした。屋根のあるバス停で休んでいると、先客のおじいさんに「えらいザーザー振りになってきましたね」と飴を渡される。「はい、……どうも」空は未だ晴れない。心にも、地面にも、池のような水溜りを作った

【No.-009 メーデー】
本や雑貨を売ってなんとか今月分を稼ぐ。今やお金がないと「余裕」や「安心」が買えない。最近は国が不安を煽って高騰させているという噂だ。生産性のない人間は社会の歯車にならない。選別なのだろう。今日は生きることができた。でも、来月分の「余裕」や「安心」を買える確証がなかった

【No.-010 28 years round】
道の先はまだ見えないけれど、道が見えるから進むのは、見返りを求めるだけで。省みることもなく、見えない道を進むのは、きっと、誰かを見返すためなのだ。巡り、目眩く、目紛しい日々を生き抜く。公転周期だ。どこかの惑星探査機が打ち上がる。その行く末を見守った。新しい一年が始まる

【No.-011 ひかりをむすぶ】
徹夜して作った泥舟で明かりを目指す。立ち止まっては光の粒を落として、漕ぎ出しては先の見えない道を進む。そうして結んだ光が、次の誰かの光になると信じて。一人で泳いでいると思うと、いつのまにか隣には人が立っていた。不安な表情をしている。綱渡りの泥舟だ。でも、沈ませてたまるか

【No.-012 aurora arc】
久しぶりに会う幼なじみとジャングルジムで遊んで、キャッチボールをして、ベンチでコーヒーを飲む。くだらない唱を歌って、睡眠時間の心配をして、花の名前を教えてもらう。夜にはランプを消して天体観測を始めた。四連星のひとつが離れる。あの流れ星の正体は、まだ、誰にもわからなかった

【No.-013 宇宙ダコ】
宇宙ダコが銀河を泳ぎます。空の上では様々なお店や気象、果物が浮かんでいました。天国の本屋、薔薇のない花屋、春の雪、夜にだけ咲く苺。出会いと別れを繰り返した宇宙ダコは、最期にはおいしく調理されてランチに振舞われます。きっと誰かの血肉となって、想いは、黄泉がえっていきました

【No.-014 ラムネと人魚】
その声は物体になることができた。元気な少年の声を出せば元気な少年の姿に、あどけない少女の声を出せばあどけない少女の姿に変容する。声はラムネ瓶にするりと入り込み、知らずに飲んだ人魚の喉元に声が戻っていく。やがて、小日向の射す海岸沿いには人魚の歌を聴く人で溢れていた

【No.-015 マクドニャルド】
「いらっしゃいませ。マクドニャルドへようこそ」男性店員が甘噛みする。ふふっとしながらメニューを眺めてると、泥棒猫、招き猫、猫まんまと表記されていて驚く。チキンニャゲットを頼むと「今ならセットで小判、杓子、鰹節が選べます」と勧められる。帰り際、看板のYの文字を外しておいた

【No.-016 イクメン男子】
イクメン男子になった。色んな音楽を聴かせて、色んな映画を観せて、じっくりゆっくりと育てていく。花に創作物を与えてやると良い成長を見せるという。それと同じだ。ちょうど食べごろになってきたので箸ですすると、スープの旨味が口の中に広がった。やっぱり自分で育麺したものは格別だ

【No.-017 ベル】
水彩絵の具で手紙に絵を描く。小窓を開けて鈴を鳴らすと、青い鳥が飛び込んでくる。青い鳥は手紙を咥えてどこかへ羽ばたくと、やがて多くの感想や感情を持って帰ってきた。毎日、毎日、鈴を鳴らして絵手紙を誰かに送る。顔も、声も知らない人達に向けて。今、五十回目の鈴が辺りに鳴り響いた

【No.-018 恋すてふ】
「恋すてふ」から始まる短歌が好きだった。と、誰かのラブレターが出てきて思い返す。高校生のとき、机の中に間違って入っていたのを見つけて以来、そのまま閉まっていた。私がちゃんと調べて本人に届けていれば、何かが変わったのだろうか。ずっと、「恋すてふ」から先を思い出せずにいた

