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自薦140字小説まとめ⑧

【No.-127 アンリアル】
死ぬ前に達成したいことをリストに書き連ねる。未練や後悔がないよう生きるための行為なのに、全てが終わったら気兼ねなく死ねると思ってしまうのは不可解だ。ひとつずつ、区切りをつける様は生前葬のようで面白い。死せずして生まれ変われる演劇みたいに、人生は何度だってやり直せるはず。

【No.-128 ループ&ループ】
神様の気まぐれで地球を作り替えるそうだ。「最期なんだから好き勝手やっちゃってよ。望めば何でも手に入るからさ」次の世界に人類はいらないから慈悲だという。あと数時間で地球は滅びる。何かが劇的に変わると思った。それでも、嫌いな奴は嫌いだし、真夜中に飲むコーラはとてもおいしい。

【No.-129 グランドエスケープ】
今日は皆既月食だそうだ。なんとも不思議な事で、欠けているのに、満ち足りていないのに、人々は嬉しそうに夜の帳を見上げる。不完全だって、歪んでいたって、惹かれるものは存在した。うつむきながら、私は水溜りに映った月を眺める。特別じゃなくても、きっと、救いはどこかにあるはずだ。

【No.≠141 祈り子】
若い夫婦がベビーカーを押していた。すれ違い様に目を向けると赤ちゃんが人形だと気付く。子宝に恵まれない人や子どもを亡くした人が、人形を代わりにする話を聞いたことがある。それはきっと呪いではなく、確かな光なんだろう。歳を取らない分、あの家族に思い出が積み重なることを願った。

【No.≠142 妖の街】
今日はハロウィンだ。仮装をしながら無駄に騒いで、ゴミを散らかして、警察官の指示も守ろうとしない。興味のない人には迷惑な行事だろう。これではどっちが化物かわからない。でも、私にとっては大切な日だ。今日だけは人間に化けることなく、仮装する人に紛れて堂々と街を歩けるのだから。

【No.≠143 優良音階】
その不良は指を鳴らすと音階を生み出します。今日は気分が良いのかパキ、ポキと高音が響きます。調子が良いとカエルの合唱を奏でました。けろ、けろ、けろけろけろ。敵の不良も間の抜けた曲を聞くと戦意喪失します。みんなもにこやかな顔になります。街は今日も、不良のおかげで平和でした。

【No.≠144 望遠のマーチ】
新しい私を探すために部屋の扉を開ける。海の底に沈んだ街。ヒヨコが降る国。季節を失った村。扉の先では世界が変わった。何度目かの扉を開けると私の部屋に辿り着く。いくつもの光景が目の前に広がったけれど、私の居場所はここだけで、生まれ変わっても私は私でしかないのだ。「ただいま」

【No.≠145 星借り屋】
『また一つ、宇宙から星が消滅しました。依然、原因究明には至らず──』星借り屋さんに頼んで星を貸してもらう。カーテンで遮られた部屋が紛い物で満たされていく。奪った光は私の目には眩し過ぎた。欲しがるだけ欲しがって、何も返せずにいるのに。それでも、希望とも似た光に縋っていた。

【No.≠146 あまのじゃく】
長い髪が好きと言うから、髪の毛を切った。青色が好きと言うから、緑の服を着た。アクション作品が好きと言うから、ホラー映画を観た。甘いものが好きと言うから、辛い料理を食べた。恋愛漫画が好きと言うから、推理小説を読んだ。あまのじゃくなのに私が好きと言うから、私も好きと答えた。

【No.≠147 誰かの物語】
たった140字の文章を綴ってください。それが小説になります。どうぞお好きなように。どうかお好きなように。これは私の物語です。短いけれど、すごく愛おしい世界です。では次に、あなたの物語を。どうかお好きなように。どうぞお好きなように。小さな言葉でも、積み重なったら、いつか──

