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自薦140字小説まとめ⑨

【No.-164 課金小説】
施設から実験体の____ケンが脱走する。これも何かの____か。____テッドである俺も騒ぎに乗じて逃走を図った。弾を撃つ度に広がる____を払いながら、奪ったトラックのハン____を握る。堅牢な防護壁を突き破って外に出ると、久しぶりの太陽に目が眩む。廃村____には____の花が咲き誇っていた。

【No.-165 deconstruction】
「『幸せ』の語源は『しわ寄せ』なんだって」彼女いわく、いくつかの不幸を誰かに押し付ければ、大抵のことは幸せでいられるらしい。『幸せの背景は不幸』と誰かが言っていた気がする。「私の幸せは、誰かの不幸なのかもね」困ったように微笑む。彼女の悲しみの繭が羽化しないことを、願う。

【No.≠151 待ち人知らず】
紅葉を踏み鳴らしながら、私は無人駅で飼い主様の迎えを待っています。お手製の待合室は草の網目が荒いので、夜露が体に染み込みます。「冬を越えて、春を過ぎる前には必ず戻ってくるからね」あれから何年が経ったのでしょうか。飼い主様はまだ訪れません。私の被毛は涙で濡れるばかりです。

【No.≠152 残夏】
社会人になって数年が経つ。実家に干されていた夏服が、職場へと向かう私を見送ることはなくなった。代わりに、黒いスーツが記憶の中の白い夏服をより映えさせる。ふいに、もう子どもじゃないことを思い知らされた。どこかで蝉が鳴く。季節も、人生も、いつのまにか春を過ぎてしまっていた。

【No.≠153 夜ひさぎ】
月が大接近してから、少しずつ夜が長くなりました。今では朝が訪れることはありません。満ち引きの影響なのか、人類は眠りの淵へと沈んでいきました。彼が目覚めなくなってから、どれほどの時間が経ったのでしょう。夜明けの来ない世界で、今日も私は、瞳を閉じることに怯えるのでしょうか。

【No.≠154 白を凪ぐ】
苦しいことや辛いことがある度に、私は観光地の海岸へと赴く。さざ波の立つ気持ちで見つめる海の方が、おだやかに、透明に感じるのはどうしてだろうか。遠くの島に佇む灯台を覆い隠すように、雪がしんしんと降り積もる。溶けた水が海に流れて、空に還って、私の心と足下をやさしく濡らした。

【No.≠155 声の行方】
ひと夏の恋なんて呼べば聞こえは良いだろう。実際は欲に身を任せただけである。持て余した命を抱えて山へと踏み入った。あれから数年後、罪を償うために山を歩いていると、鹿の鳴き声が彼方から聞こえてくる。その度に悲しそうな誰かの泣き声と重なって、身勝手にも私の心は苦しくなるのだ。

【No.≠156 夢うつつ】
高校最後の夏、彼が深い眠りについてから数十年が経ちました。時の流れまで止まったのか、少年の姿から成長することはありません。今日も一人で夜と朝の狭間をまどろみます。夢の中の彼は私と同じ老人の姿をしていました。「過ぎ去った青春だ」と笑っています。夢だとは承知です。夢だとは、

【No.≠157 月の標】
人口問題を解決するために、もう一つの地球が作られました。第二の地球にはお金を積んだ者、上流階級、才能のある人間しか住むことができません。作り物の住処から見る月と、本物の地球で死を待つあなたが見ている月は同じなのでしょうか。あの夜、一緒に見た月が今は綺麗に思えないのです。

【No.≠158 標の月】
もうすぐ地球は終わりを迎える。けれど、偽物の星に住むことを僕は拒んだ。君と生きた街で、君と過ごした証を見届けたかったのだ。死に損だと誰かは笑うだろうか。空には月が燦然と輝く。あの夜も僕達の不安を静かに照らしていた。僕の見ている光と、君の見つめる光が同じであることを願う。