【No.-019 しょくじかい】
今日は偏食の僕のために、彼女の自家製料理を振る舞ってくれるそうだ。慣れない作業に彼女は手を焼き、目を剥き、骨を折り、心血を注ぎ、頭を抱え、身を削って料理を作る。自腹を切って作ってくれた料理を食べると、彼女の体と心の一部になれた気がして満足する。「おいしい」返事はなかった

【No.-020 何者】
手作り絵本の最後のページはまっしろだった。小さな女の子が夢を見つけるために、くじらに乗って星々を巡る。確か、就活前に趣味で描いていたものだ。自分が「何者」にでもなれると信じて始めた演劇も、気付けば「私」がいないと知ってやめてしまった。絵筆を取る。最後のページは、まだ――

【No.-021 インスタント旅行】
インスタント旅行がブームだ。水族館、映画館、様々な種類が並んでいた。私も試しに遊園地パックを湯煎してみる。封を切ると煙が部屋を包んで遊園地の幻を生み出す。ひとしきり楽しんだあと、幻はやがて幻のように消えてしまう。袋の裏には「消費期限 気持ちが冷めるまで」と書かれてあった

【No.-022 ユーイ】
この世界には人種の壁が築かれていた。制覇困難と評される壁を、登山家のユーイが何日も、何年もかけて登る。不可能だと彼女を罵る人が大半だった。あれから何十年が経っただろう。遠い空の向こうから、今でも彼女の歌う声が聴こえる。言葉は分からない。けれど、なぜだか涙が止まらなかった

【No.-023 波形e.p】
唇から言葉が剥がれ落ちる。音、光、熱、夢、色、波。ありとあらゆるものを言葉が呑み込んでいく。形を変えて、大きさを変えて、意味を変えて。魚、鳥、虫、人。ありとあらゆる生命を言葉が取り込んでいく。物質になって、物体になって、化物になって。唇から、剥がれ落ちた言葉が。言葉が、

【No.-024 正しい街の終焉】
暗闇に街が広がる。僕の好きな人達や培った倫理観、影響を受けた言葉が確かな形になって、瞳の奥に街を作った。思い出が増えていく度に街は大きくなる。正しさだけで囲んだ街はとても安全で、すごく安心できた。でも、と。振り返るのをやめて足を前に向ける。涙を流すと、街もどこかに流れた

【No.-025 ムーンソング】
最終電車に揺られながら、窓には曇った自分の顔が映った。街明かりの、ひとつひとつに、生きている人がいて。月明かりの、一粒一粒に、還る人がいるのだろう。確かだった「今」が過去最高速で思い出になっていく。荒波も、夢も、死ぬことも、生きることも。その全てが静かに夜を灯していった

【No.-026 新言語秩序】
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【No.-027 流線形に象る】
十年前、海岸沿いに『エンディング・ピアノ』が漂着した。誰でも弾けるように整備されたピアノは、見た目は酷く寂れているのに、その音色は聴くものに安らぎと終焉を与える。波風が私を流線形に象った。もし、波を切り取ることができたら。なんて笑って。どこからか、うみねこの鳴く声がした

【No.-028 終末にて】
外を眺めると夕陽が街を飲み込んでいた。数年に一度、世界では【終末】と呼ばれる大災害が襲う。人種、性別、言語。何かの『理』が失われていく。ラジオからは「海」という聞き慣れない言葉が聞こえた。私達の生きる世界とは違う、別の世界線があるのだろうか。カーテンを閉める。終末だった

【No.-029 夕末】
劇場も、映画館も、音楽会場も、生きる上で必要のないものは空へ飛ばされる。素晴らしい未来のために。張り紙には「『お気持ち表明』を結んだ輪っかで、どうぞ、首を吊ってください」と書いてあった。大勢の人が空へと向かう。夕陽は綺麗なはずだったのに。生きる上で、必要だったはずなのに