【No.≠149 渡り鳥達】
冬が訪れる度に、彼女との思い出が蘇ってくる。流れない噴水の絵ばかり描いていた左手には、多くの吐きダコができていた。白紙を塗り潰していく彼女の横顔が、なぜだかとても悲しそうに見えた。今ごろ、君は、あの公園で泣いていて。今ごろ、渡り鳥も、あの公園で鳴いているのかもしれない。

【No.≠150 フラワーズ】
その花は水の代わりに言葉を肥料にします。与えた話によって花の色、形、香りを変えていきました。150個目の言葉で透明な花が咲き、やがて枯れたあとに種を落とします。再び種を蒔いて、今、151個目の言葉を注ごうとしています。まだ見ぬ花が芽吹く瞬間を、誰もが待ち望んでいました。

【No.786 フリーフォール】
感情と浮力が繋がってから数年が経つ。嬉しいことがあれば体がふわりと浮かんでいく。幸せだけど貧乏な私と、裕福だけど不幸な彼は、何もかもを犠牲にして駆け落ちした。手を取り合って、自由な空をかろやかに泳ぐ。身分違いの恋だったけど、しがらみや呪縛から今、私達は解き放たれたのだ。

【No.787 自己肯定缶】
自己肯定缶が売っていた。千円と高めだけど何事もチャレンジである。なかなか入らないお札に苦戦して、取り出し口に引っかかった缶を意地でも取り出す。プルダブは頑丈で爪が剥がれそうなくらいだ。酷くまずい味にむせながらも飲み干すと、がんばった僕の心は自己肯定感で満たされていった。

【No.788 ネット依存症】
特に意味もなくスマホを眺める。新しい呟きが投稿されていないか。友人からのメッセージを見逃してないか。このままではネット依存症になってしまう。様々なホームページを訪れて、電子掲示板に書き込んで、対策アプリをいくつも導入して、一心不乱にネット依存症の治し方をネットで調べた。

【No.789 キリトリ線】
切り絵作家の記事が載っていた。命そのものを切り取ったような絵は、おぞましさすら感じる。「人間をモチーフにした作品がないのは、何かこだわりがあるのですか?」確かに、作家の切り絵は実在しない動物ばかりだ。本人いわく犬や猫と呼ぶらしい。「えぇ、私もまだ生きていたいですからね」

【No.790 ルックバック】
仕事を終えて電車に乗り込む。携帯から目を逸らすと窓に夕陽が映った。思えば私が高校生のとき、画面ばかり夢中になって、彼に手を引かれながら歩
いていたっけ。だから、不注意な私の代わりに彼は亡くなってしまったのだ。携帯を閉じる。目の前の青春より大事なものってなんだったんだろう。

【No.-131 命の名】
私は与えられた名前によって魂や姿を変えていった。今は『人間』という役割をもらって、形容し難い感情に名前を付けていく。「スランプはチャンス」と誰かが言っていた気がする。結局、物事は捉え方次第だ。もしかしたら漠然とした不安だって、まだ、名前がないだけの希望なのかもしれない。

【No.-132 夏夢】
毎日、決まった時間に昔の小説が届く。それは何の進歩もない私に現実を突きつけるためなのか、原石のような物語があったことを思い出させるためなのか。欺瞞も、焦燥も、泥濘も、憐憫も、怠惰も嘲笑も未練も後悔も連れ立って文章を書き続ける。いつか、ペンは剣よりも強いと証明するために。

【No.-133 コトバミツツキ】
言石の即売会に参加する。ほんのりとあたたかい文章。触れば傷つきそうな文字。磨かれる前の物語が一堂に会する瞬間が好きだ。感傷や鈍さが残る僕の言葉でも、誰かにとっては輝いているのかもしれない。今はまだ見向きもされないけど、会場には多くの人が行き交う。だから、いつかきっと──

