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百人一首ツイノベ解説 #057
数年ぶりに故郷へ訪れると、遠くに女性の姿を捉える。髪はボサボサで目にはクマ。手は震えていて全体的に痩せ細っていた。「あ」と声を出すと、私に気づいた女性が驚いた顔で逃げ去っていく。小学生のとき、クラスで一番明るかった子だ。人違いだったのかなと、雲に隠れた月が辺りを暗くした #twnovel
— 秋助/秋乃アキ@感傷リップループ (@akisuke0) May 4, 2020
No.207 月の帳(百景 57番)
— 秋助/秋乃アキ@感傷リップループ (@akisuke0) May 4, 2020
紫式部
和歌
「めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな」
歌意
「久しぶりにめぐりあったのに、見たのが貴女かどうかわからないわずかの間に、さっと姿を隠してしまった。雲間に隠れてしまった夜半の月のように」#百人一首ツイノベ
(注:和歌の歌意は今日マチ子さんの著書『百人一首ノート』から拝借しています)
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