【No.-030 アンダー・フラワー】
泥の中にだけ咲く花がある。踏まれて、蹴られて、蔑まれて、光を浴びた瞬間に枯れてしまう花だった。誰にも見つからないまま、誰からも探してもらえないまま、花は泥の中で腐っていく。醜悪だって、有名なものだけが持て囃される価値観だった。泥の中だけで。それでも、綺麗な花が咲いていた

【No.-031 サイダー・ライト】
誕生日を迎えるたびに、記憶や思い出をビー玉にしてラムネ瓶に詰める。透明な水を注ぐと一年間の心が、言葉が炭酸になって弾ける。その泡の一粒一粒に縁や繋がりが含まれていた。そっとラムネを喉に流し込む。誰も知らなかった声が、みんなの元に届くように。弾けた。音を立てて、弾けていた

【No.-032 新文学】
「自分の気持ちを正しく伝えられるように」と言語統一が行われた。世界中の人達から語彙力、表現力を一括りに集めて等しく再分配する。言葉は自由だ。発言の自由だ。そういった思想をもって、誰も傷つかない、誰も悲しまない新言語が生まれる。優しく、美しく、誰もが正しい言葉を使っていた

【No.-033 birthday song】
新しい手帳を買う度に、友人の誕生日を書き記していく。ふと手が止まる。大切ではなくなってしまった人の誕生日を、今年は手帳に書き記さないことにした。自分の中でその人達への興味が失われていく。『今日は誰かの誕生日で そして同時にあなたの命日です』なんて、誰かが歌っていた気がした

【No.-034 誕生日ドッキリ】
「【緊急事態宣言】大勢の仲間達でどんちゃん騒ぎ!【誕生日会してみた笑】」という動画が投稿された。批判や炎上が続いて最終的に逮捕者も出てしまう。けれど、実は全部ドッキリだったのだ。然るべき対応ができないとこうなることを、動画投稿者達で芝居を打ってくれた。そのはずだったんだ

【No.-035 オンリーピック】
四年に一度の祭典、オンリーピックが開催される。中でも注目の競技が『思い出五種』だ。選手は小学生、中学生、高校生、大学生、社会人と節目ごとに思い出を語っていく。形だけの審査はあれど、一人一人にとっての大切な記憶だ。全ての人の、全ての思い出に、等しく金メダルが分け与えられた

【No.-036 フリートーク】
日常にフリートーク機能が実装された。機能を使っての会話は、二十四時間で記憶から抜け落ちてしまう。些細な話、恥ずかしい話、内緒の話、伝えたいけど覚えていてほしくない話。一日経てば綺麗さっぱりと消去することができる。誰かに言われたはずの声援も、今は忘れてしまったけど、きっと

【No.-037 金メダルチョコ】
バレンタインに向けて手作りチョコに挑戦する。オリンピックを目指す男の子のために金メダルチョコを作るのだ。努力して、勉強して、失敗して、何度も繰り返してはやっと完成する。なのに、高校に持って行くとおじさんの先生に見つかり「校則違反だぞ」と金メダルチョコをかじられてしまった

【No.-038 過去探索部隊】
『正しい世界』のために過去探索部隊が大量に投入される。遥か昔の記憶や思い出に遡っては潜入して、どんなに小さな発言や些細な行いも見逃さず、不必要な存在だと認めたらすぐさまこの世界から排除した。清く、正しく、美しく。不都合な言動は全部、過去探索部隊によって処理されていくのだ

【No.-039 アポトーシス】
好きな漫画の最終回を見届けることも、お気に入りのゲームの続編が出ることも、友人と楽しく話すことも、嬉しいけれど、彼女にとって生きる上では未練にならないらしい。だから、ふとしたきっかけで失ってしまう。「私の未練になってください」という言葉に、どこかで、聞こえないふりをした