【No.792 星の降る夜】
ベランダにお揃いのマグカップを用意して、ふたご座流星群を双子の妹と眺める。互いの手が冷えないように、手を繋ぎながら夜空を仰いだ。「流れ星が見えなくても、お願いしたら叶うかもね」けたけたと笑いながら、妹の瞳から涙が流れる。気付かれないように、そっと、僕達の行く末を祈った。

【No.795 命のお下がり】
姉よりも出来の悪い私に、両親は何一つ買ってくれない。洋服、おもちゃ、ランドセル。いつもお下がりで済まされた。姉が亡くなってから私は代用品の役割を求められる。心臓の病気を患っても両親は優しくしてくれなかった。ドナーの姉を殺したって結局、私は命のお下がりをもらうだけである。

【No.796 ネクローシス】
毎日が誕生日ならいいのになんて冗談を言ったら、友人が毎日お祝いしてくれるようになった。嬉しいけれど私の肌は、視界は、記憶力は次第に老いていく。毎日おいしい思いができる代わりに、日付が変われば歳を取る。たったの二ヶ月で八十歳になった今、死の淵で自分の浅ましさを思い返した。

【No.797 フレンドパーク】
ダーツゲームに挑戦する。景品のパジェロに目が眩んだけど、その国ではタワシが最高級品らしい。観客も「タ・ワ・シ!」と盛り上がる。僕の投げた矢は見事タワシ一個のパネルに刺さった。「今やタワシはパジェロを売っても百個しか買えないですからね」じゃあパジェロでよかったじゃないか。

【No.799 蝶の眠る】
夜に安らぎを求めている人は、朝に不安を抱いていないからだ。目を覚ませば必ず明日になっているという救いを、持てない人だって少なからず存在する。目を閉じたら二度と起き上がれない気がして。それでも、歓楽街へ繰り出す彼女が起きる夜を、それでも、どこかで綺麗だと思ってしまうのだ。

【No.800 レプリカント】
『最高に泣ける映画』『あなたは恐怖する』第三者が気持ちを代弁し続けた末に、自分で自分の感情を決められる人は少数になった。今では感情仕様書が手放せなくなる。表現に迷わなくなるのはきっと素晴らしいことだ。それでも、なぜか、心の澱から溢れてくる感情を何と呼べばいいのだろうか。

【No.-137 朝焼けと雀】
下北沢のライブハウスで歌っていたインディーズバンドも、今や恋愛ドラマの主題歌に起用されるまで有名になる。誰のものでもない抽象的な曲が、誰かの物語になってしまうのがこわかった。あれは確か、別れの歌詞のはずなのに。厄介な僕の感情をあざ笑うように、朝焼けの中で雀が鳴き始めた。

【No.-138 気持ちを着る】
ダイエットのために服屋へ訪れる。満服を着ればお腹が減ることはない。何をされても楽しい幸服。どんなことだって尊敬できる感服。気分によって服を選ぶように、今では服によって気持ちを選べる。こんなにも便利なのに納得いかないのはなぜだろう。ふと、試着している服を見ると不服だった。

【No.-139 ホープフィリア】
通勤電車の中に振袖姿の若者を見かけて成人式だと気付く。ふいに二つの着信音が鳴り響いた。急いで降りた青年が往く道と、気にせず話し続ける老婆の来た道が、願わくば一緒ではないことを願う。自分の意思で乗ったはずの電車が上りなのか、下りなのか。わからなくなったのはいつからだろう。

【No.-140 雲形定規】
僕が小学生のころ、雲型定規で曲線を描くと雲を生み出すことができた。悲しいときには雨雲が、友達に優しくできなかったときには雷雲が空に浮かぶ。大人になってから定規はどこかに失くしてしまったけど、不安を抱えても不思議な経験を思い出せば、僕の心には雲ひとつない青空が広がった。

