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百人一首ツイノベ解説 #059
今夜は流蝶群のようだ。月からそっと光の残滓がこぼれて、やがて一匹の蝶へと変容する。いくつもの蝶が流れ星のように、群れを成す光景はとても鮮やかだった。ベランダで流蝶群を待っていると、彼から「行けたら行く」とメールが届く。その言葉を信じて、私は沈んでいく月を一人で眺めていた #twnovel
— 秋助/秋乃アキ@感傷リップループ (@akisuke0) May 6, 2020
No.209 流蝶群(百景 59番)
— 秋助/秋乃アキ@感傷リップループ (@akisuke0) May 6, 2020
赤染衛門
和歌
「やすらはで 寝ましものを 小夜更けて 傾くまでの 月を見しかな」
歌意
「来ないとわかっていたら、ためらわないで寝てしまったのに。待っているうちに、夜が更けて西の山に傾く月を見てしまいました」#百人一首ツイノベ
(注:和歌の歌意は今日マチ子さんの著書『百人一首ノート』から拝借しています)
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