【No.≠159 色明かり】
モノクロの町に色生みの老婆が訪れました。「私は歳を代償にして色を生み出します。町が美しくなるのなら、私が老いることも気に留めません」老婆は顔をシワだらけにしてほほえみます。色を取り戻した町は静かに時間が動き出します。寿命を迎えた老婆の姿には、少女の面影が残っていました。

【No.≠161 漁り火の島】
あの冬の罪を償うために、誰からも忘れられた島で暮らしています。私のことを覚えている人はもういないでしょう。渡り鳥が私を見つけてくれるのを祈っています。海に浮かぶ漁り火よ、願わくば彼に伝えてください。私はここにいます。おばあさんになるころには、あなたに会えるのでしょうか。

【No.≠162 芽吹く青葉の】
部屋に引きこもってアイドルのライブDVDを眺めた。構成を覚えるくらいに、何度も、何回も。他人から見たら気持ち悪いだろうか。嘲笑うだろうか。それでも、僕と彼女を繋ぐものに縋ることしかできないのだ。薄暗い部屋の、明るい画面の中では、亡くなった妹の笑顔だけが眩しく輝いていた。

【No.≠163 深海症状】
観光名所となったダムに訪れる。数十年が経った今では、そこが集落だったなんて誰も知る由がないだろう。「君と過ごした場所で生きていくんだ」彼は退去要請に応じることなく故郷に住み続けた。命を捧げた彼の声が、放流に紛れて聞こえてくる。私の叶わない恋も、青春も、水底に沈んだのだ。

【No.≠164 心仕掛け】
私の頭を優しく撫でるあなた。怪我をすると直してくれたり、調子が悪いときは元気を与えてくれます。しかし、その度に私の『心』と呼ばれるものは乱れていきました。電子回路の異常でしょうか。感情機能の故障でしょうか。不確かな気持ちの原因は、アンドロイドの私にも理解できないのです。

【No.≠167 黄昏時】
世界から夕陽が消えて何十年が経つのだろう。特異環境が原因なのか、出生率の減少や自殺する者が増えていった。平穏は静かに失われていく。亡くなった人達の命を弔うため、秋の終わりには精霊流しが行われる。友人を、家族を、誰かを乗せた船の揺らめく光が、消えてしまった夕陽にも見えた。

【No.≠168 ネイビーブルー】
絵描きになるのが夢だった彼女を思い出す。水彩絵の具で汚れた顔や、ペンだこの多い手が印象的だった。絵を描く姿を見られた彼女が小さく笑って、小さく涙を流す。描き終えた絵にタバコの煙を吐きかける癖が嫌いだった。「私の絵は綺麗じゃないよ」と、ゴミ箱に夢を隠す彼女が大嫌いだった。

【No.≠170 波うつつ】
人魚が岩陰に身を寄せながら、小さな女の子に語りかけています。「私も昔は人間だったのよ。学生の頃は先生のことが好きだったけど、身分違いの恋だから諦めるしかなかったのね。だから、先生の側へと駆け出さないように、声を出して泣かないように、魔女にお願いして人魚にしてもらったの」

【No.≠172 凍りの時代】
「森の奥には魔女が住んでいて、凍える魔法を使って農作物を駄目にするの。だから、冬は贅沢をせずに慎ましく身を隠しなさい」それが祖母の口癖だった。すっかり耄碌してしまったと思っていたけど、やがて訪れる人生の冬に対して、私が強く生きられるように願った言葉だったのかもしれない。

【No.≠174 花冠の眠る】
投薬治療の影響なのか、彼女の黒い髪は少しずつ抜けていく。僕に用意できるものや捧げられるものなんて何一つなかった。せめて、白詰草で編んだ花冠を渡そうと思う。髪飾りが必要なくなった彼女の頭を、誰も救えない僕の弱さを、そっと隠すために。何の役にも立たない、その言い訳のために。