【No.-141 日替わり定職】
仕事に迷ったら日替わり定職を頼む。割を食わされたり、苦虫を噛み潰したような感覚があれば違う職業を試せばいい。そうして自分に合った天職を見つけるのだ。ある日、友人が職券を渡すと誰もが嫌がる仕事を出されてしまう。作業を残すと思いきや終業まで働いた。「蓼食う虫も好き好きだろ」

【No.-142 レンタル彼女】
レンタル彼女の常連になっていた。料金は固定ではなく、選んだ女の子によって変わる。無邪気で、料理がおいしく、少し臆病な僕の彼女は最安値だった。楽しい時間を、涙が溢れるほどの幸せを与えてくれるのに。機械人形にレンタルした命を埋め込む。見た目以外は、亡くなった彼女そのものだ。

【No.-143 目的地案内人】
人助けの仕事に向かう。四六時中、国内外を問わず駆け巡るにはスタミナが必要だ。二人一組の作業で、負担になる方は先輩である僕が担う。大きなピンを持って、後輩の立つ位置から指定の場所まで全速力で辿り着く。ピン同士の間に張られたテープの色を頼りに、迷子を目的地まで案内するのだ。

【No.-144 ロストメッセージ】
言葉は誰かを傷付けるから、スタンプでのやりとりが定着した。日常生活も、感情表現も、単純なイラストのみで伝える。今では人の顔より携帯を見る時間の方が長い。ポン、とスタンプ音が鳴る度に大切な事を失っていく。頭から言葉がすり抜けていく。世界中で、ポン、ポン、と文字の残骸が──

【No.-146 命を紡ぐ】
目覚めたら知らない青年が立っていた。違和感を覚えて指を見ると赤い糸が垂れている。運命の、というやつなんだろう。青年の手が伸びる。心臓が脈打つ。「糸人形が意思を持つなよ。また失敗だ」赤い糸を引き抜かれると指がほつれていって、腕、肩、体が綻んでいく。頭、記憶が、ブツンと──

【No.-147 さんざめく凪】
「浦島太郎を竜宮城に運んだ亀はオスかメスか」絵羽模様の和服を着た妻が、砂浜で仰向けになっていたのは遠い夏の話だ。玉手箱を開けたわけでもないのに、気付けば皺だらけになる位の年月が経っていた。あの日の疑問に答えが出せないまま、誰も助けられないまま。後悔の形に、波がなぞった。

【No.-149 寝正月】
年越しカウントダウンに大勢の人が集まる。「3、2、1──」だけど、いくら待っても新年を迎えることはなかった。年末が繰り返されてから三日後、国中に緊急速報が流れる。「寝正月が目を覚ましたようです!今、この瞬間から1月4日になりますので、急いで平日の準備を始めてください!」

【No.-150 地図にない景色】
会社を辞めた翌日、地図を頼りに知らない街を散歩する。ふと、男性の肩がぶつかり舌打ちされる。嫌なことの連続だ。「落としましたよ」それでも、女性が本を拾ってくれてほほえむ。人生はまだ捨てたものではないのかもしれない。開きかけた地図をポケットに戻し、目的地は決めずに歩き出す。

【No.-151 雪葬】
雪合戦に興じる子ども達を横目に、まっさらな歩道へと踏み出せずにいた。綺麗なものは汚したくないくせに、少しでも濁ってしまえば気にしなくなる。私のせいじゃないからと『誰か』を言い訳にする浅ましさを、雪の中に埋めて消えたかった。白い吐息が揺れる。私の軽薄な命が、しんしんと──

【No.-152 言葉の外側】
空気を読む。先を読む。余白を読む。察しの文化と言えば聞こえがいいけれど、要は大切なことを濁しているだけだ。「諦めなければ夢は叶う」という妄想を信じるのに、何百ページの行間を読まないといけないのだろう。伝えたい気持ちは言葉にしないと伝わらないよ。なんて、声を出さずにいた。

