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百人一首ツイノベ解説 #097
夕陽が溶け出して雨のように海へと流れていく。橙色に染まる海に足を入れると、つま先から足首にかけて皮膚の色も橙色に染まる。海の中を泳ぐと感傷的な気持ちが体を浸食していった。薄情なあなたの元へと駆けていかないように、声を出して泣かないように、このまま人魚になって沈みたかった #twnovel
— 秋助/秋乃アキ@感傷リップループ (@akisuke0) June 25, 2020
No.247 海に溶ける(百景97番)
— 秋助/秋乃アキ@感傷リップループ (@akisuke0) June 25, 2020
権中納言定家
和歌
「来ぬ人を 松帆の浦の 夕凪に 焼くや藻塩の 身もこがれつつ」
歌意
「いくら待っても来ない恋人を待つ私は、松帆の浦の夕凪の時に焼いている藻塩のように、身を焦がして恋い焦がれているのです」#百人一首ツイノベ
(注:和歌の歌意は今日マチ子さんの著書『百人一首ノート』から拝借しています)
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