【No.≠175 蔓言葉】
祖母の家へ遊びに行くと、庭先にさねかづらが咲いていた。「昔は遠くまで蔓が伸びていてね。隣に住む男の子に蔓の揺らし方や回数で愛を送っていたの。まぁ、気付いてもらえなかったけどね」祖母の横顔が若々しく見える。私は蔓を揺らしながら、今では誰も住んでいない隣の家に思いを馳せた。

【No.≠176 秋あざみ】
娘を連れて妻の墓参りへ訪れる。出産してから数年で亡くなった妻のことを、娘は何も覚えていないはずだ。照れると白い肌が紅葉のように染まることも、頭を撫でる手が秋風のせせらぎのように感じることも。それだって娘の代わりに僕が忘れなければ、きっと、思い出の中で妻に会えるのだろう。

【No.≠177 文通タイムカプセル】
物置小屋代わりの旧校舎が取り壊されることになる。先生の手伝いで机の片付けをしていると、彫刻刀で掘られた歪な文字が目に入った。『あなたはまだそこにいますか?』過去の誰かが、未来の誰かに送った文通のようでなぜだか喪失感を覚える。「私はここにいるよ」と、知らない誰かに放った。

【No.≠178 凍る鳥籠】
大切な人の住む街が冷凍保存された。人口増加、環境維持、食料問題。地球が抱える全ての問題が解決されるまで、鳥籠のような防護壁に閉じ込めて街は眠り続ける。生命が凍てついていく光景を思うと心が擦り切れそうになった。叶うなら、あの人の思い出までも凍ってしまうわないように、願う。

【No.≠179 花を膿む】
自然症候群と呼ばれる病態により、彼女は植物状態になってしまった。名前の通り、体の至る部分が花に変わっていく。病室のベッドに彼女が横たわる。簡単に手折れそうな白菊となった左腕に、涙を落とせば元に戻るのだろうか。枯れないように、萎まないように。何度も、何度も、涙を流せば──

【No.≠180 路傍の月】
『わたしはつきからきたおひめさまなの』幼稚園で友達だった女の子を思い出す。けれど母親に尋ねても、アルバムを探しても女の子の存在は見当たらなかった。月を眺める度、確かにあったはずの思い出が揺らぐ。もしかしたらあの女の子は、友達のいなかった僕を迎えに来た幻なのかもしれない。

【No.≠181 白い夜明け】
家出した女の子を泊めた日の夜明け、初雪がしんしんと街を彩る。駅まで送る道すがら、女の子が羽織ったコートの汚れが、雪の白さと対比して目立っていた。店のシャッターが開いて明かりが漏れ出す。中を見てはいけない気がして、それは、知らない女の子を泊めた僕の罪悪感なのかもしれない。

【No.≠182 秋の甘さ】
好きな男の子が京都旅行から帰ってきた。お土産にもらったもみじの天ぷらは、塩漬けした葉っぱに、ゴマが入った衣をつけて揚げた伝統的なお菓子らしい。口に含めばやさしい甘さと香りが広がる。叶いっこない恋のような味だなんて。喉の奥に堰き止めている、彼への気持ちが溢れそうになった。

【No.≠183 春の病】
大学の卒業式が終わり、親しくしてくれた先輩達の姿を見つける。新たな旅立ちを祝福するべきなのに、なぜか私の心は騒がしく唸って輪に入れずにいた。声をかけず遠くから様子を眺める。一歩前に出そうとしたその足が、桜の花びらを踏まないように。誰に対して言い訳してるのかもわからずに。

【No.≠184 電解】
ネットの中には声も、性別も、名前も、年齢も知らない友人が大勢いたのに、今では誰一人として関わりがなくなってしまった。少なからず側にいた旧友ともすれ違って、傷付けて、失って。歳を取るたびに記憶が色褪せていく。あれほど親しかった友人達は、実はデータの塊だったのかもしれない。