【No.-040 誰も傷付かない物語】
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【No.-041 消えた祝日】
カレンダーから祝日が逃げたそうだ。急な平日に戸惑う人、怒り狂う人、ズル休みする人、元から関係ない人と様々である。そんな中、失われた休みを取り戻すために、消えた祝日を探す人々が現れた。紆余曲折の末、祝日が捕まって予定通り今日は休みになったと、深夜のニュース番組が告げていた

【No.-042 思い間違い】
嫌なことがあったので、日記に「辛い」と書こうとしたら「幸い」と書き間違えてしまった。それだけのことなのに気持ちまで思い間違えてしまったようで笑う。誰かの「幸せ」から「一」を盗まないように、「辛い」と書かれた文字と気持ちを消しゴムで消して、新しく「幸せ」を書き綴った

【No.-043 膨らむ】
悩みや嫌いなものを風船に書いて、不安ごと空に飛ばす風習が村にあった。色とりどりな風船の中には、一体どれだけの不幸が詰まっているのだろう。あの日、彼女は自分自身の名前を書いてそれを見送った。だから自殺してしまったのかもしれない。風船が夜の帳の深く深くに消えていく

【No.-044 古代図書館】
地下遺跡から『本』と呼ばれるものが発掘された。専門家の解析によるとそれは『書物』で、歪んだ絵は『文字』だそうだ。約一万年前、人類は『文章』という交流手段を使っていた。テレパシーと記憶共有で他人の全てはわかるのに。なんて馬鹿にしながら、涙が溢れた理由は見つからなかった

【No.-045 0ページ目】
人生を一冊の本にしてくれるサービスがあった。面白そうだなと思い、僕と彼女の華やかな生活を書籍化してもらうために注文する。だけど、届いた本は最初から最後まで白紙のページだった。騙されたと憤っていたら、彼女が本の表紙を優しく撫でながら「これでいいんだよ」と、小さく泣いていた

【No.-046 線香花火】
恋の病を患って入院することになった。病室の窓から覗く線香花火の木を見つめる。パチパチと燃える花火が全て散ってしまったら私は死んでしまうだろう。ドキドキする度に花火が落ちていく。ふいに好きな男の子がお見舞いに来て心臓が高鳴る。蝉が鳴く。ラムネが弾ける。線香花火が淡く光った

【No.-047 膜を生む】
ホットミルクの膜が好きだ。大しておいしくはないけれど舌触りが癖になる。私は今、蜃気楼のような湯気の中をさまよっているのか、白紙のような液体の中をたゆたっているのか、それすらもわからない人生の迷子だ。膜の外側にいるのか内側にいるのか、それは、飲み干してから考えることにした

【No.-048 結縁地】
何かを失った人の前にだけ現れる結縁地があるらしい。微妙な距離感ができてしまった友達、関わりが少なくなったフォロワー、別れた恋人など、失った者同士を繋ぎ合わせる場所だそうだ。観覧車に乗り込むと会いたい人の幻に出会える。いつかまた元通りになるための、言葉を交わすわずかな時間

【No.-049 結い鍵】
彼から結い鍵をもらえなかった。相手の心を開けたり閉めたりできる結い鍵は、本音を伝えたり身の潔白を示すのに効果的だ。きっと、私には言えないやましい気持ちがあるからだろう。内緒で結い鍵を作って彼の心を覗くと、私への愛で溢れていた。目覚めた彼が「恥ずかしかったんだよ」と照れた

【No.-050 百発百中】
百発百中の凄腕スナイパーに暗殺を頼む。今まで百人も闇に葬ってきたらしい。相手は敵対国の最重要人物だ。失敗すれば警戒心が高まり二度と暗殺の機会は訪れないだろう。何度も打ち合わせを重ねる。しかし決行当日、弾が僅かに逸れて未遂に終わってしまう。「悪い。今ので百一発目だったんだ」

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改めまして、秋助です。主にnoteでは小説、脚本、ツイノベ、短歌、エッセイを記事にしています。同人音声やフリーゲームのシナリオ、オリジナル小説や脚本の執筆依頼はこちらでお願いします→https://profile.coconala.com/users/1646652