【No.-153 生活は続く】
昔からどんな稽古も長続きしない私に、どんな仕事も長続きしない叔父が「俺達は『継続しない』を『継続してる』んだよ」と笑っていたの思い出す。延命治療を拒んだ叔父は命を繋がない選択をした。それはきっと悪いことではない。明日もたぶん幸せじゃないけど、それでも、私の生活は続く。

【No.-154 恵方に進む】
お皿を用意しながら、彼女が「恵方巻きは『ええ方マーク』が由来なのよ」と豆知識を披露する。日本発祥の文化に英語は使わないだろと茶化せば、気まずさをごまかすためなのか恵方巻きにかぶりつく。無言で食べ切れば願いが叶うという言葉を信じて。僕達の素晴らしき行く末よ、南南東へ進め。

No.-155 命だった
「このアイスケーキを二つに分けてさ、小さな方にイチゴを、大きな方にチョコプレートを乗っけたら、どっちに価値が──」「ねぇ、」命だったご馳走を前に、私達には今日があることを祝う。「溶けちゃうよ」「そうだね」ろうそくの火を消す。暗闇が灯る。「誕生日おめでとう」「ありがとう」

【No.-156 恋の一手】
高校の帰り道、幼なじみが急にグリコじゃんけんを始める。グーかパーしか出さないので僕の圧勝だった。けれど、ポケットから覗く小箱に気付いてとっさにパーを出す。チョキで勝った彼女が「チ、ヨ、コ、レ、イ、ト!」と頬を染める。あと、数歩の距離感。次に出す僕の手はもう決まっていた。

【No.-158 アンチノミー】
同棲も彼との別れで終わる。不要なものを捨てる度に、心の中に淀みが積もるのはどうしてだろう。思い出を分け合うと言えば聞こえはいいが、嫌いを押し付けてるだけなのかもしれない。私達でひとつずつ得たものを、私達がひとつずつ失くしていく。鍵を開けるのも閉めるのも全てこの手だった。

【No.-159 恋の魔法】
小学生のとき、天体観測中に先生が「今からやることは内緒ね」と微笑む。細い手が空を覆う。三日月が雲に隠れる。気付けば先生の手に黄金色の分度器が握られていた。あれはマジックだと思うけど、幼い僕には魔法使いに見えた。大学生になっても胸が高鳴る、先生にかけられた恋の魔法だった。

【No.-160 命を分け合う】
双子の姉とは高校生になっても仲が良い。なんでも半分こするほど私達は共有し合った。好きなお菓子、ファミレスの会計、嫌いな野菜、どしゃ降りの日の傘。彼氏だったものを森の奥深くまで運ぶ。泣きながら穴を掘る私の側で、姉は理由も聞かずに手伝ってくれる。「大丈夫、罪も半分こだから」

【No.-161 ノーチラス】
集落では年に一度、空っぽのコップから透明を飲む仕草をする儀式があると話す。満たすのではなく、失うのを目的にして心に流し込む。遥か昔、この場所は街だったらしい。集落を襲った『何か』を忘れるための所作だと言う。「風化するのは悪いことじゃないよ」溢れた涙から、潮騒の音がした。

【No.-162 恋の一口】
「ドーナツのまんなかをくり抜いたら鈴かすてらになるんだよ」バレンタインのお返しに、幼なじみから手作りの鈴かすてらをもらう。「二つが合わさったらあんぱんになるんだ」今はまだ微妙な距離感だけど、いつか、一緒になれることを信じて。ドーナツみたいに甘い、彼の片割れを口に含んだ。

【No.-163 まっさらな虹】
日々のやるせなさと、しがらみが光って宙を舞う。将来をテーマに作文を書きながら、足下に落ちた消しゴムを拾うと最高のボロボロ靴が視界に映る。「夢はいつか本当になる」って誰かが歌っていた。悔し涙に目が霞み、だけど前を向く。ポケットの中に隠した夢から、蕾がいつか花ひらくように。

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