【No.≠186 残夜灯】
大学の夏休みを利用して演劇合宿をすることになった。かぐや姫役の子に告白する機会を伺う。照明をうまく灯せたら。なんて、言い訳している間に練習が終わってしまう。神秘的な空気を纏う彼女は、いつもの朗らかな表情に戻った。後悔が夜に浮かぶ。月が隠れる。自分自身の手で光を落とした。

【No.≠187 真珠の涙】
彼女の瞳は涙の代わりに真珠が溢れてくる。金儲けのために親から暴力を振るわれて、毎日のように真珠を流していた。遠い日の記憶だ。彼女の頬を拭うふりして盗んだ真珠を、僕達の通う高校が建っていた空き地に捨て去る。彼女の泣き顔と僕の罪悪感が、秋風に吹かれてボロボロと流れていった。

【No.≠188 機械の心】
亡くなってから私は、機械の体に魂を注がれました。姿も、性格も、思い出も生前の私そのものなのに、夫は私以外の何かを映している気がします。永遠の命と引き換えに、急速に老いた夫は長く生きられないでしょう。あなたが私を忘れてしまっても構いません。けれど、それだけが哀しいのです。

【No.≠189 風ざわめく】
幼なじみの男の子から冒険に付き合わされる。高校生にもなってと呆れながら、私も浮き足立っていた。冷たい風が吹いて草がさらさらと奏でる。私の気持ちも風に乗って、言葉になって彼に届けばいいのに。男の子が私に向かって笑顔を浮かべる。さらさら、さらさら。茅と同じように心が揺れた。

【No.≠190 秘すれば花】
いつも幸せそうなあの子が暗い顔をする。「同じ班の男の子と一緒にお昼を食べるとね、嬉しいのにすごく苦しいの」彼女はそのことを不思議に思っているけれど、理由は誰にだって明白だった。なのに、今にも泣きそうな彼女の顔が綺麗に見えた意味を、慰めることもできない僕はわからずにいた。

【No.≠191 愛し芽吹く】
部活のメンバーや同級生達に、私が彼を好きだという噂が立っているらしい。ただの幼なじみなのに、勝手なことを言われて意識してしまう。私は彼の顔も、歩き方も、性格も、食べ方も、趣味も、人生観も、寝相も、話し方も、夢も、思い出も、昔から何もかも嫌いだ。……嫌い、だったのになぁ。

【No.≠192 雨しとど】
「さいごまでめんどうみるもん」あの約束は嘘だったのでしょうか。わたしにはいま寄る辺がありません。惜しむべきいのちがございません。ダンボールの中、汚い毛布にちいさく丸まります。からだを雨が濡らします。最後まで面倒みると約束してくれたのは、一体いつのことだったのでしょうか。

【No.≠194 星祭り】
昔はあんなにも好きだと言ってくれたのに、今では一年に一度しか会いに来てくれなくなりました。まるで織姫と彦星みたいね、という私の皮肉もあなたには届かないのでしょう。花束なんていらないのです。私は冷たいあなたが嫌いです。だからもう、悲しい顔でお墓参りに来なくてもいいですよ。

【No.≠195 不恋不愛①】
『不要不急の恋をしないでください。失恋病に罹る危険があります』今では恋を自粛しないだけで炎上する。国から一律で配布される恋愛観は軽くて、薄くて、使い回したくない感情だ。誰も悲しんでくれないのはわかってる。それでも、好きな人に会いたい気持ちは、私にとって必要不可欠だった。

【No.≠196 不恋不愛②】
不要不急の恋が自粛されてから、この国の失恋率は九割を超えた。今では恋愛支援施設に人が溢れて機能しなくなっている。誰かに優しくすることが不確かになった私達は、感情の行く末すらも失っていく。学校で、職場で、ネットで。生まれるはずだった無数の恋が、物語とならずに消えていった。

【No.≠197 知らないどこかで】
山登りをしていると、蔓で生い茂った小屋を見つける。伸びて、絡んで、移ろって。私の生き辛さに知らん顔をして季節は流れていく。そんな当たり前のことが少しだけこわかった。私の知らない場所で川が流れて。私の知らない場所で鈴虫が鳴いて。私の知らない場所で、きっと、誰かが自殺して。

