風が吹いて飛ばされそうな
こんにちは、秋乃アキです。
今回は私が子どものころから感じていたことを共感してもらおうかなと。
小学生のときに傘を差していて、強い風が吹くとなにかが飛ばされそうな気がしてすごく不安だったんです。それは傘とかじゃなくて、なんか、こう、言語化できない不安で。とにかく、なにか飛ばされそうな気になってすごくこわかったんです。
誰かに話しても理解されなくて、そんな気持ちを抱えたまま高校生になったある日、ブックオフのCDコーナーでスピッツの『楓』という曲に出会います。
『楓』の歌詞にこんな一文があります↓
風が吹いて飛ばされそうな
軽いタマシイで
他人と同じような幸せを
信じていたのに
と。そのときに心に溜まった澱がすぅっと溶けていくのを感じました。「あぁ、そっか。風が吹いて飛ばされそうだったのは、自分の軽いタマシイだったんだな」と。その曲を知ってからもあいかわらず不安はぬぐえません。それでも、軽いタマシイだけど離さないように、守れるように、必死になって傘を握っています。
ということで、今回はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました!
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改めまして、秋助です。主にnoteでは小説、脚本、ツイノベ、短歌、エッセイを記事にしています。同人音声やフリーゲームのシナリオ、オリジナル小説や脚本の執筆依頼はこちらでお願いします→https://profile.coconala.com/users/1646652