【No.≠198 涙の海】
「海ができた理由を知ってる?始まりは一人の女の子だったのよ。失恋する度に流れた涙が波になって。いつしか、恋に破れた人達の悲しみを癒す場所だという噂が、生まれた風に乗って世界中に届いたの。色んな人達の思いが集まって海になったのよ。だから、海は塩辛いんだって。……なんてね」

【No.≠199 別れの朝】
「夜が明けたら僕はこの村を去ろうと思います」篝火の側で星を眺めながら旅人が告げる。これまで朝が恋しかったのに、夜が終わってほしくないと思ったのは初めてだ。ホットミルクの中に涙が落ちる。もしも、朝のない国で生きることができたのならば、別れの夜明けなんて知らずに済んだのに。

【No.≠201 泡沫の恋】
憧れの人と話をするために、魔女の力で人魚から人間にしてもらう。秘密を漏らすと私の身が灼かれるそうだ。でも、なんともおかしな話なのだろう。憧れの人を前にすると、誰にも話していないのに声が出なくなって、夢の中みたいに足が重くなって、体の内側から身を焦がすほどの熱を生むのだ。

【No.≠202 光を患う①】
仕事から帰るとすぐに、歓楽街で働き始めた彼女を見送る。きっと、知らない誰かとお酒を飲んで。知らない誰かに笑顔を見せて。知らない誰かに抱かれて。不安を掻き消すように「未来は明るいよ」と呟いた。それでも、僕達の距離感は影みたいに、夜の帳へと幽かに消えてしまうのかもしれない。

【No.≠203 光を患う②】
歓楽街で働き始めてから、同棲している彼と会う時間が少なくなった。夜、帰ってきた彼と入れ替わりで仕事に向かう。知らない誰かとお酒を飲んで。知らない誰かに笑顔を見せて。知らない誰かに抱かれて。彼に愛想を尽かされても仕方のないことだった。「未来は明るいよ」夜の帳にひとり呟く。

【No.≠204 ボイジャーレコード】
この世界では思いを声にした瞬間、記憶から言葉を失ってしまう。愛の告白も、出会いの称賛も、別れの挨拶も交わすことは叶わなくなる。それでも、君はまっすぐ「好き」と言ってくれた。きっと、君の、気持ち、きらきら、消えちゃうのに。口を開く。私も、最後の「好き」を最後の人に捧げた。

【No.≠205 羅心盤】
祖父の家から古いレコードを見つけた。針を落とすと鈴を転がすように歌う女性の声が流れてくる。その人のことなんて知らないのに、なぜだか懐かしい気持ちになった。繰り返し、繰り返し聞いて。声には雑音が混じる。レコードはすり切れて、繰り返し、繰り返して。本当の声を忘れてしまった。

【No.801 終末ボタン】
エレベーターに見慣れないボタンがいくつかあった。興味本位に▷▷を押してみると、ガラス張りの壁から覗く景色が二倍速で動く。◁◁を押すと逆再生に、□を押すと一時停止に。ふと、電源ボタンが目に入る。これを押したら世界は一体どうなってしまうのか。震える手で、ボタンを、視界が──

【No.802 影忘子】
昔、付き合っていた彼女は手を繋ぐのが苦手だった。代わりに手のひらの影と影を重ねて少しはにかむ。今では離れ離れになってしまったけど、僕の足下から思い出の影が伸びていると願う。空の右手をポケットに隠しながら、亡くなった彼女の影が汚れないように、雑踏の中を縮こまって歩くのだ。

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改めまして、秋助です。主にnoteでは小説、脚本、ツイノベ、短歌、エッセイを記事にしています。同人音声やフリーゲームのシナリオ、オリジナル小説や脚本の執筆依頼はこちらでお願いします→https://profile.coconala.com/users/1646652